そして 前期をお務め下さる鴇田智哉さんは不思議な世界観で 絶大な支持を集める俳人のお一人でいらっしゃいます。 シュールな中のおかしみというかそうした普通の「私」が主語の俳句のひとみを街ブラ番組 NHKで言うと「世界ふれあい街歩き」のような…これは こうした街ブラ番組の視点 ひとみとは違って何か 防犯カメラみたいなねそんな広い視点を感じます。
非常に不思議な句でひょっとしたら作者自身の後ろ姿なのかもしれないなという感じもしてきてとても 魅力的な句でした。 核という言葉があるんで丸いイメージもちょっと あるかなと思うんですけれどもそうした 大きな宇宙の中の小宇宙のようなそういう感じがあってしかも これが「撮る」という言葉で結び付けられていて撮るというのは 今スマホとかデジカメとか あって非常に 会話するかのように撮るという行為が行われてると思うんですね。
「ひとみから俳句」今日は この映像をもとにこのシルエットを見てると 何か蛇腹みたいかななんて思いましてすごいなと思いました。 鴇田さん 俳句を初心者が教わる時は瞬間を切り取るものといわれます。 それに対してこの長い時間を詠むということにはどんな意味意義があるんでしょうか?長い時間を見ることで瞬間じゃない時に見えたものに気付く時があるんじゃないのかなと思うんですよね。