そして 前期をお務め下さる鴇田智哉さんは不思議な世界観で 絶大な支持を集める俳人のお一人でいらっしゃいます。 冒頭の鴇田さんの句もそんな一句でしょうか?「遠足が真昼の山に来てもどる」という句ですがこれ 私の句ですけれども読者として客観的に読むとまた遊んで そして帰っていったっていうようなそういった 長い時間が流れてると思うんですね。
非常に不思議な句でひょっとしたら作者自身の後ろ姿なのかもしれないなという感じもしてきてとても 魅力的な句でした。 核家族という言葉がここに出てくることが面白いんですけれども菜の花というと やっぱり広い 広がりの空間が思い浮かぶんです。
まさしく 映像でいうと水晶体が大きく映し出されていてそれが一面の菜の花に染まっていく様子をう大さんと私の特選も発表したいと思います。 本日 ご紹介した入選句とそのほかの佳作の作品は「NHK俳句」テキストに掲載されます。 「ひとみから俳句」今日は この映像をもとに鴇田さんに俳句を詠んで頂きました。 鴇田さん 俳句を初心者が教わる時は瞬間を切り取るものといわれます。