第71回 NHK杯テレビ将棋トーナメント 1回戦第3局 宮本五段×出口五段

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この番組のまとめ

宮本さんはですね まあ あの~見た目 見た感じすごい爽やかなんですけど奨励会で プロになるのに非常に苦労した方で本当に ギリギリ 負けたら退会みたいな一番を戦ってる苦労人なんですけどもそういう時でも ピリピリしてる時でも周りには そういったとこを見せずに穏やかに 本当に 接するような好青年でまあ あの~ 普及活動将棋教室や道場など 普及活動にもすごく熱心な棋士ですね。

大橋さんがよく四間飛車で穴熊対策として。 あっ宮本さんといえば本当にね三段リーグ年齢制限25歳なんですけどもあの~28歳でプロになったんですけど負け越したらそこで退会になるんですけどそれをですねまあ精神状態多分想像するだけで しんどいところを3年間も 耐え切ったという感じでこう見た雰囲気ではですね分からないと思うんですけど本当に すごい精神状態。

振り飛車の宮本さんの方は銀がまだね金銀4枚くっついた穴熊で堅くなることないのでここから飛車角桂でまあ飛車角でね相穴熊は少し珍しいイメージがありますね。 まあ あのやっぱり三間飛車で主導権を取るならば石田流と言われるほど主導権を積極的に狙っていく指し方でそうですね。 出口さんが8四飛車と上がりましたね。 角出はなかったので心配な方は9四歩を突いて8四飛車と上がればこの 宮本さんの9五角はないです。

あの まあ本当に 一歩持ってますからねもう この石田流の狙いの一つとして8六歩 同歩8五歩とこう打つとですねで 飛車が逃げるしかないですけどこの8六飛車と歩を取り返せばまあ 駒損もしないですしほっておくとこう8四歩8三歩成。 これで飛車が横に逃げると9六歩で9四飛車には9六歩で飛車が もう捕まってしまいますし下に逃げると7四飛車から。

まあ ただちょっと飛車が攻撃に使われるのでこの5二歩というのは非常に大胆な一手で。 本譜も5四飛車に7四歩取らずに同飛車7四飛車が厳しかったということで。 そうですねこの3七飛車というのが非常に狭い場所に移動するので意外だったですけども本当 そうですね。 と金が…振り飛車側はと金はもう本当に何枚でも作れるんですよね。 後手4四飛車。 飛車金金と。 飛車金金… が詰まり過ぎてて刺さってますね。 さあ ここで駒の損得実は まあ振り飛車側が飛車損なんですよね。

さあとはいえ出口さんも去年7割5分を超えるすごい高勝率で成績優秀者になられましたのでこういう少しねペースを握られる形も何度も 逆転して 勝っているかと思うので。 出口五段 3回目の考慮時間に入りました。 後手3三飛車。 3三飛車はねこう 3二歩を防ぎつつ。

これ まあもちろん4六桂4七銀からの攻め合いを狙った手なんですけどと金…「5三のと金に負けなし」という格言があるように5三のと金も非常に大きいですからね。 宮本五段8回目の考慮時間に入りました。 宮本五段 9回目の考慮時間に入りました。 そういったことを この考慮時間で考えていらっしゃるんですね。 3六歩同銀と取ると4六桂が激痛ですね。 出口さんといえば軽快な攻め鋭い攻めのね…よりも3六歩と突くような結構軽快な攻めをう~ん まあ 読み切られたのかなっていう嫌な予感のする手ですね。

で 後手玉は詰めろはちょっとかからないですかね。 ということで詰めろがかからないということでこのと金が間に合えば勝てるということでまあ再生工場ですね。 これが穴熊特有の…。 今の4二銀から3二金打ちの判断は非常に穴熊として…。 あの 何が違うかっていうと先手はと金がなくなった状態の時は飛車角で攻めたので再生…金銀ではじかれて再生されたんですけど。 2八銀打ちと打ったりとかして再生できるんですけど。 やっぱり 1枚でもね 詰む詰まない枚数確認すると本当に大変なことになるので。

後手6八飛車。 どちらもちょっと受けたいんですけど受ける駒がちょっとまあ 金だと2八金だと3九銀不成と来られて詰めろが一手一手のですし4九金も同銀とタダですのでまあ ちょっと受けがないということでちょっと攻防ともに見込みがなくなりましたので投了もやむをえないかなと思います。 はい やはり お互い こう振り飛車を熟知した者同士でまあ 序盤戦 あの~ そうですねスペシャリストの宮本さんがうまく戦機を捉えて参考になる手筋の攻め方でペースを握ったところもあったかなと思ったんですけどもはい。

あ~ 7四歩で 同飛車で取られた時に何か 角が浮いてるんでどうかと思っちゃったんですけど。 そうですねこれは同飛車でいいと思いますね。 振り飛車らしいですね。 対局中この2五桂最後の2五桂がちょっと分からなかったっていうことですね。 普通に 飛車打っちゃうと角が 負担ですので。 少し形勢の方でも少し5二歩で居飛車に少し振れた感じだったですね。 多分 本譜ちょっと飛車を引かれて結構 堅いのうっかりしたというか。 この飛車が 何か ちょっと。

角打って飛車を行って歩取ってがぴったりな感じもしますしじゃあこの辺りの形勢判断は。 まあ 一応味よく 馬は使えるので何となく振り飛車調子いいのかなという感じでは。 とするとじゃあ この8二飛車打ちが当然の一手に見えたんですけども意外に単に4二歩とかの方がよかったですかね。 これだと3三飛車に もう4一歩成と成って攻め合うっていう手も。 まあ でも ここは3三飛車が見えてないんで。 いや でも3三飛車が いい手だったですね。 同飛車も同金も両方あると思ったんですけど。

そうですねまあ 何かこの桂馬を取られる展開にしたくなくて。 これで飛車が逃げてまた 桂馬を取られて…。 ここで持ち時間がちょっと…考慮時間がね1分になったので本当はここ4三香と攻め合うか4九香と受けるか。 何か 桂馬の方は渡したくないかもしれないですね。 桂馬は 4三桂で いきなり…。 桂馬の方が怖いですもんね。 う~ん 確かにこれで まあ桂 同香同歩なら 先に桂馬打たれちゃうんで。 ああ まあ桂馬を4六だとまあ 同香ですかね。 桂馬をこう打ちにくくしてるっていうところも勝ちをちょっと見切った感じですか。