お互い 経済活動をするのは同じなんですが「合本主義」の方は もう頭に 「公益を追求」という言葉が出てくるんです。 更に このために とにかく幅広く人 モノ 金 知恵みたいのを集めて事業を営んでいこうこう考えたのが 「合本主義」なんです。 さあ なぜ渋沢は経済活動に公益という視点を持ち込んだのかを見ていきましょう。
ただし こうした武士道精神の強調は文化の異なる国と対立を生む可能性があることも海外経験が豊富な渋沢は気付いていました。 「日本人なんだから 武士道だ」までで終わっちゃうとちょっと極端なんですけどそのあとに 習慣の違う国とか価値観の違う国があるからそれには フィットしなきゃいけないしきちんと踏まえなさいというとこまで行くとああ ちゃんと バランスやっぱ取れてるんだなっていう。 どうも渋沢栄一が給料をもらっていたのは第一国立銀行のみだったらしいんです。
渋沢栄一は 独占が嫌だったんですね。 で実は この対談にはもう一つ 対立点がありまして どうも…渋沢栄一は それはできないって断ってるんですね。 渋沢栄一にはこれとは逆のエピソードもありまして渋沢栄一が ある会社のまあ 当時でいう社長をやってた時にそれを追い落とした部下がいたんですね。 渋沢栄一は もう 実業界を作って日本を強く繁栄させたいと思っていたので別に 自分とか 自分の一族が儲けたいと思っていないのでもう どんどん手放していくんですね。