♪~「NHK俳句」の時間です。 日本史や競馬の知識など多彩な趣味をお持ちですが前回 「NHK俳句」に出演して以来俳句を作り続けているそうです。 同じ季語 背景 風景 ものを詠むことによって俳句ということはちょっと消して頂いて想像力って何かなと 素朴に考えますと妄想するとかねあんなことや こんなことをいろいろ 頭の中で考えるっていうね人間の頭や心の働き そのものだと思いますのでそれをどうやって俳句に取り込んでいくかという辺りをいろいろと考えていきたいと思います。
また 今日のテーマの「時間と想像力」にぴったりの俳句かなと思いますね。 この句は 年齢ですね具体的に四歳 七十歳という数字を そのまま使ったわけで思い出す俳句がありましてこの ほのぼのとした感じが伝わってきますね。 以上が入選句でした。 ここからは 馬治さんと私で本日の入選句の中から一番好きな句を選んでみたいと思います。 この9句が 本日の入選句です。 馬治さんは どの句を選びますか?どれもいい句で 迷うんですけれどもね私は この1番の「珈琲と植物図鑑 窓日永」というのを私は 9番です。
この句はですね壁に映る大黒天の影が時間とともに淡くなっていくという句です。 確かに馬治さんのおっしゃるようにちょっと 「巡礼向かふ尚一寺」っていう辺りが少し かぶさってる感じがありますのでそこをね ちょっとすっきりしたいと思いますのでまず 「向かふ」を消してみましょう。 この「大黒天」の存在感。 「大黒天」で色が出てますもん また。 これ 「大黒天」だから いいんですよ。 大黒天がいいんです。