今回は 1986年度 前田祐司先生が優勝した戦いを振り返ります。 今回は 1986年度 前田祐司先生が優勝した回を 振り返っていきます。 すごい!更に 前年に 中学生棋士としてプロデビューしたばかりの羽生善治先生も今回 NHK杯初出場というところでした。 あまり 盤 挟む機会は少なかったんですけど熊本県出身の唯一の棋士として知られて早見え 早指しそして トークも明朗な方なので1986年度本戦2度目の出場となった前田祐司当時七段はNHK杯戦に特別な思いが。
谷川先生を ちょっと… そうですね迷わせた 勝負術だったりそして 中原先生にも勝たれて 準決勝から決勝に進出された ということで。 決勝戦が どうなったのか気になるところです。 じゃあ それでは決勝戦の様子を ご覧ください。 相手は 終盤の魔術師の異名で知られる…決勝戦に臨む 心意気などいかがでございますか?大一番でもひねり飛車に命運を託します。 決勝戦で まさかの千日手。 NHK杯の優勝から 35年現在 67歳になった前田さん。 で 8四飛車ぶつけて飛車交換ですね。
まあ そうですね飛車交換なったときにこの角のラインをあらかじめ受けるような手ですね。 そして 後手は9四歩と突きまして9六歩9二香と。 この角が こちらの飛車のラインを狙いつつ将来的にね3四角とか2五角とかこっちの方にも利いてくるんでかなり使えるよという角になります。 これで 例えば6五歩と こう取ったりすると7四角成とね飛車を…飛車取りと当てまして飛車が逃げて6四歩みたいな感じで。
はい 6五歩と取るんですけれども取らせたことによって左桂が さばけます。 もう一見すると振り飛車の左桂もさばけてね馬も できてますからなんか 絶好調に見えるんですけれども藤井聡太さんもですねこの角のラインとですね端を絡めたりしてギリギリで均衡を保ってますね。 同香 同香成これも難しかったんですか?難しかったですね。 これは取りますともう単純に歩が いっぱい持ってますんで1五歩同香 1六歩みたいな…。 同香同銀。 飛車金両取りですね。