第71回 NHK杯テレビ将棋トーナメント 準々決勝第3局 佐藤康九段×深浦九段

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この番組のまとめ

1回戦は 都成竜馬七段に2回戦で 藤井聡太竜王3回戦では 広瀬章人八段に勝ち準々決勝進出を決めました。 まずは 先手となりました佐藤九段ですがどのような印象をお持ちでしょうか。 佐藤九段の印象は いかがですか。 佐藤九段の指し回しの対応へ正直 困っていますとおっしゃっていましたね。 また あの~ 佐藤九段の指し回しに振り回されないようにそうですね まあ やっぱり自分のペースをというんですかねまあ そのあとは 中終盤でねじり合いの局面からどちらが先に抜け出すかというところが見どころだと思います。

あの~ まず佐藤九段が序盤で6六角と工夫をしたのに対し今度 深浦九段も6三銀 7二金8一飛車とまあ ちょっと珍しい形でえ~ まあ工夫したというとこですね。 このお二人なんですけれどもこれまでに 51局 対局がありまして佐藤九段の27勝 深浦九段の24勝という結果になっていますね。 まあ あの~後手の方はえ~ まあ桂馬跳ねてこっちから 割と攻撃形作りたいのでまあ ちょっと王様を いずれ遠ざけたいかなっていう気持ちあると思うんですけど。

これは まあ5筋を 後手が突いたことによって今度は8九飛車5九飛車っていう筋ができたというふうに考えてそちらを戦場にしようという手ですね。 先手も6八金というのはバランスを重視した手なんですね。 そうですねまあ 6八こっちに金寄せて こう飛車を引けばまあ相手の角の…角を打たせてという深浦九段持ち時間を使い切りましたのでこれより 一手30秒未満でお願いします。 こう バランス型の将棋自体が最近 すごく増えてはいますよね。 そうですね結構 まあバランス取って王様薄いというのも負けやすい一面もあるんですよね。

先手8九飛車。 先手も 次はバランスが崩れるんでまあ その前に後手は 何を一回 指しておくかっていうので。 なので 結構 重要な局面ですよね先手にとって。 結構 実戦でやってるとまあ 後手に攻められてるわけでもないのに自然に困ってしまうという時が たまにあるんですよね。 先手5九飛車。 う~んそうですねまあ8九飛車と…あっ 8一飛車ですかね6五歩と突いた時にえ~あの~狙われる可能性があるんですね。 玉形は 先手堅いので手が作れれば。 先手9五歩。

後手6五歩。 先手は 現状歩切れなのでどう攻めをつないでいくのか。 先手7五歩。 後手 7五同じく歩。 まあ9五香…同香9二角みたいな筋があるんですね。 私も 何か右玉で…佐藤九段との将棋でまあ 攻め合いが利かなくなってるんですよね。 まあ 佐藤九段の方としては予定どおりという感じなんですけど。 まあ 9五香走れば一応 攻めはできそうですけどちょっと まあ 香損するんで。 そうですね まあ 深浦九段にしてみれば敵討ちみたいな感じなんですかね。

先手9五桂馬。 深浦九段 4回目の考慮時間に入りました。 先手の銀冠がしっかり残っていてどこから後手は攻め合っていくのか。 先手 2五同じく桂馬。 後手 2五同じく桂馬。 先手6四歩。 まあ先手の方も9三に香成ってくのか9二に成ってくのか。 佐藤九段 6回目の考慮時間に入りました。 上から2四桂馬という受けつつ攻めも見ている。 まあ ちょっと もうごちゃごちゃしてる将棋なんでちょっと盤面に どれだけ駒がいるかが結構に重要になってくるんでまあ 先手先手で駒をはってきたいっていう感じですね。

本当は2四桂も打ちたいんですけどちょっと少ないんでまあ 躊躇するというかまあ打っていいかどうか分からないところですね。 先手3四桂馬。 2枚の桂馬が急所に来ていますが後手は。 この瞬間先手は手番ですけれど。 ここは考慮時間を使って考えますが。 8七金6七歩みたいな角を取りに行くのもちょっと浮かびますけど。 先手6九飛車。 深浦九段 6回目の考慮時間に入りました。 まあ 3七歩と 後手の方は 打つ手は結構 先手にとっては嫌な手ですね。

これ まあ4八に 角成られるとまあ 結構厳しいですね。 深浦九段 8回目の考慮時間に入りました。 先手6五飛車。 まあ これは香車打たれると飛車は詰んでしまうんですけどまあもうしょうがないってことですね。 まあ6六飛車3四香も結構厳しいんで。 佐藤九段が 最後の考慮時間を使いました。 まあ 佐藤九段の方はまあ 7四歩と打って 勝負に行くのかまあ6六飛車でもうちょっと頑張ってみようと指すのかですね。 先手3五飛車。 3五飛車と。 あの~こういう手が来た時は時間があってよかったなと結構 思いますね。