先日 羽生九段が順位戦Ａ級から降級してしまったのが話題になりました。 羽生九段は 名人含めＡ級在位 連続２９期でしたがこれは 歴代４位の記録です。 今日は 相手が 木村九段 今回６枚落ち ということですけども６枚落ち どうですか？練習とか してきましたか？たくさん練習しましたね。
いよいよ 木村九段の判定結果です。 続いて 戸辺先生の将棋講座です。 今回はですねそんな出場決定戦の中からですね西山朋佳さんと 渡部 愛さんの将棋を解説していきたいと思います。 西山朋佳さんなんですけれども非常に パワフルな攻めが持ち味でそしてまた こう テンポのいいね早指しが魅力的ですよね。 そして 居飛車の渡部 愛さんですけれども 非常にこう研究が深く行き届いていましてそれではお願いします。
なのでこのあたりの手数計算が非常に重要で２五歩 あるいは２五桂が跳ばれる前にちゃんと計算して１一玉と こうね潜るっていうのが大事になってきます。 こうすれば ５四歩の手が王手にならないので安全ですしあとは 居飛車から２四歩と打って桂馬をね 取りに行く手が狙えますので 安心ですよね。 このあたりの居飛車のね右の銀。 これが最近のね居飛車党のねまあ 技術ですね。 バランスはいいんですけれどもやっぱりこう居飛車が４枚で金銀 固まりますので。
次の手が７二飛車。 ７二飛車と寄ったんですけどこれ なんか 初めて見たらもしこれで６五銀と出てくれば６四歩と突きまして同銀には６二飛車がありますね。 で 居飛車は８二飛車と寄りましてあんまりこう中飛車にこだわらない。 こういう場合はもともと中飛車なんですけれどももう アマチュアの方でも相当な腕の方ですよね。 ８九飛車と こう引いておくのは戸辺好みで飛車をまた こう下でね使いやすいとかもあるんですけれども実戦は西山さんはですねちょっとこう相手の動きを誘って５七角と引きました。