３回戦では 郷田真隆九段 そして準々決勝は 千田翔太七段に勝ち準決勝進出を決めました。 そうですね まあ 松尾八段は基本的には 居飛車党なんですけれどもまあ 振り飛車も指されますし本当に いろいろな戦型を指しこなす棋士ですね。 では 後手番の深浦九段はいかがですか。 あの～ 居飛車党本格派でしてあと 深浦九段 棋風 やはりえ～ まあ 粘り強さっていうのはまあ ただ 鋭さも併せ持ってる本当に 強敵だなと思ってます。
まあ あの～後手だけ 一歩持っていますのでこのまま 自然にお互い 駒組みが進んでいきますと後手の方がポイント挙げた序盤戦ということになりますので松尾八段の方としてはこの陣形の良さを生かしてどこかで こう先手番らしくですね攻めていきたいところなんです。 そうですねあの～飛車の横利きも止まりましたし６六角や５五角といった角交換したあとに角打ちの傷もあるのでまあ先手は このタイミングで攻めていきたいというところだと思います。
そうですねええ ４五桂松尾八段が今決断されましたのでこれは もう局面が収まるということはないような気がしますね。 この桂交換して角のラインも消えていますしまあ 先手から２四歩同歩 同飛車と交換する筋もまあ消すことができる。 はい これまで １５局 対局がありまして深浦九段の７勝松尾八段の８勝となっています。 松尾八段残り５分です。
また まあこの局面までは 形勢はともかくやはり 松尾八段が ある程度 誘導して選んでいる局面 展開だと思いますのでまあ 松尾八段のペースと言ってもいいかなと思うんですけれども。 松尾八段２回目の考慮時間に…。 深浦九段 １回目の考慮時間に入りました。 はい 深浦九段も考慮時間を使われました。
まあ 銀は取られても７二香成同金のようにまあ 銀は取られますけれどもまあ それほど痛手にならないですからね。 結構後手としては厳しいですか。 そうですね これ平凡に こう７九とのように銀を取って攻め合いますとねこう ６二とと王手をしてまあ 同玉ならまた７二香成と取られてしまいますし。 まあ少しでも 先手陣を乱しておこうということですね。 あるいは先手も 飛車を逃げずにもう７三歩成と踏み込む手も考えているかもしれないですね。 ７三歩成２九角成６二とというそういった踏み込みも考えてみたいところです。
７九とと銀を取る手はもちろん自然な手なんですけれども８七飛車成と成り込んでいって５六角と出る筋もかなり迫力があるんですよ。 ５六角と出たあと６七竜と回る筋と飛車取りの両狙いありますからね。 後手８七飛車成。 まあ 先手はやはり４四桂の王手は打ってみたいところですけれども。 はい 今８七飛車成としたところですね。 飛車を成って次に ５六角と出る手が飛車取りと６七竜を狙ってまあ 非常に厳しい手になるので先手は何か まあ受けるかもう攻め合いでいくかというところですね。
深浦九段 ９回目の考慮時間に入りました。 これは深浦九段困ったかもしれないですね。 ちょっと こう深浦九段も下を向いて。 はい そうですね相掛かり戦から進んだんですけれども まあ松尾八段が積極的に４五桂と跳ねて仕掛けていく形になりまして。
まあ あの～４四桂から５二銀と打って眠っていた馬なんですけどね本当に勝つ将棋というのはよくできているものでして馬が 最後大活躍して決め手になりましたよね。 本当松尾八段の鋭い棋風というのが存分に出た一局だったかなというふうに思います。 ７四歩もあるかなとは思います。 あ～ ７四歩ですか。 桂か 何か８六歩かこの近辺で動いてまあ 桂馬を入れるかとか分かんないですけど。 う～ん いや そうか そうか いや６四歩のバージョンはあんまり考えてないんですけど。 あ～ でも そうかさすがに無理か ６五歩ぐらいで。
村山流で。 村山流か。 それが一番怖かったですね やっぱり先手で 角打たれてしまうんで。 何か ６五角辺りから 少し松尾八段の方に振れてきたような感じだったんですけど何か もっと直接的な攻め合いとかの順もありましたか。 じゃあ４六歩打たないってことですかね。 あ～ 確かに 結構 単純になると結構 迫力ありますかね。 あ～銀取るところで６九角ですか？同香成の時ですか？あ～ すいません。 でも引いて ４六歩打たれたらやっぱり嫌なんですか。