夜店に行くといろんな色がありますしいろんな もちろん季語もありますし。 それらを詠むことで 一句は作れますよということでそれで ちょっと 季語を見分けて頂こうということです。 どれぐらい季語の力があるか ちょっとクイズで試してみたいと思います。 じゃあ サンダルだったら夏の季語だと。 確か 「サンダル」は夏の季語だったと思う。
でも 夏帽子って やっぱり「夜店」そのものが夏の季語なので例えば「夜店のかき氷」だと 季語が重なります。 「金魚」そのものが夏の季語なので「夜店の金魚」と詠むともう そこで季語が重なっていますよねというようなことでせっかくなので 夜店を詠むときには季語 重ならないでさあ ここで桃沢君にはですね夜店の俳句を作ってきて頂いたということでございますけれども。 この「くすむ」はマイナスイメージの言葉だからだから もうちょっと夜店の明かりが にぎわっている。
そして 今は 硬貨を握っていくことはないんだけれども夜店へ行くって言ったらお父さんとか お母さんにもらった僅かなお金を「手の記憶」っていうのがよいと思いました。 さて 井上さんの三席を発表頂く前に私と桃沢君の特選も発表したいと思います。 で 何か 実際 字面で見たときも「銃身」っていうちょっと 怖い言葉から始まって「夜店」っていう言葉の取り合わせとすごくバランスがとれてて美しいなと思いました。