第72回 NHK杯テレビ将棋トーナメント 1回戦第15局 西田五段×伊藤匠五段

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この番組のまとめ

はい 伊藤五段は え~攻守のバランスのとれた棋風で今期NHK杯戦への意気込みをお願いします。 ただ あの~四間飛車にする場合もあるってちょっとにおわせていましたけどまあ 恐らくねそれはあの~西田五段序盤の早い段階で端歩ね1六歩と端歩突きましたけどもうすぐ受けるだろうと予想に入っていたので三間飛車を恐らくやるだろうというふうにね予告したんだと思いますね。

するぞということなんですが最近 このね石田流の構えが まあ石田流がねえ~ まあ有力だから時代とともにこう 流行が変わるのでなかなか説明しにくいんですけどね一昔前だったらこの7筋交換がありますからこれは深いね。 はい と金を作ればまあ銀損の代償ね あの~取り返せるという後手の主張といやいやそれでも先に銀を取ってる方が大きいですよという先手の主張の戦いですね。 さあ 今期のNHK杯戦はAIの形勢判断に加えて3通りの予想手が左上に表示されています。

後手7二飛車。 西田五段はね 攻める振り飛車党ということでしょうかね。 相手構わず 振り飛車をやるというタイプなのでまあ その方が あの~ まあこちらとして…こちらっていうかね私もそのタイプなのではい あの~中途半端に居飛車やんない方が見てて落ち着くんですけどね。 こう修業時代から西田五段はずっと 振り飛車を指されていたということですのでそれこそあれじゃないですか藤井先生の将棋を見て勉強したりっていうのは絶対あったと思うんで。 振り飛車党といえば やはり藤井先生ですからね。 後手8二飛車。

まあ これで8二馬なら5九とで8九飛車があるからどうせ逃げる一手ですよねってことなんですけど。 先手5七飛車。 8九飛車成はい。 8九飛車成。 これで4二銀と6四馬の交換が後手は伊藤五段はちょっと得になってると見たんですけど確かに 出だしがマイナススタートですもんね。 でもね伊藤五段はねあの~藤井聡太竜王と同い年でしたっけ。

5八と 同金同桂成同飛車でさっきやりましたけどね。 予想手では3三金寄る手同金 取る手…。 同金 同桂成から 4七銀と打たれるのが。 いや いつもね 振り飛車が大体 最初からマイナスだからあの~そういう反撃というかね互角なら 振り飛車よしっていうことにしないとバランスがとれないんですよ。 同桂成 同飛車4七銀と打ってきますね。 5八同飛車ですよね。 で 飛車 まあ6六角を打つかえ~ まあ4七銀ですが…。

4七銀なら3二銀成の時4四桂が詰めろなのでね3二桂成以下はね。 伊藤五段4回目の考慮時間に入りました。 考慮時間 まだ 残り6分残していますね。 で まあ 金持ってるんで4二金とか打てばまあ こうまだね すぐに寄るわけじゃないんですけど何か こう 飛車回ってバ~ンと こう角を取りながら寄せるって筋が出てきちゃってますんでこれが マイナスにならないように気を付けなきゃいけないっていうね。 西田五段 9回目の考慮時間に入りました。 考慮時間 少し離れてきましたね。

もしかしたら1六歩取り込んだら最初は1八歩のつもりだったけど1三歩のあとのいい手見つかっちゃうかもしれない。 同桂 同桂成同香でもう一回打ったら危なそうに見えて大丈夫だったりする?4 5 6。 う~ん 何か全体的に見渡して局面を先手 歩なくなっちゃったしえ~6八飛車を消しながらね馬を作ってあの~って思ったら何 これ違うじゃない。 まあ 先手あの~飛車が手に入ればまあねあの~ 全然違いますよね。 ええ こう形勢がよくなったというこう確信のもと指したと思われるんですけどあ~飛車引きがあったか…。

まあ それで千日手模様にちょっとなるかもしれないですけど寄せきれそうな気はしますけどね。 千日手になんないと思いますけどね。 でも ちょっと千日手模様にしばらく時間稼ぎの意味も込めてね。 はい 少し千日手模様が少し繰り返されますね。 時間がなければ千日手かな。 これはあの~3一金打って千日手じゃないですか。 部分的にはね5一金と銀取りに打ってそうすると3一に 金打つじゃないですか。

いや~これだと千日手の流れですよ。 ええ まあ これで4三に香打っていくのも厳しいんですけどそれも どうせ千日手模様なんです。 で その瞬間7九飛は4二香成が後手玉詰めろだから打ってる暇ないので4三香まあ 何か4一に銀か金か何か打って4二香成から4三銀4一香みたいな感じですね。 いつ打開するんだ?より こうねさっきよりも千日手になりやすい局面になってるけどな。 まあ でも居飛車 対振り飛車はね常に終盤戦は千日手になりやすいので。 もうこういう局面になっちゃったらもう 千日手千日手だって感じでね。

同一局面が4回で千日手成立。 そう 同一局面という全くね 全くの手番もね盤面の配置も持ち駒も全部同じ局面が4回出現したら千日手ですから3回目までは許されるんですよね。 香車だと3二金同金の時やっぱり香車浮くから8一飛成が有効になってくるけどしかし…。 いや これは千日手濃厚ですね。 それは千日手ですね。 千日手になりますか。 そうか…えっと4二に香車がいる図面で8一飛成ってやると6一歩って手があったかもしれないですね。 次で 多分千日手成立だったと思うんですがここで打開しましたね。

形勢判断は先手に81%とここで 大きく広がりましたが。 同金は同銀 同銀5二飛成の時がう~ん まあ受けにくいと。 どっかで8一飛成が有効になるっていう。 銀2枚ですと相当 受けづらいですもんねう~ん 同金4三銀 4二…3一金もう一回取って4三金で銀受けて。 で 後手の金が4二の銀になった瞬間5二飛成みたいな筋がえ~実現するかもしくはここで桂馬を取って…。 1四香打とかやったらそれはおかしいから。 先手 2六銀。 1四香打が詰めろになるんですね。 この瞬間に1四香打ですか。 4三桂は3二金かわして大丈夫と。

4四桂は4三金と取れば大丈夫ですね。 まあ3一竜か同銀成か。 4三…銀で取ると同銀成 同金3一竜で決まりますね。 4三金と取って同銀成同銀の時3三金同桂 3一竜とかね。 後手 4三金。 一応 先手玉まだ 一応絶対詰まない前提でいいんですかこれ。 で4三銀成は結構厳しいんですけど4四馬で桂馬外して桂馬が入るから先手玉詰んだりする可能性ありますね。 これ 結構実戦的には後手嫌だけどね。 ええ4四馬はまあちょっと先手玉詰まないとやりに…。 とはいえ後手玉に現状詰めろだし。

先手3二金打。 うん?うん?詰むってことかじゃあ先手玉が。 3一成銀の時に1七… まあ何らかの先手 4四金。 3一成銀だと危なかったんですか。 1七金か1七歩成…1七歩成同歩同香成同香 同香成同銀 同…う~ん。 5五じゃなくてもう 7七辺りに捨てちゃえばそのあと3一成銀で。 なのでもう これは開き直って3一成銀で一応どういうふうにあの…。 これ 先手玉ぱっと見まだ 相当広いですもんね。 1七に 桂が来た瞬間1六桂っていうのは逆王手とかになる筋があれば先手も希望は持てるんですけどね。

飛車と金2枚ずつあるので。 銀取って飛車は4七玉の時にいや…7七飛車…。 飛車はね結構ギリギリで怪しいですね。 さあ 横から飛車打つか。 5六飛車はね6七玉でちょっと怪しいんですよ。 後手 5九飛車成。 7七飛車か。 7七飛車で。 いや でも4五は…あっ7七飛車で合駒させて4六金と打って普通に追っていくと確かに4五のルート入られると…。 あ~ この飛車打ちが見えてたんだね。