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愛知県豊橋市付近に上陸したあと、関東や東北南部を縦断し、現在は岩手県付近を北上しています。 台風18号は、記録的な大雨をもたらし、京都や滋賀、福井で、特別警報が発表され、大きな被害も出ていま風が若干吹き始めています。 手前に見えるプレハブの建物、これは大船渡屋台村といいまして、仮設の飲食店街なんですが、きょうはお昼どき、強い風と雨が降ったおかげで、客足が非常に少ないなと、お店の方が言っていました。 そして津波の浸水区域、地盤沈下もしているところですので、今見えている道路はかさ上げをしているところです。

それでは、台風の今後の進路と、記録的な大雨の原因を、気象予報士の木原さんに聞きます。 この台風18号の接近に伴い、記録的な大雨となった京都府、滋賀県、福井県の3つの府県に、気象庁は、初めて特別警報を発表しました。 由良川が氾濫した京都府福知山市の上空から中継です。 こちら由良川では、午前8時過ぎには過去最高水位の8メートル30センチを記録しました。 ご覧のように、福知山市由良川は、まだ茶色い水が田畑、そして民家、道路を覆い尽くしております。

消防隊員の姿が見えますが、水の流れを止めることはできません。 京都市を流れる桂川。 こちら、嵐山を流れる桂川なんですが、奥ですね、渡月橋が隠れるぐらい、増水しています。 京都市の中心部を流れる鴨川でも。 一方、京都府の北部に位置する福知山市では、由良川が氾濫しました。 近くには消防隊員や緊急車両も。 福知山市内の興地区では、32世帯92人が孤立しました。 滋賀県、京都府、福井県に大雨特別警報を発表いたしました。

大規模な由良川の氾濫が起きて、京都府福知山市内では、各地で浸水被害が出ています。 あの黄色い反射板がある所の上の辺りまで水がつかったということ京都府福知山市内では、午前4時半ごろから、市内の興地区で浸水被害が広がり、原因は、由良川の水位が上昇し、過去最高水位の8メートル30セまたライフラインは寸断されず、電気、水道、ガスは通っている状態だということです。 京都府福知山市では、市内を流れる由良川の水位が上昇したことにより、広い範囲が冠水しました。

そのような場面から、避難するということはなかなか難しいので、特別警報になる前の大雨警報などの段階でも、地元の自治体の避難情報に注意したうえで、高齢者や小さなお子さんがいる家庭では、早めに避難するということが重要になるかと思います。 特別警報が出てから避難するのでは遅いということ?そして、きょう発表された大雨特別警報は午前中のうちに解除されましたが、まだまだ警戒が必要ですね。 この水が下流に行って、川が氾濫したと、この桂川流域を中心に京都では26万人に一時、避難指示が出ました。

台風の接近に伴い、和歌山県串本町では、きのう午後、竜巻と見られる突風が発生しました。 栃木県宇都宮市では、県の天然記念物に指定されている、高さ43メートルのケヤキが倒れ、隣にあった公民館が倒壊しました。 NNNのまとめによりますと、大雨による土砂崩れで、滋賀県栗東市の住宅が倒壊し、この家に住む佐藤由紀子さん71歳が死亡しました。 また各地で川が増水し、兵庫県西脇市では92歳の女性が、福島県南会津町では63歳の男性が川に流され、行方不明となっています。

東海道新幹線は、けさから一部の区間で運転を見合わせていましたが、空の便は、全日空の国内線で羽田発着便を中心に254便が欠航し、日本航空の国内線でも羽田発着便など、207便が欠航となっています。 また日本道路交通情報センターによりますと、名神高速道路の京都東インターチェンジと京都南インターチェンジの間、東北自動車道の花巻インターチェンジと鹿角八幡平インターチェンジの間、浪岡インターチェンジと青森インターチェンジの間などが続いてはお天気です。

続いて台風18号が最接近している岩手県の大船渡市から中継ふじむらさん。 岩手県大船渡市、上空に一部、青空も見えて、夕焼けも見えています。 さて、これまでに観測されました県内各地の1時間の最大降水量は、八幡平市の岩手松尾で48.5ミリと、9月の観測史上最大を記録したほか、普代村で35.5ミリ、二戸で33ミリとなっています。 以上、岩手県大船渡市からお伝えしました。 台風18号の接近に伴い、雨が強まり始めた、北海道釧路市から中継です。 北海道釧路市の住宅街です。

そして京都と同じく、大雨特別警報が発令された福井県。 一方、被害に遭ったもう1軒の住宅に住む77歳の女性が、土砂に押し流された1階の寝室で、心肺停止の状態で発見され、その後、死亡が確認されました。 埼玉県熊谷市や行田市では、きょう未明に突風が発生。 そして午後1時過ぎ、取材中に、きょう未明、関東地方を襲った突風被害。 埼玉県では、熊谷市や行田市などで、住宅283棟に被害が出たほか、24人が重軽傷を負いました。

川が氾濫して、浸水被害が出ている京都・福知山の上空から中継です。 避難を住民たちは余儀なくされまして、一時は避難所に1500人ほどが避難しましたけれども、今のところ入っていないようですけれども、高齢者が非常に多い地域でもありまして、避難によって体調を崩したり、必要な医薬品などが不足しないよう、市は全力を挙げています。 以上、福知山市上空からでした。 京都府福知山市内では、午前4時半ごろから市内の興地区で浸水被害が広がり、6時半に宮川の堤防が決壊。

17の観測地点のうち9地点で、24時間の降水量が観測史上最大となりました。 福井県内では一時、大雨特別警報は、3府県とも解除されましたが、河川の増水や地盤が緩んでいるため、土砂災害に引き続き警戒が必要です。 また、名古屋市西区の小島麻里さんと、娘で小学5年生の里佐子さん、2人の行方が分からなくなってい小島さん親子は大阪のユニバーサルスタジオジャパンに行くと話し、自宅を出発したということです。

道内では今夜遅くにかけて、また町内の川が増水し、気象台は十勝地方に土砂災害警戒情報を発表しました。 以上、北海道釧路市からお伝えしました。 北海道釧路市では多い所であすの朝までに150ミリの雨が降る見込みです。 新潟県は午後5時12分、泉田知事を本部長とする台風対策本部を設置し、陸上自衛隊に災害派遣を要請しました。

東京国体の競泳、北島康介選手がきのう、今シーズン最後のレース、メドレーリレーに出場。 11月に日本で開幕する4年に1度のバレーボール世界一決定戦、ワールドグランドチャンピオンズカップ、略してグラチャン。 歌手の松田聖子さんがデビュー34年目にして、国内の音楽フェスに初出場し、ファン1万人の前で、懐かしの名曲を披露しました。 さらに日本の歌がうまい外国人として注目されているアメリカ出身の歌手、クリス・ハートさんとのデュエット曲も披露しました。