私達はお互い新人監督官と新人社労士としてある時再会したんです。 今回だけは見逃してくれないか？もう少ししたらちゃんと払えるようになる今は…ダメだ会社が潰れてしまう監督官としてそれはできない岸本君？守れなかったこの会社と一緒に消えるわはぁ…。
あの…彼ら皆さん小宮君のお友達で南三条君の無実を証明するために力を貸してくれるそうです。 今回南三条さんをはめた小西美月さんの背後には私が青山署の時に逮捕した社長がいました。 私が辞めれば小西美月さんに南三条さんへの被害届を取り下げさせるそうです。 はい！現在小西美月は携帯電話の電源を切ったまま姿をくらましています。 なので小西美月のマンションそれから『アプリドリーム』を張り込みます。
課長小西健司さんには会えましたか？あぁ…会えたは会えたがな小西さん娘と絶縁状態で連絡を取る手段が全然ないそうだ。 大丈夫かな…？段田さんから監督官の仕事取ったら何か魂抜けちゃって…。 だってこんなことで段田さんが監督官辞めるなんて理不尽じゃないですか！だから署長がその退職届を破いちゃえばいいと思うんです。 はい西東京労働基準監督署署長の真鍋です。 「公務員宿舎の段田君の部屋次の入居希望者がいるから『アプリドリーム』への臨検だ。 西東京労働基準監督署課長の土手山です。
「どうして」じゃないわよ！あなたもう監督官は辞めたんでしょ？その前に何で勝手に退職届なんか出したんですか警察で僕と話したあの時間は何だったんですか段田さん…！ちょちょ…おいあのおい！落ち着いてあの落ち着いて聞いてもらいたい。 はぁ？何言ってるんですか？私は監督官なんて信用しません！監督官なんて大っ嫌いです！労働基準法違反とか言って会社潰して自分達は税金でのうのうと暮らしてるような公務員は大っ嫌いです！父がどんな目に遭ったかも知らないで…。
飯野社長こちらの会社の勤務実態についてお伺いしたいことがあります。 二度とあんたに会社潰されたくないんでね！私達はあらためて社員の方々の勤務実態を調査しました。 「だからどうした」？うちは！裁量労働制だ！確かに『アプリドリーム』では専門業務型の裁量労働制を採用していますね。 つまり労働時間は社員の自己責任。 実際何時間働いてるかなんて社員が勝手にやってることは知ったこっちゃない！知ったことではない？その言葉引っ掛かりますねねぇ温田さん。 そのためには労働時間の状況を把握する必要があります。
胡桃沢君？胡桃沢君？今回胡桃沢はあなたにそそのかされて社会保険労務士として一人の人間として許されないことをしました。 僕は『アプリドリーム』の大株主を１人ずつ訪ね飯野社長と僕とでやってしまったことを洗いざらいお話ししました。 今回…社労士最後の仕事と思ってやりました。 あなたのような人間が社長ではいつか『アプリドリーム』は潰れてしまいます。 飯野社長『アプリドリーム』は裁量労働制の労働者の労働時間の状況を適正に把握し健康確保を図ること。