NNN特報 真相報道バンキシャ!「被災地1000人の声2014」

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この番組のまとめ

バンキシャでは去年に引き続き岩手、宮城、福島でアンケートを行い、1359人の方から回答を頂きました。 釜石市天神町にあります仮設住宅の前に来ています。 そして続きまして、宮城県気仙沼市の大谷海岸から中継です、加藤さん。 震災前は、きれいな砂浜が広がり、多くの海水浴客が訪れていましたここ、大谷海岸。 続きまして福島県郡山市の仮設住宅からです。 そして、福島第一原発に程近い、福島県浪江町からです。 林の奥に見えるのは福島第一原発の排気筒です。

まずは自民党の東日本大震災復興加速化本部長の大島理森さんです。 仮設住宅から一日も早く出たいが、その先の住宅ローンの心配や、子どもたちがどんどん大きくなっていくのに、仮設に住んでいるからと、たくさん我慢をしていて、本当に親としてつらいです。 岩手、宮城、福島の3県では、およそ3万戸の復興公営住宅が計画されているんですが、一方で、完成したのは1000戸余りなんです。 これは、ことし7月に完成予定だった、とある復興公営住宅の完成予想図。 被災者が望む復興住宅。 やっぱり復興住宅に入るしか先はない。

岩手県釜石市。 釜石市では震災後、およそ3年で、仮の事務所で仕事を再開した山建設。 秋田県?全員秋田県?北海道、1人います。 北海道?震災前に比べたら、もりの基準となる、労働者1人当たりの賃金・労務単価を引き上げてきた。 資材の高騰や、人手不足から起きる復興工事の入札不調。 では、岩手県釜石市から中継です、藤村さん。

さあ、ときに、孝治さん、スタジオには自民党の東日本大震災復興加速化本部長の大島さんがいらっしゃるんですが、何か要望はございますか?仮設で暮らしている人たちは、この後ろに出来る復興アパート、あとそれに合いそうな地区にできる復興住宅を、やっぱり望んでいます。

今私は請戸小学校の昇降口の前にいるんですけれども、震災前、こちらはきれいな花が植えられていた場所だということです。 震災前、この請戸小学校は、すてきな小学校だったということなんですね。 しかし、1階すべてに津波がかぶった影響で、天井部分に目をやっ先生の避難誘導があって、2キロ先の高台に避難して、全員、幸い無事だったということ避難指示解除準備区域の3つの区域に再編されています。

今回、私はその飯舘中学校に通う子どもたちに会ってきました。 中学校がある場所は、多くの生徒が暮らす避難場所から遠いため、バスで通学しているんです。 千葉涼香さんの避難先の近くには、その地域の生徒が通う別の中学校もあります。 飯舘村出身というだけで、飯舘中学校とかでもやっていけたらいいなと思ったりもします。

そういった意味では、いろんな公費、国でも助成をしてたりとか、そういうところで、長くしてあげるということを考えてあげたいなというのと、やはり夢を聞いてもスクールカウンセラーになることが夢だと。 なお、政府はかねてから飯舘村の一部地域の避難指示解除を、震災から3年となりますあさって3月11日を目安にするとしてまいりました。 しかし、今月4日、除染作業の遅れを理由に、避難指示解除をもう1年延ばすと飯舘村に通知しております。 こちら、宮城県気仙沼市の海岸でも、巨大な防潮堤の建設計画が持ち上がりました。

最初は怖い思いをされて、自分たちの命を防潮堤で守ってほしいっていうふうに多くの人が思っていたのも本当だと思いますし、でもそういう方たちでも、同じ気仙沼市を、復興庁の小泉進次郎政務官も訪れていた。 防潮堤の高さは、それに1メートルの余裕を持って、また反射が起こるというようなことになりますので、住民の意思のとおり、高さを変えることが、本当に県民のためになるのかどうか、私は決してそうではないと思います。

知事、防潮堤の高さを変えられないというスタンスはよく伝わってくるんですけれども、これはやはり復興予算が、国の予算が使えるうちの間、つまり5年間というその時期的な制約も、これも重視されてのご決断なんでしょうか?もちろん、今回は国の本当に特別手厚い制度があって、それにわれわれは乗って、整備をしておりますので、ある程度、50人以上の方が亡くなりました。

だから、そこがものすごい大事でございまして、まずはことしの予算をしっかりとためになるように使っていただき、も、この防潮堤の問題は、つまるところ、この防潮堤によって、住民の何を守るか、あるいは、これが完成したあとの、その地域のビジョンの何にプライオリティーを置くかということになると思いますが、いかがでしょう?命を守る、当然ですが、当然、なりわいも守らなければいけないということです。

すみません、知事に言いたいんですけれども、防潮堤のことがもう解決して、次に進んでいるわけではなくて、まず、自宅再建をしないと、防潮堤のことも何も考えられないんですね。 過去の例を見ますとですね、反対を押し切って防潮堤を造ったおかげで、今回は、普代村の防潮堤の後ろにいる方の被害はなかったんですね。 したがって、今、賛成か反対か、当然、皆さんのおっしゃってる意見も十分理解はできますけれども、これが正しいのか、間違っていたのかということは、次の津波が来たときにはっきりすると、私はそう思います。

今のご意見の中にもありました、中間貯蔵施設とは、除染で出た土や廃棄物を最長で30年間、一時的に保管する施設です。 福島第一原発を取り囲むように隣接する双葉町と大熊町の一部の地域です。 そこで国は、除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設を計画している。 中間貯蔵施設の建設候補地である、福島県双葉町。 中間貯蔵施設の候補地に挙がっております、双葉町の住民が避難している仮設住宅から中継です。 双葉町の方が、およそ100人が避難しています、郡山市とみた町にあります若宮前仮設住宅です。

ここからおつきあいをいただきますのは、こちらの仮設住宅の自治会長で、中間貯蔵施設の建設の候補地のすぐ外側に自宅があります小川さんです。

この中間貯蔵施設の問題は、つまり除染が進まないのは、この中間貯蔵施設が決まらないからだといわれてきました。 さらにこの中間貯蔵施設がなかなか固まらないのは、最終処分場がなかなか決まらないからだというふうにいわれております。 まずその最終処分場の予定地を決めてから、中間貯蔵施設っていう話に入らないと、結局、30年後、40年後に誰が責任を取るのかっていう、そこをすごく思うんですよね。 さて、こうした原発事故後の問題が残る中、現在停止中の原発は再稼働への準備を進めつつあります。

埼玉県内で避難生活を送る、双葉町の井戸川克隆前町長。 穴が開いているところから、空気をこのままフィルターの中に入れて、フィルターで放射能を取全国のこうした放射線防護対策に、300億円以上が投じられている。 その間に、世界最大の原発が建つ、新潟県柏崎市。 新潟県は避難方法をまとめたが、具体的な受け入れ施設は決まっておらず、近隣県との調整もこれからだ。

それから今の柏崎も、今820万キロと、世界最大の原発基地ですけども、44、5万人、それから島根、島根は県庁所在地に原子力発電所があるんですね。 島根県の島根原発と入れると、住所は、島根県松江市になってます。 これはやっぱり、福島第一原発事故の反省を踏まえて、どうしたらもっときちんとできるかということを、みんなで知恵を出して考えないと、本当に次の事故のときにでも、同じことが起きてしまうという結果になりかねないと、私は非常に懸念しております。

こういったようなテーマを見てみますと、やはり一定の時間、相当の調整、こういったものをやはり、避難計画の策定には伴うと思うんですけれども、この作業をどういうふうに進めていくお考えでしょうか?さっき申し上げました、今、一生懸命やってくださってる地方自治体もありますが、避難計画、その他、大間とも、大間から函館まで関係あるものですから、非常に広域的になったもんですから、国がやっぱりぐっと表に出ませんと、その調整も何も、非常に難しいと思います。