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この番組のまとめ

そして宮城県石巻市には小熊キャスターが、福島県富岡町に藤井キャスターがいます。 3年前の震災、そして津波で、およそ3500人の方が亡くなった宮城県石巻市。 まず私たちがいる岩手県宮古市の田老地区には、津波の恐ろしさを今に伝える建物があります。 東日本大震災で受けた津波の被害をそのまま残しているたろう観光ホテルです。 松本さんは従業員ら4人を全員避難させ、自分は愛用のデジタルカメラを手に、1人最上階の6階へと向かいました。 松本さんは撮影した津波の映像をたろう観光ホテルを訪れる人たちに公開しています。

宮古市は、たろう観光ホテルを、震災遺構として保存する方針を打ち出しまし市は国の復興交付金を保存の費用に使おうとしましたが、国側は、民間の私有財産に、国の費用を充てるわけにはいかないと主張。 宮古市のこのたろう観光ホテル、これの保存に向けた初めての保存費用への支援を行ったと。 国が保存のための初期費用2億1000万円の交付を決定。 そして今月8日、松本さんと宮古市との間で書面が交わされ、年間1000万円以上かかる維持管理費は、市が独自で負担することになります。

今月、宮城県女川町では、一つの建物の取り壊し作業が始まりました。 震災当時、多くの人々が避難した、宮城県石巻市の高台、日和山からお伝えしています。 宮城県女川町では今月、今月3日、宮城県女川町で始まったビルの解体工事。 震災による津波で大きな被害を受けた気仙沼市鹿折地区。 去年9月、解体工事が始まり、その1か月半後、共徳丸は跡形もなく消えたのです。

三陸沿岸の自治体は、規模の小さい財政基盤の弱い自治体が多く、震災遺構を残すことによって、将来にわたって維持管理費を負担し続けるというのは、なかなか厳しいという現実があります。 そして藤田さんは取材を続けてきて、今後、どのようにすべきだとお考えですか?震災遺構について、遺族や住民の感情に配慮するというのは当然だと思います。

つまり1階がすべて津波の水をかぶったという状態です。 そしてこの辺りはですね、げた箱などもありまして、生活の跡がうかがえる状態です。 こちらも福島民報と書いてありますけど、地元の新聞なんですね?3月11日と書かれていますけれども、生活されていたそのままなんですね。 もう、津波で住宅が壊滅状態になった時点で、こういうようなさら地になっちゃったんで、見えるようになったんですね。

それはやはり復興が進んでいないということが、一番大きな要因なんでしょうか?そうですね、福島の課題は、ひと言ではまとめられないくらい、地域や世代によってさまざまで、ひと言では言えないんですけれども、やはり、壁になっているのは、放射能の問題ですね。 そして比較的放射線量が低い所でも、福島市や郡山市など、一見、普通の生活を取り戻している所でも、皆さんは、県外の皆さんにどんなことをしてほしいと思っているのか、何か印象的なひと言があったら教えてください。

この装置によって精度が高くなり、放射性物質の影響を受けやすい子どもの正確な測定が可能になったのです。 南相馬市は、福島県南相馬市の小学校。 震災から2か月後、家族で避難していた茨城県から、南相馬市に帰ってきましたが、市からできるだけ外出を控えるよう指導されたといいます。 さらに赤で記した福島の震災後の肥満傾向児の割合を緑で記した震災前と比べると、特に小学生について、震災前より増えているのです。

同時に、全国の人たちが福島の子どもたちの運動不足や、少し運動能力が低下したことや、肥満対策に対して、全国の皆さんこんばんは。 この町から10キロ先にある福島第一原発の事故で、住民は避難を余儀なくされ、この場所は今も昼の間しか立ち入りが許されていません。

ここは郡山市内の住宅街なんですが、汚染された土を入れた容器が、このように並べられて、置かれている状態です。 今のところ市内に仮置き場がないため、住民は除染で出た大量の廃棄物を、自宅の敷地内で保管しなければならないのです。 一日でも早く、コンクリートで周りを覆い、放射線を遮蔽したうえで、除染で出た土などの廃棄物を、最長30年間保管する施設のこと。 中間貯蔵施設じゃなくて、最終処分場にされる可能性も出てくるんじゃないかなっていう。 斉藤さんの自宅は、中間貯蔵施設の建設が決まると、取り壊されることになるのです。

中間貯蔵施設の候補地に挙がっているというのは、どういうお気持ちですか?戻りたいんだけども、やっぱり戻れないというのがやっぱり現状であって、放したくないんですけれども致し方がないのかなと。 ふるさとは、日本全体がふるさとだと?その方が言ったのは、双葉郡、この大熊や、双葉町の方々も含めて、なんかみんなで同郷の人たちと一緒になって住めるような町を政府が提案してつくってくれたり、中間貯蔵施設については、できるだけ建設を早く行いたい考えなんです。

金額は年々積み上がっており、土木関連事業で、およそ1957億円など、県全体で、およそ4373億円に上り、遅れる復旧・復興工事。 立ちはだかっていたのは、工事の入札不調です。 永沼さんが漁をする港の工事については、6回入札が行われましたが、すべて入札不調に終わり、今も施工業者は決まっていません。 宮城県が発注した工事などが落札されず、入札不調になる割合は、震災前に比べ、高くなる傾向が続いています。 なぜ、工事の入札不調は続くのでしょうか。 その影響は、被災地の復旧・復興工事における入札不調。

被災したこの3県の沿岸には、このように防潮堤が造られたり、建設されたりしました。 今、私が歩いていますこちら、命や町を守るため、こうした巨大な防潮堤の整備計画が進められているのです。 防潮堤の整備が進む宮城県気仙沼市では。 こちらの地区では、新しい防潮堤の建設が進められていまして、完成しますと、この場所からは、向こう側、海は全く見えなくなります。 海と深いつながりを持つ東北の沿岸部では、防潮堤がなかった、この内湾地区を津波が襲い、町は大きな被害を受けました。

県側はこの鮪立地区に、9.9メートルの防潮堤が必要だとして計画を提案。 住民側は、過去の津波の痕跡から、ほぼ半分の5メートルの防潮堤で対応できると主張。 東北で整備計画が進められる巨大な防潮堤。 岩手県釜石市根浜地区でも震災後、大きな防潮堤を整備する計画が持ち上がりました。 当初14メートルを超える防潮堤が計画されましたが、最終的に、震災前からある防潮堤を整備することで合意しました。

岩手、宮城、福島の3県で、10万人近くの方々が、プレハブの仮設住宅で暮らしています。 自力で家を再建することが難しい被災者のために、被災者の自治体では、国の資金援助を受けて、災害公営住宅の整備を進めています。 ところが、災害公営住宅が出来ても、被災者が入居せず、空室が目立つケースが出てきています。 釜石市平田地区にある災害公営住宅。 126世帯に、岩手県釜石市平田地区にある災害公営住宅。 平田の災害公営住宅は、病院や店が遠く、交通の便が悪いことが指摘されています。 さらに、災害公営住宅へ向かう道は。

ここからは、被災地の取材を続けている、そして部屋の中にカビが発生し始めたり、カビです、カビがね、発生し始めたりすると、非常に狭い空間の中なんですけれそして仮設住宅に移っています。 そのあとに災害公営住宅となるわけなんですが、やっぱり仮設住宅と災害公営住宅、一番の違いというのは、恐らく住む期間の長さだと思うんですよね。

原発いらない!福島県の郡山市では、およそそこでは、ここ、福島来ると、見えない放射能のためにみんながどうして生きていったらいいのかって、まだまだ見つけづらいような状況で、この富岡町できょう一日この周りを歩いたんですけど、20キロゾーンの中にあるということもあって、まだまだいろんながれきが残ったりしていますよね、悲惨な状況が続いていて、やはり僕たちは今、もう3年だから大丈夫じゃなくて、忘れない、この人たち、まだまだ応援しなくちゃいけないなっていう気持ちが強く感じました。

生物学の常識を覆す画期的な研究成果として期待が高まっていたSTAP細胞の研究。 STAP細胞とは、マウスの免疫細胞に外部から刺激を加えるだけで作ることができるとされる万能細胞。 この写真をもってSTAP細胞というものは、いろんなものに分化できるんだという決定的な写真になるわけなんこの写真がネイチャーで使われているんですが、これと全く同じものが博士論文でも使われていたんです。 小保方さんを中心とする研究グループは、役割分担をしてSTAP細胞の研究をしてきました。

東京、高知で3度、大阪、金沢で4度と、西日本と東日本ではけさより2度から5度くらい高いですが、仙台では平年並みの0度、札幌は氷点下6度と冷え込みます。 オリンピック3連覇を果たしたレスリング、吉田沙保里選手の父、栄勝さんがくも膜下出血のため亡くなりました。 オリンピック3連覇の世界女王、吉田沙保里選手の父、吉田栄勝さん。 かつて、全日本チャンピオンだった栄勝さんは厳しい指導で娘の吉田選手を世界女王に育て上げました。

さまざまな形で続けられている震災復興支援。 こちらでは被災3県、21か所の震災前の様子と震災直後の様子、そして徐々に復興が進む様子が公開されています。 ヤフー!ジャパンでもきょう限定で、3.11と検索すると、1つの端末につき10円をヤフー!側が復興支援団体に寄付するという取り組みを行っています。 検索数によって決められた寄付金は、東日本大震災復興支援財団を通じて、自身のブログで被災地復興への思いを語りました。 この瞬間にも起こりうる巨大地震を最新の被害想定をもとにシミュレーション。

そして大津波警報を知った園からの指示で、幼稚園に戻る途中、津波に巻き込まれました。 高台にあった幼稚園から危険な海側へ、バスを出発させたのでしょうか。 幼稚園のバスに乗っていた、幼い5人の命が津波によって奪われました。 3年前、佐藤さんたち遺族は、幼稚園に損害賠償を求める裁判を起こしました。 津波が来ることを予想できたのに、必要な情報収集をしないままバスを出発させたため、津波に巻き込まれたと主張したのです。 幼稚園バスに乗っていて津波に巻き込まれた佐藤愛梨ちゃん。

首都直下地震を生き抜く術です。 こうした家屋の倒壊被害は、19年前の阪神・淡路大震災でもありました。 地震発生の瞬間、自宅の1階で寝ていた庄野さんは、突き上げられるような揺れに襲われました。 音で居場所を知らせた庄野さんは、地震発生から14時間後に助け出されました。 首都直下地震発生から1分。 地震発生から15分、路地を歩く親子に次の危険が迫ります。 実際、都市部を襲った直下地震、阪神・淡路大震災では、7000棟以上の建物が全焼しました。

その避難先というのは、火災のときに避難をする場所として指定されている避難場所、この広さには理由がありました。 例えば東京都が指定する避難場所は、周辺地域の避難者を収容したうえで、命を守る備えになるのです。 そのため首都圏の帰宅困難者は、最大で800万人発生すると考えられています。 帰宅困難者は会社員や学生、カメラを持ってロープの中に。

これ、自宅なんですが、あまり家具は置いてないんですが、なんか、危険な場所というのはあったりしますか?例えばこのソファーに座って、テレビをご覧になってるときに、首都直下地震が起きたらどうされますか?まず、テーブルの下に入りたいところなんですが、テーブルの高さがひざの高さより低いもので、なかなか入るには難しいものなんですよね。 例えばこの、こちらのオープンスペースですね、ここで安全姿勢を取っていただく、そのほうが無理にテーブルの下に入るよりもいいと思いますね。

さて、ご覧いただいていますのは、静岡県静岡市のライブ映像ここには地震発生後、僅か2分で津波が来ると想定されています。 南海トラフ巨大地震では、震源から離れた地域でも大きな揺れが起きるため、揺れよりも前に、携帯電話の緊急地震速報で、地震発生を知る方も多いと思います。 でかいぞ!南海トラフ巨大地震が起きると、関東から九州にかけての太平洋沿岸で、震度6以上の激しい揺れになると想定しています。 津波!このあと、太平洋沿岸で発生した南海トラフ巨大地震。

実際、津波は屋上まで到達しました。 これは宮城県多賀城市で、宮城テレビの取材班が、実際に遭遇した事態。 そして、地震発生から4時間半ほどで、市街地のほとんどが浸水するとされています。 生き抜く術の4つ目は、自治体指定の津波避難ビルを事前に確認。 自治体の指定避難所には、このような表示がされています。 このゆっくりとした大きな揺れの正体は、長周期地震動と呼ばれる特殊な揺れ。 長周期地震動が発生しても、高層ビルが倒壊する可能性は極めて低いので、廊下など、何もない場所へ避難することが重要です。

世界最大級、国の想定によると、南海トラフ巨大地震の発生から2時間後、大阪市に最大3.8メートルの津波が襲来するとされています。 世界最大級の地下街を有する大阪市梅田では、最大で2メートル浸水し、水は一気に地下街や地下鉄に流れ込むのです。 そこで今回は、バッテリーと車の中のさまざまな部品に電気を送る役割を持つヒューズボックスだけを取り出して、模擬的に実験を試みました。 バッテリーにつないだヒューズボックス。

小学校低学年のお子さんは、海に近い自宅で一人、お留守番をしている時間です。 ですので、手遅れになる前に、例えば今、今、この瞬間、地震が起こってないきょう、もう今晩のうちに、家族でどうするか話し合っておいていただきたいんです。 例えば今回の例題ですと、お子さんの場合、家族が、お父さんやお母さんが、隣のおうちが燃えていたら、自分のおうちが燃える、それでもいい、家を捨てて、小学校まで逃げなさい。 ポイントは、問題を、家族の問題を把握して、対策を話し合っておくということになります。