花咲舞が黙ってない #1

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この番組のまとめ

課長は私に任せてくださるとおっしゃいましたよね?というわけで皆さん今年の忘年会はおしゃれなレストランでクリスマスパーティーに決定しました~!やった~!いやまだ誰も「いい」だなんて言ってないぞ!おい「イェ~イ」じゃない。 はい!花咲君ご苦労さん。 ほうどんな?よく言えば自由といいますか怖いもの知らずで一度スイッチが入ると上司相手でも止まらなくなるところが…。 今日から一緒に働いてもらう花咲舞さんだ。 本日付で支店統括部に配属になりました花咲舞と申します。 今の誰ですか?常務で経営企画本部長の真藤さん。

これが臨店の仕事なんですか?ほら。 つまり臨店っていうのは誰もやりたがらないみんなが嫌がる仕事だってことだ。 気に入ってたお皿とマグカップは割れちゃうしパソコンはしょっちゅうフリーズするし部屋の蛍光灯パカパカいってるしトイレ入ったらトイレットペーパー切れてるし。 それに比べて臨店の仕事はさな~んかあら探しみたいな感じで。 いいか?花咲臨店先で…。 「臨店先で余計なことは言うな」ですよね?テラーだったお前は知らないかもしれないが銀行っていうのは一度飛ばされたら二度と元には戻れない世界だ。

このところ事務ミスが多いようなんですがあなたのように勤続年数も長いベテランがなぜですか?誤記帳に出納印漏れ。 あっ気の緩みから来る注意力不足だと思います。 「気の緩みから来る注意力不足だ」って本人も言ってたじゃないか。 窓口業務をするのも臨店の仕事なのか?あぁとんでもない。 本当に中島さんがあんな単純な事務ミスをするんでしょうか?私にはそう思えないんですけど。 何だと?あっ!黙ってろ!当行にはしっかりとした業務マニュアルがある。 それさえあれば窓口業務なんて誰にだってできるはずだ。

支店経営の何たるかも分からない臨店の君にムカつく!あのクソ支店長!言い過ぎだよ相手は支店長だぞ。 だから何なんですか?「窓口業務なんて誰にでもできる」なんて女子行員をばかにし過ぎですよ!花咲声がデカい。 それにあの支店長絶対おかしいですよ。 君何を?中野支店にいた時紙袋に現金を入れたまま捨ててしまった人がいたんです。 君はうちの支店つぶす気かど…どうだった?支店長どういたしましょう?これから私物検査をする。

30万円を千円札ではいえ~っともう30万円を…あっ三上社長。 指示通り払い出したとすれば千円札の束が3つと100万円の束が1つ。 どうしてくれるんだ?100万円の現金事故となれば君だけの問題じゃない!支店の成績に大きく響くんだぞ!どうだった?河本。 支店長中島さんにだけすごく厳しいんです。 ようやく三上社長とアポイントが取れた。 お金戻って来なかったらどうなるんでしょうか?100万円の現金事故なんて聞いたことないからな。 中島さんはもちろんのこと矢島支店長も大きな責任を取らされるだろう。

え?あっ三上社長が100万円返してくださったんじゃ?はぁ?え~過払いはなかった?はい三上社長は最初から100万円多く受け取ってないんです。 でもこの1つは札束じゃなくてポケットティッシュなんじゃないんですか?あなたは250万円の払い出しに対して350万円の現金を出納機から出した。 そしてそのお金の中から100万円の束を1つ抜いて三上社長にはポケットティッシュを添えて250万円だけを渡した。

でも支店長が100万円補填するなんてあり得るんでしょうか?そんなこと銀行員として絶対許されないですよね?ああ。 そうなのか?君!何ということを!私に何か恨みでもあるのか!こんなことが明るみになってみろ!どうなると思ってんだ!お前は私の人生を台無しにするつもりか矢島支店長!何をバカなことを!矢島支店長が来てからこの1年で田中幸子さん石井香織さん藤原清美さん。 でも支店長はそのリスクよりも支店の業績を上げるためにコストカットを優先させた。 「矢島支店長が来るまでは」と。