弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜 #2

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21:06:25▶

この番組のまとめ

どうして分かんの?白尾君なら絶対休まないの!何部だお前ら!野球部です。 そういうわけにはいかないでしょ?私はもう『城徳』野球部のルポを書くって決めちゃったんだから。 監督何かありませ~ん?「目指せベスト8」とか何かそういう目標が欲しいんです。 待てこら~!江波戸さん!岡留さんがケツバットさせろってしつこいんです!野球部っつったらケツバットだろ。 何を興奮してんですか?意志が欠落してんだよ捕る意志が!田茂先生?ですよね増本先生。 この僕から野球部監督の座を奪っておいて。

スカウトマンは学校じゃなくて選手を見てるわけですから。 でもこの学校にスカウトマンなんて…。 だからスカウトマンが注目するような学校と試合すりゃいいんだよ。 つまり試合に負けてもお前さえスカウトマンの目に留まりさえすればお前の目標には近づけるってことだな?そういう考えは団体競技には向いてないんじゃないか?目立ちたがり屋のお前に言われたくねえよ。

ここは君のいるべき場所じゃない谷内田健太郎。 今日の練習はお前達のポジションを決める上でも重要な判断材料となるものだ。 じゃあ…ポジションを発表する。 ピッチャー内野外野はい以上。 そりゃピッチャーに抜擢されたお方はな!いや何だよ?それ。 気持ち悪い!江波戸!お前キャプテンとして監督に何か言ったほうがいいんじゃねえのか。 自分に?いや今のあいつら見てると当時の自分の間違いに気付かされます。 確かに俺が具体的に指名したポジションはピッチャーだけだ。 だからあとのポジションはお前達に立候補してもらいたい。

そうやってまたお前達は「僕はライトです」とか「俺はレフトです」とか名乗るのか?はぁ…何かさぁお前達と話をしてると「僕は」とか「俺は」ばっかりで誰一人「俺が」と言い出さない!いや俺はさお前達から「は」じゃなくて「が」が聞きたいんだよ。 僕がキャッチャーをやります。 ちょっ…キャッチャーはチームの要だぞ。 そんなの普通以下の『城徳』には何の役にも立たない。 それを初めっからそんなふうに諦めてたらいつまで経ってもこいつらは普通以下だ!ちょっと白尾君。

『堂学』からスカウト?でも白尾君は断ったんだって。 でもほら白尾君が通ってた『足柄中』って昔から野球強かったし。 『城徳』野球部に入り『堂学』を倒して『甲子園』に行くと。

あんたが何回結婚しようが母親が何人変わろうが構わない!よせよお前青春じゃあるまいし。 白尾君は戻って来そうにないけど何かこの穴を埋める秘策が?あったら教えてほしいですね。 ちょっと~!記事にされる気あるんですか?あ~ほら行った行った…!あ~もう!ただ!俺が戻る代わりに田茂先生…監督を辞めてくれますか?白尾君?お前何言ってんだよ!俺にとって夏の大会が最後のチャンスです。 そうだな増本監督のほうがまだ…。 大丈夫だよランニングホームランだってあるんだから。