帝江物産に勤めるＯＬ男性経験ゼロのまま２０代を終えてしまった私は青石花笑３０歳３０歳の誕生日にあろうことか９歳も年下のバイトの大学生と一夜を共にしてしまう俺青石さんのことマジですから。 ラーメン食べに行きませんか？えっ？青石花笑苦節３０年行きましょう。 《「青石さん」だった呼び名が一日にして「花笑さん」に変わりあっねぇメンマ頼んでもいい？うんもちろん。
大学の同期はみんなやりたいこと仕事にしてプライベートもそれなりに充実してて何の取りえもない私が彼女達に勝とうと思ったら結婚相手しか残されてないんですよ。 だから私は意地でも朝尾さんと結婚します。 《最近お父さんは会話に男のにおいを感じ取ると《都合の悪いことから極力目をそらして来た私の性格はすいません全然相手にしなくていいので。 ちょっとそれどういう意味ですか？どんな恋愛でも行き着くところは執着でしょ？それに女性は結婚収入安定。
大丈夫だって！朝尾さんも冗談だって言ってたし全然怒ってないから。 加々見～うちの会社何だと思ってんの？朝尾さんが今気になってる人のことですか？そう会うたびに変化して行くのが面白くてしょうがない。 朝尾さんのほうからアプローチはしないんですか？物事には風向きとタイミングがあるからね。 じゃあずっとタイミングは来ない可能性もありますね。 田之倉君が見たいのでいいよ。 鍋って何鍋？キムチ鍋友達には結構評判いいんで花笑さんにも一度食べてほしかったんです。
えっそうなの？言っとくけど男の家からシュシュが見つかるなんて全然大したことないからね私なんてたんす開けたら浮気相手の女に飛び掛かられて首絞められたことあるんだから！う～無理無理無理絶対無理！この先付き合って行こうと思ったらこんなのかわいいもんだよ。 課長は怒ってないんですか？ん？どうして？理由も言わずに突然出て行かれたんですよね？う～ん…うちの奥さんの場合そこまでするってことはよっぽどのことだからそこは疑ってないっていうかね。 アハっ！まぁ今回も平謝りと海外旅行かな～。