NEWS ZERO 鎮魂・祈り・悲しみ・希望…東日本大震災から4年

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この番組のまとめ

今夜は、岩手県陸前高田市から、その中で唯一残った松が、こちらの奇跡の一本松です。 今は復興の象徴として、この陸前高田の観光名所ともなっています。 福島市の仮設住宅に暮らす舛倉美津枝さん。 福島第一原発から、およそ6キロの浪江町請戸地区に向かった。 福島第一原発でも、黙とうがささげられた。 亡くなった方を思う黙とうの静けさと、今、ここ陸前高田では、山を切り崩した土砂を使い、山から送られてきた土砂は、ここで向きを変えていくんです。

震災で自宅を失った人たちは、その災害公営住宅が先月完成したばかり。 こうした災害公営住宅は、被災3県におよそ2万9000戸造られる予定だが、台所用の食器、戸棚は。 ところが、同じ名取市内の閖上地区に行ってみると、住宅の影は全くなく、いまだ宅地を作るための造成工事が行われていた。 災害公営住宅がすべて完成するまでには、あと3年以上かかるという。 ここには県内最多となる、4500戸の災害公営住宅が整備される計画だ。

東日本大震災では、みずから海へ潜る決断をした男性。 いつもこう、祐子さんから一通のメールを受け取ったのは、津波が到達する直前だった。 祐子さんがいた銀行の周辺を撮影した映像があった。 ここで唯一発見された祐子さんのもの、それが、携帯電話だった。 震災から2年半、経験のない潜水の練習が始まった。 潜水の練習に加え、仕事を終えたあとに、勉強する日々が続いた。 ボランティアやダイバーらの協力を得て、高松さんは女川の海へ潜った。

爆発を起こした福島第一原発の4号機。 福島第一原発では、建屋に地下水が流れ込むことで、汚染水が1日に300トンずつ増えている。 つまり、汚染水をALPSに通しても、トリチウムを含んだ水が残り、またタンクで保管する必要がある。 先月、IAEA・国際原子力機関は福島第一原発を視察。 地元住民に受け入れられ、海水のモニタリングを行えば、トリチウムを含んだ水を海に放出することも、相対的に安全であるということなので、回収せずに流しても大丈夫だというところから、難しいんではないか。

原発事故を抱えた福島、そしてその他の被災地、それぞれの課題を抱えて、あれから4年、なでしこのワールドカップ優勝。 活躍することで、被災地の方々を支えようとする、アスリートたちの姿がありました。 被災地へ追悼の意を示す半旗が掲げられる中、マウンドに上がったのは、被災地、岩手出身の大谷翔平。 そして被災地、福島出身の中畑監督が率いるDeNA。 試合後、中畑監督が被災地への思いを語りました。