舞台は東京オリンピックに沸く１９６４年の日本現在大ヒット公開中の『寄生獣完結編』でもその才能を発揮していますオリンピックのメーンスタジアムとなる国立競技場や斬新な設計の代々木国立屋内総合競技場は８月末にまた日本調を基本に設計された日本武道館は９月中旬には完成する予定で東京都ご自慢の競技施設が今後相次いで姿を現すことになります。 来たこれでオリンピックが見られるぞ～！な～んだ白黒テレビか。 オリンピックをカラーで見たかったら来てもいいぞ。 菊池先生？先生かい？凡天堂病院のお医者さんです。
先輩？今ロク先輩が男と…！えっ？えっ？ロクがみゆき族？緑沼先生の『ヴィールス』は？読みましたよ読みましたがねはっきり言ってあれはダメですな。 ま…毎週驚異的と言っていい。 ご存じのように『冒険少年ブック』は漫画中心に方針を変えてから部数が急速に伸びました。 何？どうしたの？淳之介！ちょっと下りて来てくれ！は～い緑沼の奴にはすごい数のファンレターが届いてんだ。 ファンレター捏造するんですか？ええっ！だって仕方ねえだろ。
僕は小説家になりましたよ。 あんたが絶対になれないって保証してくれた小説家に。 くだらん！何？子供だましの雑文だ！あんなもん小説とは言わん！あんたに小説の何が分かる！フン！何が分かるっていうんだ！やめろやれ！病人なんだで！ここへ来たのが間違いだった。 ほら来た来た来た！浜松の航空自衛隊第一航空団えり抜きのパイロット達人呼んで…。 ところで菊池先生ってのはいい男だねぇ。 何小説なんて書いてんだって聞いてんだよ。
あ？え？ん？あぁえっ？あぁ～先輩！この鬼畜外道が！よくもロクをたぶらかしやがったな！あなたやめて！親父！社長さんやめてくんしゃい！社長さん！お前は引っ込んでろよ！話を聞いてけろ！お前の話なんか聞かない！俺にウソをつきやがって！女性に…女性に乱暴なことするんじゃないよ！何だと気取りやがって！あっ！あ～っヒロミさん！あなた！何したのえっ？いやお…俺触ってないって！鈴木オート！たあ～っ！ヒロミ！ヒロミ！茶川さんお産婆さん呼んで来て！一平！宅間先生お願い！分かった！待ってろよヒロミ！淳之介ヒロミを頼んだぞ！はい！
このこととロクの問題は別だおい聞いてるのか！あれ？宅間先生！孝太郎君じゃないか。 ご実家？うちの親父は千葉の小さな村で診療所をやっていましてゆくゆくは僕もそこを継ぎたいと思っていて。 おう！本当に辺ぴで村人に慕われてるだけが取りえの診療所なので医学部の教授になって出世したり贅沢な暮らしはさせてあげられないだろうけどもしそれでもよければ…。 鈴木さん孝太郎君は無料診療の活動を行ってるんです。 孝太郎君はこの活動が知られて前の病院をクビになったんです。 孝太郎君は六子さんにふさわしい若者だ。
淳之介を待ち伏せしてるんですって？ここまでやって来られたんです」の一点張りで。 産婆！産婆！産婆！淳之介ばあさん連れて来い！はい！ヒロミまだ出すなよ出すなよ。 そんですよ産婆さんの他に小児科医と外科医も控えてるんだはんで！ああ最強のチームだ。 淳之介は「東大」に行って一流の企業に入るんです。 しかし淳之介君は小説をやりたがっています。 あんたもくどいなぁ！僕はねちゃ～んと淳之介にも確認をとってんだよ。