はっ！うわっ！うわ～っ！ああっ！うあっ！♪～お前が志々雄真実か。 やめてくれ～！志々雄！人の本性は修羅。 あれは！待ってました！よっ！誰だ貴様！その傷！おろ？問われて名乗るもおこがましいが宵の祗園を闊歩する尊王攘夷を胸に秘め夜明け夢見て今宵も行くその名せぇ人斬り抜九斎たぁ…。 この道場の流派神谷活心流は人を活かす剣。 志々雄が京都で暗躍している。 志々雄？志々雄って誰だ？人斬り抜刀斎の後継者。
お前は剣を置き志々雄は全身を焼かれた。 貴様何者…！志々雄さんからの伝言です。 「緋村抜刀斎を刺客に差し向けようとはなかなか考えたものだがしょせんは無駄なこと」。 左之は心底明治政府を毛嫌いしてるでござるな。 志々雄の手の者か…。 これが志々雄のやり方だ！国中に配下の者を張り巡らせ得た情報をもとに凶行に及ぶ。 志々雄に殺された警官達だ。 それも志々雄が仕組んだことでござるよ。 薫殿はあの時…拙者が人斬り抜刀斎だということを知っても道場に引き留めてくれた。 拙者は抜刀斎以外の何者でもない。
志々雄に…正体がバレて…。 待て！母ちゃん！母ちゃん！母ちゃん！父ちゃん！父ちゃん！これが志々雄のつくる新時代の姿か…。 緋村抜刀斎さん。 緋村…抜刀斎！志々雄さんがお呼びです。 宗次郎俺の代わりに遊んでやれ。 せっかく志々雄さんからのお許しが出たんだから。 おかえりなさいませ志々雄様。 留守中任せた仕事は済んだか？はい予定の武器は全て入手済みです。 剣心の敵はきっと志々雄１人だけじゃねえ。
だがわしらの仲間には幕末江戸城を影で守り抜いた隠密御庭番衆の御頭四乃森蒼紫。 けど御庭番衆は自らは明治政府から要職に求められていたにもかかわらず蒼紫様は幕府の手によって殺されようとしていた部下達を救おうと…。 銃声御頭！ヤァ～！勝者が歴史をつくるのは世の常か！我々影は闇に葬られる！龍尉！逃がすな！撃て！撃て！生きて！蒼紫様！御庭番衆こそ最強なり！蒼紫様のやり場のない怒りと絶望は幕末最強の男すなわち「緋村抜刀斎」へと向かって行った。 すでに十数の村が政府からも見捨てられ事実上志々雄の領地となっている。
立て！立たせろ！おい連行しろ！おい剣心大丈夫か！青空殿…これは…逆刃刀真打ち逆刃刀真打ち…殺人剣ばっかり作って来た父が剣心入るぞ少しは休めたでござるか？おう…なぁ薫。 別に志々雄に忠誠心なんてあらへん。 志々雄は京都を焼くつもりだ。 しょせん志々雄一派は寄せ集め集団つけ込む隙は必ずあるはずです。 「下弦の月志々雄一派に不穏な企みあり風向きに注意せよ」。 黒尉白尉増髪近江女忍び装束の準備！はい！今こそ御庭番衆の力を見せつけるぞ！本日より京都全域に厳戒態勢を敷く！剣心。