それが笹谷の悩みだったまるで妊婦のようなポッコリお腹を持つ吉田事前の健康診断で…しかし本気で痩せたいのか一向に…すると既にゴールをしていた妹と歩けない女久保が迎えに来た全員で100kg痩せるためにはまず己に克つことが大事これまで自分に負け続けて来た8人だからこそこのことを再認識してほしかったようだ前日に桑崎トレーナーが組んだプログラムを必死にこなすメンバー達皆が顔をゆがませトレーニングに打ち込む中…眠いの?どうやら澤田はウオーキング後に言われた…だがトレーニングはまだまだ続く午後は40分間のエアロビクスダ
チームに不協和音が生じる中迎えた…この日は初めての体重計量が行われる1回目の目標はマイナス30kg単純計算で1人3.75kgの減量が必要これまで…それで…。
8!しかし参加者達に……が生まれていた参加者達には1回目の計量以降体重は知らされていないが実際に体重変化の推移を見てみると初日から7日間で3.7kg落ちていた体重が7日目から14日目にかけてはわずか800gしか減っていないこれが…停滞期とは体が命の危険を感じ運動を続けてもエネルギー消費を抑え体重減少に歯止めをかけようとする人間の防御反応そして共同生活による互いの監視の目そこに体重を落とさなければならないという重圧がのしかかるこのところ真面目にトレーニングに取り組んでいた澤田すると澤田は残ったご飯を口にかき
他のメンバーがどこまでカバーできるかそして勝自身どこまで体重を落とせるかが100kg達成のカギとなるチームに新たな逆風が吹く中救世主となるトレーナーがメンバー達を待ち受けていたのは…過去3度オリンピックに出場しシドニーオリンピックでは銅メダルを獲得まずは水中ウオーキング1.5倍近いカロリー消費が期待できるため足に体重をかけられない勝にとってはありがたいトレーニングそう。