気仙沼向洋高校という場所に来ておりまして、現在は使われていない旧校舎の前から中継しています。 そして足元を見てみますと、見えるでしょうか、気仙沼向洋高校柔道部と書かれたガウンのようなものがあります。 地震が起きたとき、この学校にいた生徒らは避難し、津波による犠牲者はいませんでした。 5年ぶりに藤井キャスターが訪れたのは、宮城県南三陸町。 津波で壊滅的な被害を受けた、防災対策庁舎を訪ねてみると。 震災発生から3日後の南三陸町を取材していました。
神奈川県に住む二階堂勇輝さん19歳です。 当時、中学2年生だった二階堂さんに出会ったのは、震災から1週間後の、南三陸町歌津駅。 あの日、ここで出会った二階堂さんは、今、親元を離れ、東京の大学に進こうした町の現状を伝えるため、二階堂さんは将来、地元には戻らず、メディア関係の仕事に就きたいといいます。 およそ9割の水産加工業者が営業を再開しているにもかかわらず、水産加工品の生産高はいまだ震災前のおよそ6割。
屋上まで上がってきましたが、あの日、向こうに慰霊塔が見えますけれども。 あれは明治のときの津波の皆さんの犠牲者の慰霊塔ということになりますね。 当時はこの屋上に、何人ぐらい、人がいたんでしょう?職員と工事関係者合わせて45名おりました。 それはですね、向こうのほうからの、慰霊塔より高い波が来たときに、女性を高い所に上げようということで、ここから上げたわけです。
巨大なコンクリートの壁で、東日本大震災から5年、被災地では将来の津波への備えを巡って、新たな課題が浮上しています。 防潮堤は必要だという賛成の声が多い一方で、巨大なコンクリートの壁に不安を持っている住民もいます。 各地で建設が進む、この巨大な防潮堤に、一部の住民からは、戸惑いの声が上がっています。 この場合、防潮堤は津波を防ぐことはできませんが、避難する時間を確保します。
そこで、防潮堤の一部に導入を目指すのが、フラップゲート式の防潮堤でした。 気仙沼市内湾地区で計画された防潮堤の高さは5.1メートル。 このフラップゲート式の防潮堤を設置することで、計画された防潮堤の高さを維持しつつ、どうやってこの防潮堤の高さが決められたかといいますと、比較的、頻度の高い津波から命を守るために、それぞれの海岸の形やコスト、景観などを考慮に入れて、県などが住民の合意を得て決めたんです。
2階が、茂さん夫婦は、いわき市のアパートへ、息子家族は宮城県仙台市に避難。 ねえ?夏休みを使って息子夫婦と孫たちも楢葉町に一時帰宅し、久しぶりに家族全員がそろいました。 去年9月5日、震災から4年半がたち、帰還を考える茂さんが楢葉町に来ると、町は、ひっそりとしていました。 茂さん夫婦は今も避難先のいわき市から、楢葉町の家に時々通う生活を続けています。
引き続き、福島県楢葉町の竜田駅前からお伝えします。 このJR常磐線は東京・上野駅から福島県のいわき駅を通りまして、宮城県の仙台駅までを結んでいます。 しかし、津波と原発事故の影響によって、一部の区間が不通になっていまして、ここが岩城方面から来る電車の仮の終着駅となっています。 一番の条件は医療施設の再開、次に水道水などの不安解消、防犯対策、そして商業施設の再開などが挙がっています。 私が取材したのは、去年のワールドカップで大躍進を遂げた、ラグビー日本代表の大野均選手です。
震災後、大野選手は募金活動への参加や、被災地の子どもたちを試合に招待するなど、日本代表の一人として、支援活動に取り組みました。
今月、中学を卒業する瞭さんは、進学先の高校で、原発の廃炉方法や町の復興について学びたいと考えています。 先月、地元出身の中学生、遠藤瞭さんが一時帰宅を行いました。 今、覚えてる小学校とか、駅とか、家とかの様子も、去年、町からの依頼を受けて、瞭さんたち地元出身の中学生が考えたものです。 自分で知識を深めて、町のこととか、跡原子力発電のこととかを、一生懸命勉強して、町の復興は、まだまだこれからなので、町をどんどんいい方向にって考えています。
そして、こちらの海岸線に沿って走る道路の周辺には、商店や飲食店が連なり、避難した先に出来た仮設商店街で、店を続けてきた人々は今、宮古市田老地区の山間部にある仮設商店街、たろちゃんハウス。 この仮設商店街で食堂を営む赤沼秋子さん。 震災前、宮古市田老地区には、海沿いに高さ10メートルの防潮堤が造られていました。 震災から6か月後には、今のプレハブの仮設商店街に。 上のホテルさんも本設移転。 本設移転とは、自分の店を再建したことを意味します。
仮設商店街は、厳しい決断を迫られています。 さらに仮設商店街の売り上げを支えていた、復興ツアーも年々減っています。 団体で店に来て、食事をしたり、お土産を買ったり、そういったお客さんが減ることで、仮設商店街で営業を始めたときと比べ、売り上げが半分以下に落ちたという店も少なくありません。 小山さんが取材をした宮古市の田老地区では、内陸部に避難し、定住する人も多く、震災前と比べて、人口がおよそ3割減りました。 仮設商店街に入る店舗について調べたものです。
私のいます、気仙沼向洋高校の旧校舎は5年前、津波の被害を受けました。 幸い、犠牲者は一人もいませんでしたが、津波は校舎の3階をも、被害に巻き込み、車を押し流してきました。 地震発生後、市の中心部を襲った津波を捉えた、8台のカメラを入手しました。 沿岸部にあるホテルから、気仙沼湾に向けられたカメラでは、津波の前兆となる異変が捉えられていました。 地震発生から17分後の午後3時3分。 渋滞を一目見て、バイクを選択したことで、津波の被害には遭わずに済んだといいます。
このとき、庁舎から撮影された映像には、さまざまなものを押し流す、津波が捉えられていました。 カメラが沖方向から迫ってくる津波を撮影している間にも、津波は水かさを増していきます。 市の中心部の西側を流れる大川でも、周囲に避難を呼びかけていたのは、当時、地区の消防団に所属していた、小野寺市朗さん。 その後、津波は数分もたたずに、校舎の1階の天井まで到達。 そのころ、渋滞が起きていた町の中心部にある菓子店のカメラも、津波を捉えました。
人々の想定をはるかに上回る被害を出した、巨大津波。 1万8455人の死者・行方不明者を出した震災。 津波に襲われた宮城県石巻市の大川小学校には、保護者らの姿がありました。 各地で行方不明者の捜索も行われました。 災害公営住宅や、集団移転先の完成は、地域によって差が出ています。 福島県では、町の広い地域が帰還困難区域に指定されている、浪江町の人々が避難生活を送っています。 先の見えない避難生活。
方針では、原発事故で放射性物質の拡散を予測するシステム、SPEEDIについて、自治体が避難経路を決める際などに活用することを妨げないとして国は確実な予測ができないとして、SPEEDIを避難の判断に使わないことを決めていますが、一部の自治体から使用の要望があったことに応えたものです。 また現在は、原発からおおむね5キロ圏内を対象に、事前配布している安定ヨウ素剤について、30キロ圏内の事前配布でも、国が財政支援をすることを明記しました。
代わりに、この横にパネルが設置されて、ここで外国人観光客たちが写真を撮っています。 絶景は見えなくても、雪を楽しむ外国人観光客。 去年6月、神奈川県相模原市の墓地で、阿部由香利さんの遺体が見つかった事件で、東京地検はきょう、阿部さんに睡眠改善薬を飲ませ、首を絞めて殺害したとして、元交際相手の佐藤一麿被告を殺人の罪で起訴しました。 きょう流された映像には、勝又被告が断片的な状況を話す場面は映っていましたが、明確に殺害を認める場面はありませんでした。
不正請求は2012年のクリニック開業直後から行われていて、請求した診療報酬のうち、正規の請求は数パーセント程度で、ほとんどが不正請求だったことが分かりました。 さらに岩手県出身で、今シーズンから選手会長となった銀次選手。 また、優勝候補筆頭の大阪桐蔭は大会4日目に高知の土佐と、大会連覇を目指す敦賀気比は、6日目に青森山田と対戦します。 卓球日本代表の伊藤美誠選手が、大阪昇陽中学の卒業式に出席。
海外遠征なども多く、特に今回、世界選手権から帰ってきたときなんて、盛大なるパーティーみたいな、ぱぱぱぱんみたいな、おめでとう!みたいな感じで言われて、しかも絵とかも描いてくれて、すごいなんか、びっくりしました。 怖いものが大の苦手という、元AKB48の板野友美さんが、主演映画の舞台あいさつで、ドッキリを仕掛けられました。 ドッキリは大成功となりましみんなが目標にしてたものではなかったので、正直残念という気持ちはありますけど。 元サッカー女子日本代表の澤穂希さんが、海外ドラマのPRイベントに登場しました。
出されているのは、そばではなく、カレーに、魚介のパスタ?そこには、被災地を盛り上げようと奮闘する、ワカメや天かすなどを載せた十割そばです。 そば畑は、三陸鉄道田老駅の近くにあります。 そばに載せているワカメにも、田老のブランドワカメを使っています。 田老のワカメは肉厚で、独特な歯応えがあるのが特徴。 小山キャスターは、去年3月に完成したという、田老のワカメを待ち望む、全国の人たちからの手紙。 2年半前、復興計画の仕事で田老を訪れ、魚介のパスタに、地元、田老産のそば。
事業所では、大阪府警などと契約し、身寄りがない遺体を50体から60体、常に預かっており、社内調査で責任者の男性は、日々の仕事の流れの中で、隠してしまったと説明しているということです。 公益社では、日付などの確認ミスが原因だったとして、火葬の準備を複数人で行う体制に変更し、再発防止に努めるとして3歳の息子をうさぎ用のケージに監禁し、死亡させた罪などに問われた両親の裁判で、東京地裁はきょう、判決を言い渡しました。
このとき、箱根町のここ、宮ノ下なんですが、気温が0.1度ということで、まさに真冬に戻ったかのような寒さ。 そして東京都心、スカイツリーのカメラで見ると、上空は雪が舞っていたんですね。 最高気温も東京都心、熊谷、宇都宮で6.1度と、まさに真冬でも何日もないような寒い一日でしたね。 そしてこれからなんですけれども、雨雲、雪雲の予想を見てみますと、房総や茨城県内、また、群馬県内に少し浮かんでいるのがあります。 気温の予想ですが、最低気温はけさと同じくらいの所が多いですね。 日中の最高気温。