NNNドキュメント「THE 放射能 科学は放射線の影響にどこまで迫れるのか?」

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この番組のまとめ

ご紹介した3人は原発での作業による被ばくによって放射線は音もなくにおいもなく目にも見えませんしかし霧に満たされた箱霧箱を使うと放射線の軌跡を見ることができます目に見える放射線の姿は…放射線は1分間におよそ6000本一日で855万本福島第一原発事故では90万テラベクレルという気の遠くなるような量の放射能が環境中に放出されました。

マニュアルで定められた放射能の測定がきちんと行われませんでした福島第一原子力発電所ではもちろん爆発をして測定器が壊れてしまったり停電して動かなかったり周辺のモニタリングポストもそうですしそして周辺の人々がどれだけの被ばくをしているということがほとんど分からないという状態のまま動いていました。

東大病院きっての放射線治療のスペシャリスト中川医師は…福島の妊婦さんに関してはどうでしょうか?全く問題ないですよ。 続いて沖縄のヤマトシジミの幼虫に福島の汚染した餌を食べさせたところ死ぬものや形態異常が多発内部被ばくの影響です1個体当たり本当に数ベクレルで個体の異常が出て来るのは私は非常にショックだったんですけど。

ここでも初期の放出量が分からず研究の妨げとなっていました実証実験を今進めていますが放出データがないのでこれら牛の臓器や血液から放射線の影響を調査しているグループがいますこのエリアでは白い斑点の出た牛がチェルノブイリの時にツバメの白斑が問題になったということもあって牛に白斑が多発しているのがよく画像として流れ出ています。

福島第一原発で復旧作業に従事した作業員達被ばく線量が100ミリシーベルト以下でも体の不調を訴える人が出ていますAさんには忘れられない一日があったといいます腎臓心臓…「臓」って付くものに対しては全部結局いろいろな数値が悪くなって。