きょう未明、震度6強の地震が発生した熊本県。 熊本県で発生した一連の地震で、これまでに37人が死亡し、6人が行方不明になっています。 きょう未明から、熊本県では、震度6強の地震が相次ぎました。 熊本市中央区の熊本城から中継です。 熊本城は築城400年といわれていますが、土台の部分がずれたり、もろくなったりして、この状態を保っていられるのか、崩れてしまわないか、心配です。 以上、熊本市中央区にある、熊本城から中継でお伝えしました。
山本さん、今、速報が入ったんですが、9時5分ごろ、今から2分ほど前に、そちらで揺れたと思うんです低気圧の影響で、あすにかけて、局地的に激しい雨が降るおそれがあることから、熊本県内では10の自治体で、避難指示や避難勧告が出されています。 避難指示が出されているのは、南阿蘇村と西原村の一部の地域、避難勧告が出されているのは、菊池市の全域、八代市、宇城市、阿蘇市などの一部の地域です。
東海大学農学部の学生が住むアパートが倒壊し、学生と見られる11人が、生き埋めとなったのです。 11人全員が救助されましたが、東海大学の大学生、脇志朋弥さん21歳と、清田啓介さん18歳が死亡しました。 南阿蘇村の東海大学キャンパスすぐ近くにあるこちらのアパート。 さらに災害対策本部が置かれている南阿蘇村の久木野庁舎を訪れると。
きょう未明の地震で、震度6強を観測した南阿蘇村では、阿蘇大橋が崩落していて、学生や地域の人などおよそ1000人が孤立状態になっているということです。 きょう午前1時25分ごろの地震で、震度6強を観測したのは、南阿蘇村と熊本市中央区や東区、菊池市、宇土市など、震度6弱を観測したのは、熊本市南区や北区、八代市、阿蘇市などです。
谷原さん、今回のこの熊本地震ですけれども、本当に非常に余震の回数が多いのが特徴ですよね。 気象庁も最初に木曜日に地震があ2日たったときというグラフになっています。 そして、木曜日の夜に震度7を観測する地震がありまして、きょうはこのオレンジ色で示しました、6弱以上の地震というのがこちらにある日奈久断層帯という北から南に延びる断層帯の、北側、上半分ぐらいの所で起きたんではないかということが分かりました。
さらにこの近くの農家の皆さんから、プチトマトであったり、野菜などを提供して、それを皆さんに配っていると、そういうボランティアの方もいらっしゃいました。 そして雨が心配されますが、藤田さん、取材をしてみて、周囲の地盤の緩みや崖崩れの危険性、どんなものを見てきましたか?矢島さん、ここにたどりつくまで、かなり私たちも苦労しました。 続いては再び熊本市内からの中継です。 そして熊本市にも大雨警報が、先ほど出されました。 これで熊本市や阿蘇を含む、熊本県内全域に大雨警報が出されています。
この熊本城もですけれども、熊本県全体が、地震の影響で地盤が緩くなっていますので、少しの雨でも土砂災害が起きる可能性があります。 こういった大きな建物以外にも、半壊の建物、傾いている建物、自動販売機、大きな看板、そういったものの近くは歩かないようにする、また、この中心部ですら、今、物資が少なくなっているということもあるんです。 そこでこちらに避難している子どもたちが率先して、ボランティアでいろんな所から水を集めているというような状況です。
ところが火、水と晴れて、今度は25度前後の夏日、木曜日以降は、体調管理にも十分、注意をしていただきたいと思います。 相次ぐこの地震で、被害は拡大しています。 今回の地震が、14日以降、発生してきた地震の本震と考えられ。 町の至る所に残る地震の爪痕。 熊本市中央区では、家屋が倒壊。 深夜に再び襲った地震。 緊急地震速報が鳴りました。 噴火レベルを現在のレベル2より引き上げる予定はないとしていまこの阿蘇山の噴火と、一連の地震活動との関連については、現在、分かっていません。
3人の死亡が確認された熊本県の嘉島町。 きのう、被害が大きかった熊本県益城町では。 一晩で被害が拡大してしまった益城町。 大分自動車道では、道路脇の斜面が、およそ100メートルにわたって崩落。 気象庁は、地震活動は北東方向に領域が拡大し、大分県にも厳重な注意を呼びかけています。 熊本県などの九州北部では、今夜からあすにかけて、最大150ミリの大雨が降るおそれがあり、気象庁は強い揺れを観測した地域では、地盤が弱まっている可能性が高いとして、土砂災害や家屋の倒壊などに厳重に警戒するよう呼びかけています。