前日ですよね？それでそれに熱狂する支持者 の反応を見てて、この人、大統領になったら、えらいことになるんじゃないのか と思ったら翌日、ドナルド大統領誕生、で、トランプ大統領誕生、それでその夜中の３時の演説聞い てたら、前日と別人になってて、一体何が起きてるんだと。
青山さん、政府は異例のスピードで安倍総理 大臣とトランプ氏の会談の調整に入ったということなんですが、官邸はトランプ氏の勝利、どう受 け止めているんでしょうか。 それは、クリントン氏が有利だと分析して いたことに加えて、トランプ大統領になれば、日米関係が今後、どのようになる のか、予測がつかないからにほかなりま せん。 そして安倍総理は、大統領選の翌朝、電撃的にトラン プ氏と電話会談して、来週木曜日にニューヨークで会談 する約束を取り付けました。
ですからやっぱり現実にはトランプさんの勢いというのを彼女 も、妹も感じていたようですし、まさかまさかという感じではあっ たんですけれども、実際、一部のアメリカ市民にしか受けな いようなすかっとするようなあのことばが、実は、ふたを開けたら、いろんな方々の８年間の民主党政 権時代の、うっ積していた思いにつながっち ゃってたのかなって。 確かにトランプさん嫌われてます けども、嫌われてる一方で、熱狂的な支持 者がいて、その熱狂的支持者は投票に行った。
トランプはアメリカに誇りを 持っているし、もう一度アメリカを偉大な国にし てくれるよ。 あっ、見えました！私のちょうど真正面、あの金髪が、おなじみのトランプ候補、ゆっくりと通路から現れてきてい ます。 さらに投票日当日には、トランプ氏が住むトランプタワー へ。 トランプタワーの前だけで警 官が１０人ぐらい、固まってます。 日本じゃ考えられませんが、選挙当日にあからさまにトランプ 候補をけなす、アトラクションというか。 激戦州、オハイオを制したトランプ氏。
しかし、トランプ支持者は、今回の選挙を あの現象と重ね合わせていた。 トランプ支持者の皆さんは、これは革命なんだと、レボリューションだと言ってまし た。
トランプさんも嫌なんだけれども、 クリントンさんのほうももっと嫌だという人も、結構いたというこ とで、結局は積極的にクリントンさんを 支持する人と、消極的にトランプ氏を支持する人 とどっちが多かったかというと後者のほう、消極的だけれども、トランプ氏を支持しようかという 人が多かったということなのかもしれません。
それでも、こちらご覧いただ きたいんですが、東海岸、西海岸のいわゆる大都会では、圧 倒的にクリントンさんの支持が高いんですけれども、中央の、わりとキリスト教の、わりと保守派の人が多い皆さんの 所では、圧倒的に共和党。 ただしその下の票数を見ていただ きたいんですが、実は結果的にクリントンさんに入れた人のほうが、 票数は多いんですね。
もしこのあところっと、やっぱり トランプタワーのペントハウス、トップにいる人で、有名人ばかりとつきあっていると いう人になっていったときに、恐ろしいことになると思うし、特にやっぱり外交では核のボタン を握るわけですから、本当に怖いと思います。 一方、トランプ氏は、ＴＰＰ離脱と同様、ＮＡＦＴＡの見直しも求 めていましたが、それに関してカナダのトルドー首相は、ＮＡＦＴＡ・北米自由貿易協定の 再交渉の協議は、喜んで受け入れるとしています。
そうすると、あるいは例えば、ロシアとの関係改善を巡って、中国との関係改善を巡って、経済利益を追求するということに なると、私たちが一番懸念している安全保障の問題、ウクライナの 問題とか、あるいは東シナ海、尖閣を巡る問題、南シナ海、こう いうところに影響が出てくるんじゃないか、心配しています。
トランプ氏は２９年前、日本テレ ビの番組に、アメリカの大富豪として出演をし ていたんです。 父親から不動産業を引き継い だトランプ氏は、ホテルやカジノ経営など、事業拡大に成功するも、１９９０年には、業績不振で多額の負債を抱えたこ ともあった。 トランプさんが、自分が大統領になったら、１００日以内にこれをやると言っ た中の筆頭に、きましょうか。
ただ、やはり日本の為替誘導していると、そういうことも言ってますし、保護主義的な政策をやっぱり取っ てくる可能性がありますので、アメリカ国内はいい部分はあって も、やっぱり日本にとっては厳しいん じゃないかという見方は政府内にあるんですね。 それからＴＰＰに関しては敗れた クリントン氏も反対してますし、議会のさっき勢力図、説明ありま したが、民主党はもともと反対が多いとい うことで、議会内で、ＴＰＰの承認を進める勢い、流れというのは明らかにそがれているのが現状ですよね。
メアさん、さっきの質問なん ですが、アメリカのトランプ支持者っていうのは、トランプさんが 公約で言ったことをどの程度信じているんですか？信じてる人もいますけど、でももう、具体的なコンクリートで作られた 壁ではなくていいっていって、抽象的な抽象的な壁でいいんだと いうふうに言ってる人ももう出てます。 トランプ氏の大統領選勝利で、岐路に立たされる日米安保体制。 トランプ氏は、在日米軍の駐留費のおよそ７０％ を日本が負担していることを理解していません。
次期大統領が訴える、日米安保条約と在日米軍の経費問 題ですが、ちょっと誤解がありそうですので、きょうは題しまして、トランプ次期大統領に贈る！日米安保と在日米軍、ココが知り たい！をお届けします。 主な在日米軍の基地ですね、全国 のものですが、東京の横田基地を司令部としまし て、青森の三沢でしたり、長崎の佐世 保など全国各地にありますが、全体の７０％以上が沖縄に集中し ている、これが大きな問題となっております。
これはどれぐらいの割合なのかと 言いますと、下ですね、これ、公表されてないのでちょっと古い ものにはなりますが、米軍駐留国の経費負担割合です。 トランプ氏は何を言っている かというと、日本が攻撃されたらわれわれは助 けなくてはいけないが、日本はアメリカを助ける必要がない。
もう一つ、このお金の問題だけじゃなくて、 やはり東アジア全体の安定をもたらしているのが、日本にある米軍の基地だと、私ど もも思っていますので、そこはこれからも、そのことはアメリカ側 には説明しますが、一番この問題、私が見て悲しいのは、アメリカの大統領の発言一つ、ア メリカの政府の発言一つで、日本の安全保障の問題がこんなに 不安になる、これはやっぱりもっと根幹から、もしかしたらやはり、これを機会に日本は独自で、もし日本を守るためには、実際、何をしなきゃいけないのか、どう いう装備が必要なのか、どういう法改正
なんか強くアメリカ、アメリカファースト、パックス・アメリカーナって言っ て、国内向けの内政上は、それは大切 なんでしょうけど、やっぱり外交上で核のボタンを握 るトランプ大統領が日本に突きつける、じゃあ核兵器持ったらいい んじゃないかとか、集団的自衛権を本気で見せてみろ よみたいな、そういうことになったときに、日本がどう対応するか をきちっと、日本政府の在り方を本当にお願い したい。
あしたときょうですね、１８度の予想なんですが、きのう、東京最高気温でも１１度ぐらいだ ったんですよね。 来週、気温は平年並みかやや高めといっ たところで、西日本に関しては、今週流れ込んできたような冬の寒 さは、来週はなさそうですから、季節がゆっくり進みそうですね。