地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第8話

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この番組のまとめ

幸人君のこと頼まれちゃったのハハハ…!えっすごいじゃないですか先輩!えっそれってもう親公認の仲ってことですよね。 いや~でも幸人君何だか忙しいみたいだし。 ヤダヤダ!もうあり得ない!あり得ない!もう幸人君と5日も会ってないんですけど!はっ!このままだと…。 幸人君!自然消滅だ…!付き合ってもいないのに自然消滅してしまう!ヤダヤダそんなの嫌!ヤダ~!ヤダ!もう!ハハ…あっ待って同じカフス。

あの桜川葵先生の小説に出て来るモテテクっていうものがホントに効果があるのか事実確認したいと思います。 あの~ミラーリング効果とかクロス効果とかそういうメジャーなモテテクやったことあります?ミラーリング効果?クロス効果?あ~知りませんか?あぁじゃあやってみましょうか。 まぁまぁ…ならいいかな?クロス効果今度くうたんに試してみましょう。 ん?綾小路公…?ってか先輩モテテクまで校閲してるんですね。 装丁デザインのほうなんですがえ~人気ブックデザイナーの町田兄弟さんにお願いしてます。

じゃあ幸人君はもう服届いてるからフィッティングに入って。 一体何でショーン?部長にショーン的要素全然なくない?セクシーさ凶暴性情熱を併せ持った名優だぞ。 てかさ茸原部長って昔編集者だったんだね。 3mm?さ…3mm?えっでも何で?怖い怖い…何で?何で一体そんなことになっちゃったわけ?何で?仕事にも恋愛にも情熱的だった桜川先生はそうすることで縁がなさそうだけどな。 で結局それが原因で茸原さんは文芸編集部にいられなくなって校閲部の部長になった。 桜川先生もうちで書けなくなって今回は10年ぶりのうちでの仕事だ。

えっでも初校と再校って別の人がやるの決まりですよね?ええ見落としを防ぐためにはそれが懸命なのですが先生がどうしても河野さんにお願いしたいとのことで。

え~ちょっと地味じゃない?先生が派手過ぎるんですよ。 あ…あっじゃあ台所お借りしてもいいですか?台所?やっぱり桜川先生の校閲は河野さんにお願いしてよかったですね。 茸原さんも桜川先生と全力でぶつかってたんですよね?えっ?茸原さんが担当していた時の先生の作品はそして『愛される女、殺される女』。 私も一歩も引かず先生の作品に意見しました。 自分以外の電話に出るなって携帯電話何回壊されたか分かりません。 そうやって全力でひとに甘えてその分自分を追い込んでそのエネルギーを作品にぶつける人でした。

あらためて先生の本を読んでみたらこのフレーズが今回のジュエリー特集のコンセプトにピッタリだと思ったんです。 桜川先生うちで書くの10年ぶりだからいろんな方向から盛り上げて行こうと思ってたんだよ。 コーエツ桜川先生の最終校だ。 コーエツお前は先生の全力の仕事に全力で応えてくれたもう十分だ。 だって先生だって絶対納得いってないよ。 だって先生が全力で作ったこの作品こんな中途半端なまま終わらせていいなんて先生絶対思ってないよ。