アメリカを訪れている安倍総理大臣は、トランプ大統領と日本時間のきょう未明、大統領就任後初めて会談しました。 この経済を巡っては、安倍総理大臣とトランプ大統領の間で、この一致した点はこの経済関係強化、あるいは自由で公正なルールといった、いわゆる理念の部分での一致にとどまりまして、そういった多国間のTPPにするのか、それとも日米2国間の協議か、これ、非常に難しい部分なんですけれども、こういった問題は、この実務レベルでやるということになったんですね。
オバマ大統領とは安倍総理大臣、確認をしてきたんですけれども、トランプさんは理念に基づく国際協調に背を向けるようなところもありまして、戦後の国際秩序、壊すんじゃないかと、懸念も出ています。 今回、記者会見でトランプさんは、これらのフレーズについてしっかりコメントしたんですけれども、ただ一つ、この人権を巡っては、7か国の入国禁止令、この大統領令がかなり批判をされていますけれども、これについて、何かひと言、物申すべきだという期待もあった安倍総理大臣は、コメントを避けました。
アメリカメディアは10日、トランプ政権が中東など7か国からの入国を停止する大統領令の差し止めを巡り、連邦最高裁判所への上訴を行わない方針だと伝えました。 入国停止の大統領令は、連邦控訴裁判所が、トランプ政権の申し立てを退けたことを受け、連邦地方裁判所での大統領令そのものが、憲法違反に当たるかどうかの裁判に力を注ぐということです。 あちらには立往生発生の表示が出ていまして、鳥取市の県道でトラック運転手、三明義雄さん44歳が、大型トラックのタイヤに巻き込まれ、死亡しました。