『恋するシーズン』の脚本別の脚本家さんにお願いすることになったあんたとは恋愛できない仕事も全くないニート状態だし…。 仕事も恋愛も崖っぷちどころかもう半分落っこちてる。 取りあえず仕事頑張れってことじゃ…。 頑張りたくても仕事がない！早坂さんから仕事もらったって言ってなかったっけ？企画書書くの手伝っただけであれはもう終わったし…。 あんた達！最悪恋はしなくても生きて行けるけど仕事がないとおまんまの食い上げタラ！分かってるわよそんなこと！結婚してない男いない仕事ない。
あっこれってもしかして千載一遇のチャンスってこと？そうだよ！崖っぷちから這い上がるチャンス！結婚だなんてあんた達先走り過ぎだからアハハ…！またタラレバ話で盛り上がってんだ。 それしか言ってないことありません！タラレバ以外聞いたことありません！はぁ？何？ってか２人距離縮まってね？は？全然！いっつも夢みたいなことばっかり話しててよく飽きないよな。
えっ入院？脚本家ってあの笹崎さんがですか？手術してしばらく療養しないといけないらしくて…。 それで３話から書いてもらえるピンチヒッターの脚本家さんを探してるんだ。 倫子さんチャレンジしてみない？もちろんもともと倫子さんに書いてもらう予定だった企画でそれでコンペなんて失礼な話だから断ってもらっても全然…。 ただ締め切り明後日なんだけど大丈夫かな？あ…明後日？はい頑張ります！じゃあこれが１話の編集上がりと台本と。 あの早坂さん脚本家の方が入院したって聞いたんですけど。
あのさ私が選ばれたらあんたの役膨らませてあげよっか？自信あるんだ？ピンチはチャンスですから。 でもピンチヒッターが空振りしたらもう二度と出番は回って来ないんじゃないの？むしろチャンスはピンチかも。 皆さんから頂いた脚本どれもホントに面白くて随分話し合ったんだけど…。 今回は１～２話のテイストにより近いものを上げて来てくれたベテランの脚本家さんにお願いすることになりました。
そこは我々戦力外だから…。 成功者…ハァ成功者の話が聞きたい！あっおっおっ奥田さん！うわ～！早く早く…。 倫子幸せになって。 倫子だけでも。 倫子さんって恋愛ものが好きなんだ？あ～好きというか仕事柄かな。 やっぱ楽しいな倫子さんといると。 はい？俺にチャンスを下さい！へっ？好きです俺と付き合ってもらえませんか？本当に？やった！ありがとう！倫子さん！こちらこそです。 へぇ「鎌田倫子幸せになりま～す！」。 《いつもは心の中で「不幸になれ」と念じてたカップル達にだっていいなぁ倫子。