大垣院長と深志先生はご学友と聞いております。 はぁ?失礼します!あぁ~…!それでも私はどうしても深志先生の下で学びたいと思い大垣院長に頼み込んでやっとのことで紹介状を書いていただいたのです。 野菜を作りたい研究所の周りには使われていない農地がたくさんあります!そこを使わない手はないです!そこで新鮮な野菜を作れば毎日患者さん達に食べさせてあげられます!誰が作るの~?僕です!野良仕事は得意ですから!君ねぇ~!ここにいるのは皆帝大を出てるんだよ!そういう出過ぎたおせっかいを一番嫌うんだ。
どなた様でしょうか?私は伝染病研究所で見習いをしております。 あっ…お嬢さんでしたか!ぜひおとうさんに会わせていただけませんか?どういったご用件でしょう?実は研究所の近くにあるまだ使われていない農地を貸していただきたいんです。 えっ!父は伝染病研究所が出来るのを反対しておりましたから。 研究所を怖がって人も近寄りませんし。 そんなことをしてしまったら研究所があるのを認めてしまうことになります。 父は研究所に猟銃を撃ち込んだこともありますから。
その頃先生にはもう1つの研究所があったんです誰も知らない森の奥に。 先生は世界中の菌類を集めて日本に持ち帰りその研究小屋で新しい菌を生み出そうとしていました。 先生はそこで不老不死の研究に取りつかれていたんです。 キノコ?先生はキノコには無限の力があると考えています。 ご苦労さん!あっ清水事務長!サキさんは研究所のためにも尽くし事務長もいつの間にか感謝するようになっていました。 深志先生野菜のシチューを作りましたのでお持ちいたしました。
先生シチューお持ちいたしました。 先生は結婚なさらないんですか?先生は女性よりキノコがお好きなんですもんね。 でしたら先生は恋はしませんか?恋はしたことあるでしょう?先生も。 先生。 「人間の一番卑しい感情を抱いた」。 何を?僕は先生の恋から生まれて来た。 先生の人を恋する気持ちから生まれて来たんです。 番組のため!自分のためですよ!天草さん!否定して!ちょちょちょ…。 天草続けろ。 この菌があるから怪物だから僕は人間に恋をして人間の素晴らしさを誰よりも知りました。 俺もフランケンに会えて楽しかったよ。