この小さな王国に住んでいるお姫様は…この小さなお城で大事に大事に育てられ…好きだよ初君加穂子が好きなのは初君なのは？あぁ！あぁ！ちょ…あっ…あ～！あ〜ちょ…あ～！あっ…あっ…。 パパ加穂子起こしてくれない？いやでもいつもママが…。 あ…ゴミ出したついでに外の空気吸ってただけだからいやでも加穂子が心配じゃないのかよおはよ…。 ねぇパパ加穂子謝る必要あるのかな？別に悪いことしてないのに。 こうしてわが家はかつてない冷戦状態に突入したごめんごめんで…加穂子ちゃんどうした？今日は。
♪～おい加穂子。 どうした加穂子どっか具合でも悪いのか？あっううん絶好調。 えっいやでもいいのか？加穂子まだ部屋から出て来てないのに。 加穂子入っていいか？グ～《何だ今のは？もしかして本当にはっ入るぞ！なぁ元気出せよ。 何ならパパが加穂子の良さを分かってくれるいい人を見つけてあげるからさ。 何？１つはコンビニでオムライスとドーナツとフライドポテトを買って来てください。 あぁママに内緒な？どこ行くの？えっ？もしかして加穂子に何か頼まれたんじゃないでしょうね？あ…。 買って来たぞ～加穂子。 大丈夫か？加穂子。
あぁじゃあ加穂子も飲んでみようかな。 ねぇママどうしてる？加穂子がフラれて喜んでるんじゃない？いやそんなことないよ。 加穂子が傷ついてるんじゃないかってすごく心配してる。 とか何とか言って加穂子の好きなものばっかりじゃない。 ホントに？ホントに加穂子に甘いっていうか過保護なんだからパパは。 《こういう時はアメリカのパウエル長官が言った言葉を《「大事なのはいつも冷静でいることとどうぞどうぞ…入って。 お～加穂子よく来たね〜すいませんお義父さんいきなり押し掛けて。
加穂子こそどうしたの？今日は。 正高君泉はまだ来ないのかい？あぁ…今日はちょっと何か用事があるとかいってすいません。 どうしたの？加穂子味付け辛かった？ううんばぁばの料理がおいし過ぎて食べるのが止まらないのが悲しいの。 ん？何でだい？だって加穂子フラ…。 加穂子も年頃だから。 ちょっと…加穂子最近ちょっと太って来ちゃったしそれにばぁばの料理のほうがおいしいから…。 加穂子ちょっとビール飲んでみようかな。 えぇ？おい大丈夫か？加穂子。 じゃあじぃじがついでやろう加穂子の初めてのビールなっ。
いやいや強いんだ加穂子は。 加穂子大丈夫？そんなに飲んで…。 うわわっわっ…！わわわ…！吐くな～〜一体何考えてんの！何で加穂子にお酒飲ますのよ。 じゃあ加穂子がその…麦野ってコのとこに行くの何で止めなかったの？だって加穂子足速いんだもん。 だからパパには任せられないのよ加穂子のこと。 加穂子大丈夫か？行っちゃうのかよ。