服部平次と遠山和葉に誘われ徳川埋蔵金発掘の手伝いに静岡県の 宿里村まで やって来た俺と蘭しかし その晩…ん？外が明るいな…。 １６年前の落盤事故のことが 書かれた手紙がな！まあ それも あなたが言っているだけのウソかもしれないけど？ウソじゃありませんよ！皆さんをお泊めするホテルや 部屋まで指定されてたんですから。 部屋に何か 仕掛けしてあるんとちゃう？私達の部屋ってその落盤事故で亡くなった 外国人が使ってた部屋みたいだし。
まあ ええわ…せっかくやから 聞かせてもらおか？その誰かからの手紙に 書いてあったんとちゃうか？ああ… 考古学者の丹沢道貴さんはほんなら あの小説家のオバハンは？増子史絵を知らないんですか？魔物とかが出てくる怪奇小説で 有名な方ですよ？そういう話を書くだけあって 日本の妖怪話に詳しくてて…手紙には 埋蔵金がダメならなぜ呼ばれたのかは 私にも…。
ビックリしてる間ぁに３階の隅の部屋におった 考古学者の丹沢さんが密室で 毒殺されとったっちゅうわけや。 確かに ワインの炭酸割りが 作れるように白ワインと炭酸水を頼んだけど私が それを窓際で まき散らしたとしたら濡れたのは 村長だけじゃ 済まないだろうし。