コーチたちは皆内田監督を恐れ、自分の指導者信念を曲げてでも監 督に盲従しました。 内田監督になってからの日大 フェニックスは、練習が半端なく厳しく、コーチ陣の指導も厳しく なり、選手は常に肉体的にも精神的にも追い込まれていました。 高校時代に好きだった井上コーチは、内田監督の影響でどんどん厳 しい、親しみも感じられないコーチに変わっていき、当該選手は寂 しさを覚えていきました。 内田監督は有望な選手を精神 的に追い込んで、さらに頑張らせ、もう一歩上のレベルまで向上させ るという指導スタイルを好みました。
ディフェンスコーチへのヒア リングによれば、当該選手は精神的に弱い、これは穏やかで優しいという意味 です。 監督は試合当日に、やらなきゃ意味ないよというふう に声をかけたと、きのう宮川選手は会見で答えていますけれども、 それは本当ですか?確かに遠くから、僕、50ヤード付近、その付近にいたんですが、確かに 来たんですが、その彼が何を言ってるかというの は、そのとき、正直分かりませんでした。
試合前のポジション練習のときに、井上コーチから今、監督に言って こいと、言われたので、当該選手は内田監督に直接、クオーターバックを潰すんで出し てくださいとお願いしました。 この反則が目の前で行われた レフリーは、反則であったことを示すイエロー フラッグを投げつけながら、おい、君は一体何をしてるんだ、と当該選手をどなりつけました。 実際、レフェリーが当該選手に問いかけ ているところが、試合当日の映像でも確認できる。
関学大が僅か3プレーする間にデ ィフェンスの同一選手による2度目の反則があったことを受け、関学大の鳥内監督は、サイドライ ンから当該選手を指さしながら、退場にすべきだというアピールを 行いました。 3度の悪質な反則行為で退場 となった選手に対し、叱責することなく、むしろ気にするなと労をねぎらう ような声をかけていることからも、日大側の指導者と受け取る側のか い離という説明とは大きく矛盾する。 その宮川泰介選手に対して? 宮川でも全部、ディフェンスでも。
しかしながら、思い切りプレーする、激しく行うというのは、コン タクトスポーツであれば、当然であって、それを3年生のレギュラ ー格の選手、しかも全日本に選抜されている当該選手に、わざわざ 指示したというのは不自然なわけです。 つまり文字どおり潰してこい、けがをさせてしまえという意図が込 められていた、すなわち井上コーチの指示はそのようなニュアンス であったのであり、当該選手もそのニュアンスどおりに指示を理解 した。
声明文発表後、選手たちはキャンパスに集まり、 ミーティングを行っていた。 声明文に監督、今後、今回の事案の反省の下に、早急に具体的な改善策を策定、実 行し、二度とこのような事案が起こらな いよう、不退転の覚悟で進めてまいりたい と存じます。 内田前監督のこれまでの主張 を否定されたことに、反論することはなかった。 内田監督の気に障ることがあ ると、コーチでも選手でも、日大アメフト部のOBは、内田前監督が試合中、ある選手のミスに怒り、暴力を振 るっていたと話す。
別のOBからは内田前監督だけで なく、コーチ陣も暴力行為に及んでいた という証言も。 内田前監督の指導の範ちゅう を超えた行為に、去年、現3年生を中心に、多くの退部者が出たのだ。 かなり根深いですし、僕、実 はいろいろ、指導者がどうあるべきかって考え たことがあって、高校野球でも名門高校の監督の野 球部さんとかでも、指導者がすごく今に合った指導方 法とかっていうのを、スキルをすごく上げようとして勉 強されてる監督さんってすごく多いんですよね。
反則した選手ですけれども、公式試合の出場停止、これは2018年度のシーズン終 了までと。 そして日大のチームとして、公式試合の出場停止。 ただ、反対という意見は、このいわゆる宮川選手と、フェニックスの公式試合出場停止、 2018年度シーズンまで、これすらも甘いんじゃないかとい うことで反対したということ?そうなんです。 ただここの公式試合の出場停 止、そしてチームとしての出場停止、ある条件をつけました。
およそ20人、日大関係者、当該選手、審判、関 学の関係者、そして当日会場で目撃した人。 メールっていうのは、結構やり取りが残っているから、例えば選手がそのヒアリング対象 の方が誰かとやり取りしていたメールとかも含めて、当時の認識を確認するっていう意 味で、任意に提出を求められたのかなと 思いましたけど、相当これだけのことをやるのに、この期間っていうのはすごいです。
本当に4年生からすると、も う間違いなく、4年生本人たちは、もうことし終わりだなと、アメフト、できないと確実に思ってると思い ますし、僕はたぶん後ほどやると思うんで すけど、声明文のことあったじゃないです か。
宮川選手、2度目の反則のあと、関学の鳥内監督が退場にすべきだ と審判にアピールしました。 大体、審判にすべての権限がありますので、審判のところですべて例えば退場 であったりとか、それはすべてそこで完結するので、むしろその裁定に対してチームの ほうから一応、抗議できるのは監督が抗議できる んですけれども、基本的には今、リプレーのシステム、ありますけれども、基本的には自分たちの裁定に対し て自信持ってますんで、こうやって言うっていうのは、たぶん、異例だと思います。
アメリカのスポーツ、アメリカンフットボールに限らず、 こういう暴力っていうのは絶対起きない?絶対とは言い切れないですけれども、基本的に、例えば試合のときは、ヘッドコーチの、試合中はないで すけれども、試合が終わった瞬間、ちょっと両チームが握手したりと か、これ、チーム全体でやったりとかするん ですね。 北朝鮮のキム・ジョンウン委員長 の側近が、アメリカのポンペオ国務長官との 会談に臨むため、先ほど、ニューヨークに向けて出発しました。
警視庁によりますと、杉沢容疑者はおととし、知人の男性が取締役を務める都内 のシステム開発会社から、およそ2億1600万円をだまし 取った疑いが持たれています。 杉沢容疑者はプロ野球の球団から グッズ製作の注文を受けているとうそをついて、資金不足のため製 造が止まっている。 国賓として来日したベトナムのク アン国家主席夫妻は、きょう午前、皇居・宮殿に到着し、天皇皇后両陛下が出迎えられまし た。
ということで、このあと引き続きアメリカンフットボール、アメフ ト反則タックル問題なんですが、ついに前監督、コーチの処分が決 定しました。 日本中を巻き込む騒動となっ た日大アメフト部、反則タックル問題。 さらに反則行為をした選手とチー ムは、今年度シーズン終了までの公式試 合の出場資格停止となった。 なぜ監督を辞めて、反則タックルを実行した日大 選手の今後は。 新たな局面を迎えた日大反則 タックル問題。
指導方法がありましたが、精神的圧力でレベルを上げる。 日大のディフェンスコーチに よりますと、宮川選手は精神的に弱い、つまり穏やかで優しい性格だった と。 赤星さんもずっと野球やって らっしゃいましたけれども、つまり、その主力選手ゆえに、監督が時に厳しくする、それから先発メンバーから外すっ ていうようなことは、あるのはあるんでしょうね?同じポジション守ってる選手 がいたとしたら、そっちにももちろんチャンスを与 えて、ある意味、競争意識を高めるということは、もちろんありますよね。
だからこの会見を見て、特に 井上前コーチ、見たときに、この人、コミュニケーション能力あんのか って思いませんでした?だから本当、そこも、一番選手たちとやらなければいけ ないところなのにもかかわらず、選手たちも いろいろ意見したりすることがで きるようになってる、コミュニケーション能力高い選手 たちが増えてると思うんですよ。
と思うんですけど、その集団で、集団催眠じゃないですけど、なんというか、慣れきってしまってたと思うんで すけれども、なんかもう本当ちょっと考えられないですし、今、大阪ですとさくらのみやのバスケ ットボール部の体罰の問題、それからこれも分かりませんけれ ども、レスリングの問題、いろいろありましたけども、そういうことに非常に敏感になら なきゃいけないし、そういうことはもうだめだよって言われてるの に、まだ甲子園ボウルを取ったチーム がこれやってるのって、ちょっとがくぜんとしませんか。
内田前監督は、学連に対して、反則タックルが起きたときにヘッ ドホンを落としてしまい、2度目の反則を含めて見ていなか ったし、コーチらが反則について指摘して いた声も、そのヘッドホンが落ちていたため、聞くことができなかったと、学連 に対しては、こう言っている。 そのときにヘッドホンをして いれば、例えば映像では見てたという後ろ 姿でもありますけれども、見てなかったとしても、基本的に確認、なんの反則があったのかというと ころは、やはり確認する義務が、監督やヘッドコーチにはあると思 います。
思いっきり当たれという意味で全 日本選抜クラスの選手に対し、QBを潰せと指示したのは、不自然 である。 いわゆるオールジャパンに入 るような選手にこういう指示っていうのはしないってことですか? ー大体そういうことしてはいけないというのは分かってないと、じ ゃあ、選抜した側の人間はどうなってる んですかと。 そしてポイントはここなんで すね、相手クオーターバックと友達かな どと尋ねたのは、友達相手にできないことをさせよ うとしたためだと認定しました。
すると内田前監督は、やらなきゃ 意味ないよと言ったということが、宮川選手の会見で明らかになりま した。 反則選手の主張に対して、内 田前監督は、そのことばは言っていないと思う。 三輪さん、会見を見ても、宮川選手は時系列に沿って、整然とこう、何が起こったかとい うのを言っている。 一方で、内田前監督はじめコーチは、何かこうアバウトなんですよね。 そして井上前コーチの発言は 内田前監督を守ろうとして、事実をねじ曲げたことが明らかで、 全く信頼性に乏しい。
しかしこういうふうに、試合観戦した人物からのヒアリン グもあって、三輪さん、言った言わないの話になってるん ですけれども、けがをさせろと言ったか覚えてい ないというような発言になってるんですけれども、このずっと、この試合までの宮川選手の追い込 まれる状況、そして当日の状況からいって、選手の皆さんの言って ることが非常に重いと思うんですけれども、言った、言わないじゃなくて、そこから評価を導き出してると思 うんですけれども、やっぱり規律委員会としては、本 人が言ったかどうかじゃなくって、これだけ客観的なものが
そこまで選手を追い込んでいいのかっていうのもありますけど も、内田前監督が人事権を持つ常務理 事を辞めないかぎり、コーチ一新の意味もないというふ うに石渡さんおっしゃってますけれども。 きのう、詳しくやりましたけ れども、このピラミッドの頂点には田中理 事長がいまして、その下に常務理事が5人、そのうちの1人が内田前監督とい うことになりました。
そしてけがをしたクオーター バックのお父さん、奥野さんです警察の捜査を進めるために被害届 を取り下げず、代わりに反則選手に寛大な処分を 求める嘆願書を集めている。 これ、まず石渡さん、もうこ うやって、ピラミッドを見ると、一目瞭然なんですが、ここまで大 きくなっちゃうと、ナンバー1である田中理事長、理事長が会見をして、内田さんの処遇というところ、ア メフト部の今後というところを語らないとやっぱり収まらないでし ょうね。