担当は 損害調査部部長だった大沢社長。 そして まだ新人だった伊東人事部長。 大沢社長。 偽装を企てた調査会社の人間です。 喜多村会長。 申し訳ありませんでした！会長の言うこの会社の長男としては決して親思いとはいえないようです。 会長 あなたが…人事部長！あ～ ごめん。 伊東人事部長も以前ご一緒に仕事されたそうですが。 え？それで縣さんは昨日の夕方頃この付近で目撃されていまして。 彼は以前共亜火災の外部調査を担当されていたようなので業務に支障が出ないよう注意して対応してください。
社長は 以前に損害調査部の部長でいらしたんですよね？そこで縣さんと一緒に…。 え？あっ もしもし？ 陽子？あっ 仕事終わった？じゃあ 今から行くから はい。 承知しました 先ほど伊東人事部長が見えたのですが。 そういえば 息子さん共亜火災にお勤めのようですねこの春から。 昨日 退社前 同期と情報交換していたようなので会長室へ。
他の誰かではなくこの共亜火災保険会長のこの私にあります。 縣がラボに来たことも私にノックアウトされたことも。 お黙りそもそも偽証罪とは法廷で宣誓した証言について問われるものです。 彼は あなたが奪った写真を取り戻しに来たんですよね？それは どのような写真で？ホテル側の過失の証拠となった写真は偽造されたものだと分かった私と縣さんは大人な関係でしたから…。 喜多村会長。 もう 大昔のことですし会長としてもいろいろな ご事情があったことでしょうし。