真相報道 バンキシャ! 最新 台風12号中国地方を西へ…九州に接近・上陸も

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この番組のまとめ

きょう午前1時ごろ、三重県伊勢市に上陸後、西に進み、先ほど午後5時半ごろ、福岡県豊前市付近に再上陸しました。 ではここで、福岡県北九州市から中継で伝えてもらいます。 北九州市では、今月の豪雨で、土砂崩れによって2人が亡くなっています。 市では午後3時前、土砂災害のおそれがある地域だけではなく、今月の豪雨で被害を受けた地域も加えたおよそ6万世帯11万5000人を対象に避難勧告を出しました。 ここ、山口県周南市樋口は、今回の西日本豪雨で犠牲者が出た地域の一つです。 以上、山口県周南市からお伝えしました。

バンキシャは、猛烈な雨と風をもたらした異例の台風を総力取材。 そして、異例なルートをたどった台風12号は、午前1時ごろ、とうとう三重県伊勢市付近に上陸した。 夕方の時点で暴風警報が出て、さらに夜に入りまして、大雨警報が発令された状況ですので、雨には警戒が必要という。 三重県津市で住民が見上げていたのは、銭湯の煙突。 一方、台風は午前9時ごろに、真備町付近を通過。 東から西に日本列島を横断、異例のコースをたどった台風12号について、お伝えしております。

豪雨災害から3週間余りで、復旧作業も道半ばというときに、台風が直撃し、被災地では二次災害などを心配する声が聞かれました。 このために寒冷渦に引きずられるように、台風12号が東から西へと移動してきたと。 東海上を通って、この台風が、九州の西の海上、この辺りへ出て、このあとですね、急にこのコースを変えて、中国大陸のほうへ移動していくと。 南海上は非常に海水温高いですから、台風が再発達するようなエネルギーがあるんですね。

これで四国ではあすの夕方までに200ミリ、九州南部でも180ミリ、さらにそのあとも雨量は増える見込みで、土砂災害に厳重な警戒が必要になってきます。 この高波に加えて、今回の台風の影響で、きのう午後7時30分ごろ、窓ガラスは割れ、水浸しになった床。 海と大きな岩を望む、熱海でも有名なこのレストラン。 海に面したレストランのガラスが、広範囲にわたり、割れているのが分かります。 きのう、台風が接近した伊豆半島の沿岸部では、激しい高波が発生していたのだ。 被害は熱海の隣、神奈川県湯河原町の海水浴場でも。

高く、ばーんと来るような波です、これが高波で、それに対して高潮というのは、この波の一つなんですけれども、これはかなり長い時間にわたって数十分とか、場合によっては何時間かにわたって、海水面全体が高くなってしまう現象です。 ただそれは規模の大小がありまして、非常に大雑把な言い方をしますと、今回のようになんらかの被害を及ぼすような高潮というのは、大体年に1回ぐらいは日本のどこかで起こってることになりますね。

また西日本豪雨の被災地での二次災害を防ぐために、早急に復旧、復興作業を進めることが大切だと強調しました。 カリフォルニア州の北部、レディング近郊では、23日に発生した火災が猛威を振るっていて、焼失面積はおよそ327平方キロメートル、東京ドーム7000個こうした事態を受けてトランプ大統領は28日、非常事態を宣言しました。