僕は弁護士 成歩堂龍一。 それが どんなに困難な道のりでも依頼人を最後まで信じ抜く!真実のために!今日は 僕が弁護士になる前の物語。 《被告人の名前は 成歩堂龍一。 1年前 初めての法廷で被告人 成歩堂龍一の 裁判を開廷します。 弁護側 準備完了しております! 検察側 準備完了しております。 なんでしょうか?本件の担当弁護士は たしか 星影氏だったのでは?え!あ それが その…星影弁護士は 急用が出来てしまって…。 被告人と被害者のトラブルそうですなぁ?お嬢さん。 彼女は現在 被告人の恋人です。
被害者は死の間際 最後の力をふりしぼってこれを握りしめたのですよ。 それまで 被害者の呑田さんに 会ったことは?ありません!あの日が初めてです!ちいちゃんのことで 話があるからって言われて。 あの日も 2人で お昼を食べたんですよ!みんなに食べさせてあげたいな~ ちいちゃんのタマゴ焼き!被害者と話をして別れた。 ホントに それだけですかな?どど…どういうことですか!?例えば 被害者を 突き飛ばしたり…とかね。 被害者は 革のジャケットを着ています。
実験装置は いずれも 高圧電流を使用するもので電力は この切れた送電線によって まかなわれておりました。 被告人は 午後2時45分に 被害者と会いその10分後 無慈悲にも 突き飛ばして殺害した!これが この事件の真相なのです!むぅ…間違いないようです。 え?この証人の発言は 決定的にムジュンしています!な…ムジュンだと?送電線が切れたのが2時55分。
目薬の小瓶? 事件のあと 裁判所じゅう 徹底的に捜索されたのですが異議あり!そんなこと この審理とは まったく関係ありませんぞ!きっと私 不幸なお星様に 生まれてしまったのですね。 ちいちゃんも憶えてるよね?ほら あの日 この裁判所の地下の資料室で!リュウちゃん その話やめましょう。 あ…そう言えば 今回の事件の日もお昼ご飯の時「返して」って もう かわいいんだから~!リュウちゃん!え?被告人 もう結構です!うわっ!ゲホッ ゴホッ…。
ペンダントは?ごめんなさい!え?な ナルホドさん?た…食べちゃいました。 ナルホドさん!大丈夫!?あなたは今 猛毒を!アハハハ!リュウちゃんが死ななくて 残念でしたわねぇペンダントの中には ほとんど 毒は残っていなかったわ!それに…半年の間に 毒性が消えてしまったのかも!かも?あっ…。 あなたしかいないの!真実を知るにはあなたの言葉が必要なの!ぼ 僕の…言葉? それでは 美柳ちなみさんの容疑も 晴れたということで半年前の事件の審理は…これで…。
毒薬が入ったペンダントを 一刻も早く 始末することだった。 彼女の目的は…ペンダントだったの。 証拠は どこにあるの?毒入りのペンダントとやらは最悪の処分を受ける事になるぞ!最悪の処分?分かりました。 ウフフフフ…これが証拠~?ひょっとして新米弁護士殿は 風邪気味ですかな?いいえ。 猛毒を仕込んで 彼に飲ませるために!な 何をバカな…その瓶は被害者の呑田菊三が 握ってたんですぞ!?半年前の事件を 思い出して下さい。