籠池被告夫妻が裁かれるのは、２ 件の補助金不正受給疑惑だ。 籠池被告は、大阪・豊中市の小学校建設計画を 巡り、設計業者らと共謀して、金額の異なる３つの契約書を作成。 東京拘置所前には、多くの報道陣が集まっています。 保釈保証金１０億円が納付され、まもなく東京拘置所から保釈され る。 こちら東京拘置所前でも、つ い先ほど、スタジオでおっしゃったように、保釈保証金納付の一報が流れまし て、ぐっと報道陣の人数が増えました。
きょうの裁判の流れですが、まず人定質問といいまして、裁判 長から、被告人は氏名、生年月日、本籍、職業などを問われるんですが、今 回、新たにちょっと分かったことがありまして、起訴状によります と、泰典被告、それから諄子被告というふうに、私たちも報道してたんですが、実 は、起訴状によりますと、本当の名前は、康博と、真美であるということなんだそう です。
そうですね、恐らく国の補助金不正についてが まずありまして、そのあと府、市という流れで、現在、起訴状が 朗読されているものと思われます。 恐らく、発言があるとすれば、起訴状朗読のあとに、罪状認否と いうものがありまして、そのあとに発言するのではないか と見られています。 一連のこの問題なんですけど も、８億円の値引きだとかですね、改ざん、そんたく、いろんなことが出てきたこの一連 の問題なんですが、きょうの裁判は、こちらですね、補助金の不正受給を巡る裁判。
起訴することはできるんですけど、 返還されたらですね、このように弁護士で、双方の被告を挟むという形で座っ ているんですが、対照的なのは、諄子被告はこの起訴状朗読をして いる、こちらの奥の検察官ですね、ほうをまっすぐ、ずっと見つめて 話を聞いているのに対し、終始、泰典被告は自分の前に置いてある 書面をずっと見ながら、検察官のほうをほとんど見ずに、起訴状朗読を聞いているという最 中です。
そして、この大阪府、大阪市の問題ですけれども、補助金を受け取った事実は認める が、だまし取る意図はなく、詐欺に当たらないと、籠池被告側は言っている。 先ほど、国の補助金をだまし取った罪に対 する起訴状の朗読は終わったとお伝えしたと思うんですけれども、今は大阪府と市の補助金をだまし 取った罪の起訴状が朗読されています。 諄子被告と籠池被告なんです が、裁判所に入ってきたら、諄子被告のほうが特に少し緊張し た様子だなというふうには感じました。
今、中継でもありましたけど、百九十何人っていう、あまりに人数が、例えばこれ、２、 ３人とかね、１０人とかぐらいだったら、まだ話は分かるんですけど、百九十何人とか聞いてしまうと、 明らかに水増しをしたようには聞こえてしまいますし、あとさっき のお金の幅の件もなんですけど、ちょっと額が、幅が、こんなに差が出るものなのかなっ て気もしてしまうんですよね。 恐らく全面無罪の主張はしていく んですけど、それは事実上の主張じゃなくて、法律的な観点からの主張になると 思うんですよね。
補助金適正化法っていうのは、こ れはどういう？これは不正な手段で補助金を 得るということなので、だまして取ることも含むんですけ ど、それ以外の不正な方法で取る場合も含むんですね。 大阪府、大阪市が出したとしても、 国が大阪府、大阪市に下りてくれば、補助金適正化法が適用されるんで すけども、本来、詐欺罪というのは原則としては個 人を前提とした、個人を被害者とした犯罪なんです。
立法趣旨はそういうような趣旨のところから、この補助金適正化法というのが出 来上がった。 これはだから、補助金適正化法、こっちが採用されたとしても、 これ、実刑になるってことですか？そうですね。 泰典さんのほうは、実刑の可 能性は、有罪と認定されたら、可能性は高いと思うんですけれど も、もう１人、諄子被告の場合は、共謀を争って いますから、この人は本気で無罪を取りにいっ てますからね。
裁判直前の籠池被告夫妻ですが。 妻の諄子被告は、カメラの前をスルー。 開廷３０分前、代理人の弁護士事務所から、大阪 地裁へ移動。 その道中、諄子被告が口を開いた。 代理人と腕を組み、大阪地裁 へと入っていった諄子被告。 大阪地裁前、うえのディレクターです。 検察官による起訴状の内容が読み上げられたあとなんですけれ ども、裁判官のほうから籠池被告夫妻に対して、その起訴内容についての意見を述 べてくださいという形で、泰典被告が証言台に座りました。
だから、これ、こちらのいわ ゆる３つの異なる契約書の問題と、こちらの森友学園運営の幼稚園の 水増しの問題があって、こっちは認めますと、潔く。 たった今、籠池泰典被告の意見陳述が読み終 わりました。 これは罪状認否、起訴状に対しての罪状認否に当た らないのではないかとして、裁判長に訴えかけたんですけれど も、裁判長、裁判官、合議の結果、読み上げ続けてくださいというこ とで、いったん止まったんですけれども、再び読み上げ始めたということが ありました。
だけど個人的なことというのは、罪状認否と手続き違うので、やめ ろというのは普通の話で、ただ、それを止めなかった、やめ なかったというのは、さて亀井先生、この大阪府、大阪市のいわゆる補助金、こちら の詐欺、詐取の一部は認めているというこ となんですが、これはやっぱり、弁護側といろいろ詰めてると思う んですけど、一つの戦術と言っていいんでしょ うか？と思いますよ。
この籠池被告夫妻なんですけ れども、赤星さん、諄子被告は、全く私は、これには絡んでいない、全くの無罪だっていうところで、なさいっていう感じは、明らかに これだけはっきり言うと、感じますよね。 特に先ほど申し ましたように、補助金の請求の申請というのは、 専門的な部分があるから、分からない部分が出たとしても、しかた がないということを根拠にして、諄子被告は守ろうという方針でや ってるんでしょうね。 国策逮捕、国策捜査。 国策捜査、国策逮捕、国策勾留。
いろんなマスコミに出て、一連の安倍総理夫人、昭恵さんの動 きというのを、事細かに語っている籠池被告夫妻なんですけど、こ この部分を、どう証明するのかね。 これはもう表に出ている、報道されている部分をつなぎ合わ せて、まもなく保釈だと思われますが、 東京拘置所前には中山さんです。 こちら東京拘置所前はですね、警備の人数がだんだんと増えてき ています。 ゴーン被告は逮捕以来、１０７日ぶりに東京拘置所での身 柄拘束を解かれることになります。
不正統計問題で特別監察委員会が、組織的隠蔽はなかったと結論づけ たことを巡り、野党側は、隠蔽を否定した根拠について追及 しました。 立憲民主党会派のこにし議員 は、特別監察委員会の委員長に対し、厚労省職員への聞き取りの際に、 隠蔽の意識があったのかどうか、どのように確認したのか、ただし ました。 樋口委員長以外の方は、隠す 意図を持って、虚偽の文書を作ったこと、隠す意図を当時持っていたかとい う質問をされていましたか？委員から直接、そういった質問をしてはないので はないかというふうに思いますが。
保釈される見通しですが、どこまで読んだ？これまで２度棄却された保釈ですが、弁護士が変更になったとたんに、 これ、認められたということでね、弘中さんですが、その舞台裏で一 体何があったのか、最新情報を交えてお伝えしたいと 思います。 ことし１月には、弁護士が２度、保釈請求をしたが、東京地裁が保釈を認めることはな かった。 しかし、新たに就任した弘中惇一郎弁護士 が、先週木曜日、３度目となる保釈請求をすると。
保釈請求というのは２回出し たんですが、２回ともだめで、今回、弘中弁護士に代わって保釈が 認められたということなんですが、亀井先生、ゴーン被告、これ無罪 を主張していまして、東京地検としては、正直、相当ショックじゃないですか、こ れは。 去年６月２８日に提出されている 日産有価証券報告書によると、当時のゴーン被告の保有の日産株 というのは、およそ３１４万株あって、時価総額でおよそ３０億円に上る ということです。
１０７日というのはこれ、亀 井先生、日本では否認している被告に対し ては、この１０７日というのは、まあま あ、あり？長くはないですね、通常は検察側と弁護側で行う争点 整理、いわゆる公判前整理手続きのあと に、保釈されるそうなんですが、今回は公判前整理手続きの前に保 釈されていると。
その弁論の鋭さから、かみそりの 異名を持つ弘中弁護士。 この弘中弁護士、過去には。 １９８０年代、アメリカ・ロサンゼルスで起こっ た銃殺事件、いわゆるロス疑惑や、郵便不正事件でえん罪被害を受け た元厚労省、今回、ゴーン被告の弁護をするにあたっ ては。 そんな弘中弁護士と、浅からぬ因縁を持つ男が、ミヤネ屋ファミリーにいた。 一体、亀井弁護士と弘中弁護士の間に何があったのか。 弘中弁護士に変わったとたん に保釈決定ということで、亀井先生と一体何があったのか。
フランス大使？フランス大使かどうか分かりませんけど、外交官ナンバー、大 使館の車と見られます。 あくまで日本におけるフランス人のケアをするところですから。 フランス大使の車じゃないかとい うことですが。 そうか、在日のフランス人ですか ら、保護目的という。 これ、五郎さん、また大使の 車じゃないか、フランス大使の車じゃないかって、 ちょっと印象がまた変わってきますね。 ただ、何があっても、いわゆる自分たちの国の人間は守 るという見地から、そのフランス大使館の車が来たん じゃないか。
常識の範囲内の時間で臨機応変に 対応。 午後３時など、銀行が定めている時間以降は、翌日付になってしま うと。 複数の銀行から、まあね、現 金で振り込むんですけど、振り込み手数料いくらになるの？ないの？先生、これ。 そ して？そして電子納付、これ、２０ ０５年から始まりましたが、電子決済サービス、ペイジーなどで、 ２４時間振り込み可能。 ただ弘中弁護士は、でもね、 銀行の時間もあるのでっておっしゃってましたよね、確か、きのう。 そうですね、最近保釈率とい うのが右肩上がりで、保釈されやすくなっている。
そして、弘中弁護士の参入で 保釈に傾いたのが、やっぱり弁護士によって違う？やっぱりうまいんだと思うんですね。 最近保釈された方、いますよ強制性交罪で起訴された新井浩文 被告も示談未成立でも、逮捕後１か月で保釈されている。 強制性交罪というのは大変重 罪だということを亀井先生にもお聞きしたんですが、これが１か月 で保釈というのはやっぱり、保釈をする、保釈を早めにすると いう流れになってるんですかね。
２０１１年に起きた陸山会事 件ですが、当時民主党代表を務めていた小沢 さんの政治資金団体が陸山会というところで、ここが収支報告にう その記載をしたということで、小沢さんが、政治資金規正法違反の罪に問われ ました。 で、一方で小沢さん側に弘中弁護士が ついていて、結果、小沢さん無罪ということで、大鶴 さん側、検察側の敗北という形になりまし た。 で、今回のゴーン被告の裁判 で、これまで最初、弁護に就いていたのがその大鶴弁 護士ということで、その後、ゴーン被告が選んだのが、弘中弁護士 と。
さっき、これから具体的にどういう具合に ね、検察側から取るのか、天敵、亀井先生が分析する弘中戦術。 通常、刑事弁護を専門にやっ てる人は、マスコミとの接触っていうのは、避けたがる傾向がある んですけれども、この人は全体をプロデュースするという、そうい う戦術を使われるんですね。 保釈のスペ シャリストといわれる高野さんという方が、このチーム弘中に入っ ていると。 早稲田大学法学部卒業で、若手時 代にアメリカに留学。
これはだから、これ言ったらあれ ですけど、亀井先生って、元検事なので、ちょっと向こうサイドもいたこと があるんで、がんがん、弘中さんみたいにいけるかってい ったら、なかなかいけないところもある？やっぱり裁判所が自分をどう 見るかですね、そういうのはどうしても考えてしまうという傾向は ありますよね。