きょうは番組冒頭、令和という新元号を書いていただ きました。 新元号、令和の基となります万葉集の序文 が生まれたとされる場所、太宰府市の坂本八幡宮にやって来 ています。 映画化された著書、武士の家計簿など、近世を中心に、日本史に新たな光を当てる研究で 知られる、歴史学者の磯田道史さんです。
来月1日の改元に向け、新元号の令和が発表された。 政府関係者によると、英弘、久化、広至、万和、万保、そして令和と、五十音順に書かれていた。 出席者によると、懇談会では令和が一番人気で、2番目が英弘、最後は安倍総理に一任となり、令 和に決定した。 新元号、令和の発表となった。 これまで元号は、すべて中国の古典から取られてき たが、今回、初めて日本の古典、万葉集から選ばれることとなった。
発表以来、新元号ゆかりの地を一目見ようと、 観光客が急増。 新元号が発表されて、その万葉集から取ったっていうこ とで、来たいなって思ってきました。 太宰府市は、令和ゆかりの地をアピールしよう と、万葉集の歌碑などを巡る観光ルー トの整備や、観光客向けの看板の設置などを検討している。 元号発表の翌日に行われた、内閣府の入府式。
では改めて地図で確認してまいり ますと、そして当時の長官が大伴旅人です が、その邸宅があったとされる場所が、先ほど中継した坂本八幡宮 なわけなんです。 大伴旅人が梅花の宴で詠んだとさ れています。 展示館の中に早速入っていきますが、あっ、もう一番目立つ所に梅花の宴の模 型があります。 この人形なんですが、すべて博多人形で出来ているとい うことなんですが、僧侶の前にいます紫の衣装を身に まとった人物が大伴旅人なわけなんですね。
そうなんですよ、新元号発表 前までは、40人ほど1日訪れていたこの展 示館が、新元号発表以降、なんと1日で1 600人も訪れるようになったということなんです。
さあ、その中で、磯田さん、万葉集っていうのは、日本の歴史 の中で、どんな位置づけのものなんですか ?それはもう日本の最初の歌集 ですし、あの時代には、一般の人たちのことばなんかも、ここの中にしかないので、古事記、日本書記のような歴史を除けば、もう計り知れない歴史的な価値が ありますね。 そしてことし1月に、安倍総理が、4月1日に新元号を事前公表する と発表。
一つのことばにこうやってみ んなが寄り添って、日本の過去、文化、そういったものをきちっと 見つめるっていう意味では、このことばに、こうやって好感持ってらっしゃる 方がこれだけたくさんいるということは、本当にうれしいですし、 ここから何を私たちが次の時代、本当に未来に生み出していくのか。
道路整備を巡り、安倍総理と麻生副総理にそんたく したと発言。 こちらは塚田一郎前国土交通 副大臣です。 道路建設調査費を巡って、安倍総理と麻生副総理の意向をそ んたくしたと公言し、きのう、副大臣を辞任しました。 塚田副大臣は、うそをついたのか、それともうそをついたといううそ をついたんでしょうか。 問題のそんたく発言は、今週月曜日、福岡県知事選の決起集会で飛び出 した。 安倍晋三総理からね、それで吉田参議院幹事長と共に大 家さとしが来てですね、副大臣、これなんとかしてもらいたい。
問題になっている下関北九州 道路というのは、こちらです。 これに加えて、新たにこちらに橋かトンネルで結 ぼうというのが、この下関北九州道路の構想です。 歴史を振り返ると、90年代から、ある種、地元の悲願ではあ ったんですが、経済状況が悪くなって、いったん計画が凍結された んですが、2017年ぐらいから復活し始めて、今回、国が調査費 用をつけたということで、調査費つかないと、このあとの建設も絶 対ないですから、建設に向けてたぶん動き出したという雰囲気のも のだと思いますが。
今、さまざまな分野で急速に広まるサ ブスクリプション、欲しいものは、買うという皆さんは、もしかすると令和時代、時代遅れかもしれませんよ。 サブスクリプション。 例えば卒業式、入学式に合わせてっていうところ もありますし、そのきっかけで使い始めたお客様が、日々の生活の 中でも、ライフスタイルに取り込めるよう になったと、いろいろな形でご利用になられているようです。 令和時代に向けて、今、注目を集める定額制サービス、サ ブスクリプション。
10種類以上のサブスクリプ ションを利用する会社員の石橋萌さん。 ここはどういった定額制のサ ービスなんですか?ここはヘッドスパの定額制の サービスになります。 通常1回8000円だが、月額1万6000円で、本格的なヘッドスパを何度でも利 用できる。 石橋さんは、月額900円で3杯まで利用可能 なプランに加入。 カフェパスみたいな外部のサービスを使うことで、今まで僕た ちを知らなかった人たちが知ってくれるっていうメリットがありま す。
機材って、普通に今、まともな機材買うと、10万円以上、1個しまして、初期投資を大きく なく始めるには、やっぱりサブスクという形が一番 手ごろかなと思いまして。 群馬県長野原町の平屋建て一 軒家に住む西野誠さん。 サブスクリプションの利用者は、旅行でホテルを申し込むような感 覚で、スマートフォンで予約することが できるのだ。 彼女にとって、サブスクリプションとは。
今、サブスクリプションって言ってま すが、シェアリングエコノミーとかね、 別のことばで、似たようなサービス、広がってますから。 今回、利用者お2人、密着させていただいたんですけれ ども、やはり安さ、自分の価値観を高めることができ るから、このサブスクリプションを利用しているんだということを、 話していたんですね。 楽しそうな表情で話していまして、 やはり付加価値を求めるために、サブスクリプションを使っている んだなということが、取材して分かったわけなんです。
右側が大阪造幣局。 あの建物、緑の丸いの分かりますか、あれが日本の硬貨を作っている、 百円玉や五百円玉を作っている大阪造幣局でございます。 今ちょうどね、あの造幣局では、令和と元号が決まりまして、その令和という文字のデザインを、ちょうど作っているところだそう で、夏ぐらいには皆さんにその効果が 出回るんじゃないかというふうにいわれておりますけれどもね。