ミヤネ屋【厳重警戒!九州中心に災害級の雨土砂災害で犠牲者も…現地最新中継】

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この番組のまとめ

非常に激しい雨が、同じような地域で、数時間続くような場合には、大雨特別警報を発表する可能性も あります。 最も危険性が高いレベル5、大雨特別警報の可能性。 町内全域に、警戒レベル4、避難勧告を発令しました。 大雨特別警報の発表の可能性もあ るという危機感から、この記者会見を行っています。 九州で降り続く記録的大雨に、気象庁は緊急会見を開きまして、 今後、特別警報を出す可能性があると説 明しました。 まずは現在、避難指示、避難勧告が出ている警戒レベル4 の地域ですが。

鹿児島市内にはNNN取材団の内 田直之アナウンサーです。 鹿児島市なんですが、たたきつけるような雨が、先ほどまで降 っていましたが、この時間帯は、ちょっと雨が少し弱まっているよ うな、そんな印象があります。 こうした状況を受けて、鹿児島県内では鹿児島市や霧島市、 姶良市が、すべての地域、全域に避難指示を発表しました。 鹿児島といえば、毎年多くの台風 が上陸する場所なんですが、大雨の影響で、これだけの数の自治体が避難指示 を発表するというのは、私は記憶がありません。

なので、今回、甲突川は、この映像からはそれほど危険水位 に迫っていないようにも感じるんですが、やはり時間帯によっては 川の水位というのは、本当に上がったり、下がったりを繰り返した りすると思いますので、ぜひこのあたりも注意してほしい なと思います。 蓬莱さん、今、甲突川が映ってますけれども、鹿 児島市内は、まだ雨雲予想では、赤い部分がやってきそうですね。

結構紫の所、非常に危険、もしくは極めて危険ではないかと いう河川が鹿児島県の中に、至る所にあると。 続いて鹿児島県は薩摩川内市。 鹿児島市内から車で1時間半 ほど北部になります、薩摩川内市になります。 薩摩川内市の市役所屋上からお伝えします。 時折、本当に激しくなる時間帯が あるんですが、その時間があまり長くないなとい うのが、きょうの薩摩川内市の状況ですね。 こちらに町が広がっていますけれども、川内川、左手方向、山のほうに向って流れ ることになっているんですが、昭和40年代に大きな水害があり ました。

この薩摩川内市の川内という地域 以外の所はほぼ山というような状況ですので、山あいの方たちは、特に崖が裏にある、そういった方は、早めに避難をし てほしいというふうに、市のほうでも呼びかけているところなんで すよね。

それから避難勧告の場合は、 避難所に、例えば、寝具だとか、食料、水などが用意されてない場合もあ りますよね。 特にお薬手帳とか、緊急連絡先とか、あるいは、自分の家族の状況に合わせて必要 であれば粉ミルクだとか、あるいは哺乳瓶、そういったもの も含めて、薩摩川内市は中山さんですか。

雨の降り方を見ると、ちょっとど うかなというのもあったんだけど、ただ、避難訓練だという思いもあ って、子どもに経験させておくのも一つだと思って、避難してきたという声もありまし た。 特に700ミリ近く降った地域も、この薩摩川内市内にありますので、 本当に皆さん、そのあたりは注意をしないととい うところなんですよね。

蓬莱さん、気象庁のきょうのかいけんですが、特別警報が出る可能性があるとい うふうに発表がありましたけども。 特別警報をちょっといま一度、情報を整理しておきますね。 そうすると、もうどこかで災害が すでに起きている状況で、特別警報というのは出ます。 言いかえると、こちら、特別警報が出た時点では、もう逃げてくださいねというより かは、もう今、とんでもないことが外で起こって ます。 警報、特別警報が出たときという のは、これはもう自衛隊が出動するレベ ルのことが、すでに起きていると。

そしてこの球磨川なんですけれど も、日本三大急流の一つで、通常であっても川の流れというの は速いほうなんですけれども、この大雨で、にもまして川の勢いが 速く、そして茶色い濁った水が、ごーっというように、水かさを上げて流れているという 状況です。

今回、この益城町の雨なんですけども、 きょう朝午前中の9時30分あたりから、非常に強い雨、断続的にずっと降っておりまして、現在は少し弱まってきたという状 況になっています。 現在、この益城町には、避難勧告が発令されておりまして、それは午前11時に発令されまし た。

その復旧工事がまだ完了していな い所もあるということで、ここ今、活発な雨雲が鹿児島市よりも南側 ですね、ちょうど通り道の南のほうですね、志布志のほうにかけて通ってます。 大隈半島、薩摩半島をずっと通ってまして、 もうこの活発な雨雲、まだ通っていきますので、今、危険度が一番高いのが鹿児島の南 部と、宮崎県。

1997年に出水市のはりはらっ ていう地域で、大きな土砂災害が発生したんです が、ピークを越えてもう小康状態、もうこれで雨は大丈夫と思った翌 日に、一気に土砂災害が発生する。 この地域はしらす台地とかい ろいろな火山の堆積物が堆積している地域ですので、非常に土砂災害起こりやすい地域 なんですね。 大体、数時間から数日遅れて、土砂災害 とか、洪水になったりする危険性もあり ますから。

高気圧がありますが、この高気圧 は、晴れをもたらす味方の高気圧では なくて、上空に寒気を伴った高気圧、つまり雨雲が発達しやすくな ります。 しかも台風4号の非常に湿った空気が、この低気圧周辺に集ま るんですよ。 東海辺りはあしたの通勤時間 帯あたりは、相当降るかもしれないですね。

企業主導型保育所の開設を巡り、信用組合から融資金1億円余りを だまし取ったとして、東京地検特捜部は、コンサルティング会社代表の男ら 3人を、詐欺の疑いで逮捕しました。 特捜部によりますと、川崎容疑者 らは、企業主導型保育所を開設する際の助成が決定していないにも かかわらず、うその助成決定通知書を信用組合 に示し、融資金およそ1億990万円を振 り込ませた疑いが持たれています。

いよいよ来年に迫った東京オリン ピック・パラリンピック。 それから、オリンピック・パラリンピックの 新国立競技場なんですが、外から見てると、だいぶ出来てるなっていう感じは してたんですが、中も着々と工事が進んでいるみたいですね。 ただやっぱり、真夏のオリン ピックというのもありますし、このような集中豪雨とか、そういうお天気がね、本当、年々日本は心配になってき ますよね、このオリンピック期間中もね。 鹿児島県内では、鹿児島市や霧島 市など、6つの自治体が避難指示を発表し ています。

今、そのまのせ川が、今、氾濫危険水 位という、次の情報は氾濫発生情報になりますから、レベル4の一歩、次の情報の一歩手前なんですよね。 特に鹿児島県南部なんですけれども、1度川が決壊しますと、同時 多発的に多くの方が、孤立して、助けにも行けないという状況にな りますね、これ。 例えば川が決壊して、じゃあ、垂直避難するっていったときに、 2階に例えば、避難したとしても、1階部分に流木が流れてきた、それから流された車が当たってく るっていう危険性もありますもんね。

都城市は宮崎市から車で30分ほ ど走った場所、鹿児島県との県境にある町なんで すけど、きょうに入って土砂災害警戒情報、 そして避難勧告、立て続けに出ていまして、雨に対する警戒感が高まっている といった状態です。 九州最大の流域面積を誇る川で、 熊本の阿蘇のほうを源流に、そこから大分、さらに福岡県の久留米 市などを通って、ここから画面左に、さらに10キロほど行くと、有明 海に抜ける、まさにここ、筑後川の下流部に当たる位置なん ですが、今、見ていただくと、かなり川、穏やかな様子ですよね。

雨雲も、これから通っていく中心は、熊本、宮崎、鹿児島辺りを通 っていきますので、若干、雨雲は上がっては来ますけど、鹿 児島のような、川がいきなり氾濫するようなことは、福岡に関して は、今のところなさそうです。 現在、鹿児島市全域、霧島市、姶良市などで、避難指示が出され ている。 避難勧告の出ている熊本・天草市 では、用水路と道路の境が分からないほ ど水が押し寄せ、すでに民家では、床下浸水の被害 が出ている所も。

九州北部の各地で、河川の氾濫や土砂崩れが発生。 福岡県朝倉市では、24時間降水量が、544.5ミリと、観測史上1位 を記録。 そうですね、今の越流決壊とか、越流損壊というんですけど、水が ただあふれてるから大丈夫かなんて思ってると、数分後には、それ が一気に決壊しますから、そうすると、もう逃げ場を失ってしまう んですね。

表層崩壊っていうのは、深くても2メートルか3メートル の表面の土砂が流れるんですけど、深層崩壊っていうのは、深さ数十 メートル、そのハザードマップのエリアが、 場合によっては3倍ぐらいに広がってしまう。 今、想定されているハザードマップだ けを見て、うちは大丈夫と思わないで、深層崩壊の場合には、例え ば通常の表層崩壊の場合には、斜面の高さの倍までが危険区域な んですけれども、倍の長さですね。

パソコンが使えないとか、スマホが使えない方もいらっしゃ いますから、ぜひですね、その地域の人、隣近所の人で、そういう情報弱者の人がいらっし ゃると思ったら、その情報、この地域はこういう地域ですよ、 今、こんな情報が出ていますよという ことを、ぜひ、隣近所でお知らせしてあげてほし いのと、もし離れていても、家族がその危険区域に住んでいる のであれば、その地域の情報を自分でスマホや なんかで見て、家族に連絡してあげて、早めの避 難を呼びかける、その、逃げろコール、これをぜひやって ほしいと思いますね。

熊本県では避難勧告が出ている地 域、多良木町、宇土市、山江村、球磨村で避難勧告が出ています。 また、宮崎県では都城市の一部、避難指示になっています。 今度東日本のほうにも注目してみます。 日付 が変わると、今度は、東日本のほうにも活発な雨雲が進 んできて、あしたの朝、会社や学校の時間帯には、東海地方やそれから関東の北部か ら東北南部。 ただですね、線状降水帯にな ると災害レベルなんですが、東日本に関しては、短い時間にどしゃ降りになるとい った感じでイメージしていただければと思います。

先ほど林アナウンサーからありま したように、この人吉市から10キロほど、この球磨川の下流に行った所にあ ります球磨村という所にも、避難勧告が出ました。 レベル4に相当する避難勧告が出ました。 人吉市も、午後2時過ぎに避難勧告が出ているんですけれども、この球磨川をはっしまして、上流 から下流に向けて、だんだんと避難勧告が出ていると いうことになります。 雨粒も相当大きくなっている ようですが、球磨川を見て、例えば流木とか、草木とか流れてきてはいないんで すか、まだ。