避難指示が出ている鹿児島市の今の様子です。 鹿児島市では夜になって激しい雨となった地域もありまして、気象庁は、命の危険がある災害が起きてもおかしくない大雨特別警報を出す可能性があるとしています。 5日前から断続的に雨が降り続いている鹿児島市では。 気象庁が地震など以外としては異例の会見を開き、鹿児島県と熊本県付近、大雨特別警報を発表する可能性があると言及したのだ。 鹿児島市では、小学校の目の前を流れる和田川が増水。 鹿児島市内を流れる甲突川が氾濫し、死者・行方不明者49人を出した。
まずは現在、全域に避難指示が発表されています鹿児島市です。 鹿児島市内の雨なんですが、けさから降り続いていまして、現在も降っています。 先ほど、鹿児島市内で住宅1棟が巻き込まれました。 消防によりますと、今夜9時前、鹿児島市田上の住宅街で、裏山が崩れて住宅1棟が巻き込まれまし住んでいた人は事前に避難をしていたため、けが人などはいませんでした。 現在、鹿児島市や霧島市、姶良市など、11の自治体に避難指示が出されています。
水俣市では現在、避難準備・高齢者等避難の大雨警戒レベル3が出されています。 6月30日から水俣市内には高齢者等避難準備情報が出されていまして、ただ、きょうの午後から避難される方が増えました。 雨は小康状態でございますが、まだまだ土砂災害の危険性がございますので、早めに避難していただければと考えております。 鹿児島市でも土砂崩れが起きています。 通報によると、鹿児島市光山では、土砂崩れで車2台が巻き込まれました。 同じく鹿児島市の南鹿児島駅でも土砂崩れが起きています。
右のメニューで危険度分布という所の土砂災害をクリックしていこうと思います。 命に危険が及ぶ重大な災害が起きてもおかしくない状況を示すのが、大雨特別警報です。 今回もこの大雨特別警報、これが出るのかどうかということに意識がいってしまうんですけれども、気象庁は、出るのを待たずに早めに避難をと呼びかけています。 地域で数時間続くような場合には、大雨特別警報を発表する可能性もあります。 大雨特別警報は、数十年に一度の大雨が予想され、すでに重大な災害が発生している可能性が高いときに出されるものだ。
このとき、気象庁は、これまでで最多となる11府県に大雨特別警報を発表。 過去の例から見ても、出てからでは手遅れの大雨特別警報。 大雨の警戒レベルはレベルの1からレベルの5までありまして、VTRでご説明をいたしました大雨特別警報というのは、このレベルの5ですね。 このレベル4では、多くの自治体から、避難指示、もしくは避難勧告というのが出ています。
九州南部で300ミリ、九州北部で250ミリ、四国など200ミリとなっているんですよね。 九州南部、鹿児島が、1日で7月1か月分の雨が降るおそれがあるという情報なんですね。 まだまだこのようにライン上に九州南部には激しい雨、活発な雨雲が広がる予想なんですね。 この活発な雨雲がどんどんどんどん東のほうへ進む予想で、あすの朝、通勤・通学の時間、こちら7時ですが、近畿、東海、関東などに、このように激しい雨の降る所がありそうですからね、十分注意していただきたいですね。