およそ3時間ほど前ですが、天皇陛下が即位を宣言される即位礼正殿の儀が行われました。 さて、天皇陛下の即位の礼に合わせまして、海外の186の国と機関などから、首脳や要人が来日し、厳戒態勢の中、この日を迎えました。 即位礼正殿の儀では、天皇陛下が、国民に寄り添いながら、象徴としてのつとめを果たすことを宣言されました。 そして昼前、皇居の宮殿には、即位礼正殿の儀に出席する要人が、続々と到着しました。 そして天皇陛下が即位を国内外に宣言するおことばを述べられました。
天皇皇后両陛下は現在、お住まいの赤坂御所に戻られています。 きょう午後1時6分から、即位礼正殿の儀が行われ、しかし、このあともう一度皇居の宮殿に移動して、イギリスのチャールズ皇太子ら海外の王族など、およそ400人が招かれている祝宴、饗宴の儀に臨まれるため、両陛下の長い一日はまだ続きます。 続いては、天照大神を祭る、三重県伊勢市の伊勢神宮から中継です。 即位礼正殿の儀が行われたあとに、伊勢神宮周辺ではお祝いの花火が上がったほか、店頭に令和グッズを置いて、きょうという日をお祝いしようという動きも見られました。
今でもすごく好きでして、呼ばれて、のほうから、今、天皇陛下もされてたということです。 ここからは池上彰さんに、天皇陛下の即位の儀式で使われた貴重な品々について解説してもらいます。 5月1日に、第126代天皇陛下に即位されてから、さまざまな即位に関する儀式があったんですが、その中でも特に重要な儀式がきょう行われた、即位礼正殿の儀ですね。 その即位礼正殿の儀は、きょう午後1時過ぎから、30分間、皇居・正殿の松の間で行われました。
この即位礼正殿の儀に合わせて作られた装束ですけれども、実は京都にある太秦の広隆寺にも寄贈されて、ご本尊のある人の像に着せるんですが、さあ、誰だか分かりますかというところでコマーシャルに行こうとしたら、空気を読まずに中島さんが、聖徳太子って、いきなり答えちゃったんですが、正解なんです。
これ、十二単の一番外側を白にできるのは、実は皇后さまだけなんだそうですね。 ちょっともう一度あとで数え直したほうがいいと思うんですけど、実は、9枚でこれが構成されていまして、一重、それから5枚の五つ衣、打衣、表衣、唐衣までの合計9枚を十二単という。 つまり今の皇后雅子さまが身にまとわれていた十二単の重さというのはちょっと私たちには分からないんですけど、まあ、一般的な十二単と同じだということであれば、15キロを身にまとわれて、儀式に臨まれた。
さあ、そして実際の高御座は、今から100年以上前の大正2年・1913年ですね、そして今回の令和に至るまで、ずっと使ってきたという、大変伝統のあるものなんですね。 今回は、すべてトラックだったんですが、前回、平成の即位礼正殿の儀のときは、別の手段も使って運んだんですよ。 自衛隊のヘリコプター?実は当時、昭和から平成の代替わりのときは、天皇制に反対する一部の過激派が、反対活動を展開していて、高御座に対する爆破予告もあったくらいなんですね。