天皇皇后両陛下は、この南車寄の内側、南溜と呼ばれるホールで、パレードに加わる人々のあいさつを受けられています。 きょうは安倍総理大臣、菅官房長官、山本宮内庁長官らが前方の車に乗り、両陛下のあとからは、秋篠宮平成のパレードのときよりも多い数です。 天皇皇后両陛下は、赤坂御用地の鮫が橋門を出て、皇居に向かわれました。 午後２時半前には、安倍総理大臣が皇居に入り、宮殿の南車寄に到着をしました。 菅官房長官らと、宮殿内の南車寄の奥にあります南溜と呼ばれる広間で、両陛下に出発前のあいさつをしたと見られています。
宮内庁楽部の音合わせも終わり、今は天皇皇后両陛下が出てこられるのを待っています。 天皇皇后両陛下が、南車寄に姿を見せられました。 天皇陛下はえんび服に勲章、皇后さまは白のロングドレスにジャケットをお召しです。 ５９歳になられた天皇陛下と、５５歳の皇后さま。 令和の天皇皇后両陛下です。 オープンカーが両陛下の前に進みます。 そして皇宮警察のサイドカーに守られ、両陛下のオープンカーが進んでいきます。 オープンカーに乗った両陛下が、祝典行進曲。
多くの人に祝福されながら、この優しい笑顔の温かいお人柄が、両陛下は真っ正面に国会議事堂をご覧になっています。 きのうの国民祭典で陛下は、おことばを述べられましたが、方の思いというのを、常にこうやって、関心を持って受け止めてらっしゃる方なんで、このパレードにあたっても、非常に笑顔なんですけれども、そこでは非常に、裏側に、心に持ちながら、今、臨んでらっしゃるんだなという感じがします。 久能さん、ここまで沿道に集まった多くの人に対して、笑顔でお手振りをされ続けている両陛下です。
そして本日、祝賀御列の儀では、コース上の１２か所で、音楽隊などによる奏楽が行われ、両陛下のご成婚に合わせて作られた新・祝典行進曲が演奏されてい白石さんは陛下の学習院時代の音楽の後輩に当たりますが、この音楽を聴いていらっしゃるであろう、陛下の表情、どうご覧になりますか？そうですね。
こちらには、天皇皇后両陛下のお住まいである赤坂御所や、皇族方のお住まいがあり、春や秋には、園遊会が開かれる場所でもあります。 この青山通りは、前のオリンピック、昭和３９年の東京オリンピックに向けて、道の幅が広げられました。 青山１丁目交差点で新・祝典行進曲を演奏するのは川崎市消防音楽隊の皆さんです。 川崎市消防音楽隊の皆さんの新・祝典行進曲に送られて、両陛下の車はまもなく、青山通りから外苑東通りへと進みます。
ここを曲がると、一層緑の匂いが濃くなり、赤坂御所正門までは、１５０メートル。 天皇陛下はおよそ４０年にわたり、車列の左手には陸海空の自衛官など合わせて３００人以上が並び、挙手による敬礼、そして１２０人が銃をささげての敬礼を行っています。 パレードの終点、赤坂御所正門です。 ご婚約会見のとき、陛下は、赤坂御所の御車寄に滑るように到着されました。 皇宮警察本部音楽隊が奉祝行進曲、令和を演奏しています。 奉祝行進曲、令和が鳴り響く中、両陛下が車を降りられます。
きのうの国民祝典でもですね、ちになって、皇后としてのお務めをこれからしっかりやっていこうという決意をんで、それが実際起こってしまったことによって、一生懸命両方に手を振ってらっしゃったんでしたがね、あそこだけは高架になっていて、沿道に人もいませんからね、一瞬ちょっと気が緩んだのかなという気がしなくはありませんがね。 それでは、天皇皇后両陛下が戻られた、赤坂御所の正門前から、最新の情報を伝えてもらいます。 両陛下は、これから続く天皇皇后としての歩みへの、強い意志を感じました。