ウェークアップ!ぷらす 森喜朗組織委会長に聞く五輪1年延期決定の舞台裏

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この番組のまとめ

東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長です。 外出自粛要請が出ているということで、きょうは渋谷駅近くのホテル、部屋をお借りして中継を行っています。 きのうも渋谷スクランブル交差点の様子を見てきたんですが、金曜日の夜ですと、多くの人が行き交っていまして、行きたい方向に行きたくても行けなかったり、それから体を向きを変える必要があるわけなんですけれども、きのうはスペースもありまして、余裕もありました。

ほとんどの方に、いろんな方に話を聞いたんですけれども、小池東京都知事の会見のあと、また意識は高まったということなんですけれども、10代、20代前半の方に話を聞きますと、自粛で禁止ではないので、やはり週末は外へ出てしまうかもしれないという方が多かったです。 これだけ国を代表する総理が、あるいは東京都を代表する小池さん、一生懸命やっておられるというのは、皆さんによく映るだろうと思いますね。

組織委員会の森会長、小池東京都知事と共に、総理官邸で行われたIOC、バッハ会長との緊急電話会談。 1896年からの近代オリンピックの歴史で初となる、開催延期。 東京オリンピックで2連覇すること。 オリンピックの前にまず、コロナウイルスに打ち勝つことだな。 幻のオリンピックとなった1980年のモスクワオリンピック。 東京オリンピック・パラリンピックに向け、祖国である南スーダンを離れ、群馬県で事前キャンプを行っている選手たちは、大会延期を受けて。

新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていた今月3日、IOCのバッハ会長は、予定どおり開催と、緊急声明を発表しました。 そして同じ日、IOCのバッハ会長はWHOの助言に従うというふうに発言しています。 そして今週日曜日、森会長とバッハ会長が電話会談をし、その後、IOCが4週間以内に結論を出すというふうに発表。 どうなんですか?IOCのバッハ会長と、電話1本でやり取りができるぐらいの関係なのか、もうちょっと遠い関係なのか。

それはバッハもそうですし、誰もが、もう26日にグランドスタートということを福島県で決めてた、それがスタートしてしまいますと、121日間、ずっと続いていくわけですから、その途中で中断だとか、あるいは延期だとかと言われたら、各県に大変迷惑をかけることになるでしょう。 来年夏ですけれども、世界水泳、世界陸上、変更検討可能という声もありますから。

それでいうと、勝田さん、このウイルスはいつごろ、オリンピック開催できそうになるまで、終息すると専門家は考えてます?本当のことはまだ分からないですね。 もう一つ、げすなことを聞くなと一喝されるに決まってる話ですけれども、これ、来年までと決めたのは、そのあと、安倍総理とバッハ会長ともに任期が来年のうちに来てしまうから、それまでにやりたいという思いがあるんじゃないのか、この指摘はどうでしょう。

これ、選び方というのは競技によって違いましてね、世界ランキングで選んだり、あるいは国内選考があったりするわけで、今、国内外で選考基準を考えようということで、これ、森さんにお伺いしたいんですけれども、今回の延期のキーパーソンというのは何人かIOCにいて、例えば、もともとFIFAとIOCとは仲よくなかったんですけど、どうもバッハさんとインファンティーノ、仲がいい。

だから電話会談というのは、もちろん私とバッハさんがやっても、必ずそばにはコーツさんがおられるし、われわれのところには絶えずえんどう代行がいたり、武藤事務総長がいたりしながら、森さん、原則論をお聞きしたいんですけれども、すでに決まっている選手の方は、森さんのお気持ちとしては、そのまま来年出すべきだとお考えなのか、もう一度選考し直すべきだとお考えなのか、気持ち的にどちらですか?今決まった方は、そのまま優先してあげるべきじゃないでしょうかね。

で、足りなくなったら当然、もめ始めるわけで、一義的には誰が負担するべきだとお考えですか?一義的には東京都、国、組織委員会、それにIOC。 それにしても森さん、本当に長年ね、オリンピック招致、頑張ってこられて、もう、そのオリンピック招致活動の中で森さんは、がんの告知を受け、余命宣告まで受けて、でも今そうやって元気になられて、これから、さあ、あのときは大体、医者からだめだぞと言われて、つえつきながらロンドンへ最後のラグビーを見に行ったことを思い出すんですが、そのあと、新薬がやっと解禁された。

しかしこれを恐らくできても、厚生省は今もってやっぱり厚生労働省は慎重な構えでいるという、これはやっぱり、私は安倍さんからも聞いたんだけど、もうちょっと厚生省も早い、即決してこうした薬に対する対応をしてやってほしいというふうに思いますし、今の大きな国がこれに対する投資を、予算を出そうと、補正を出そうとまで決めてるんだったら、新薬開発に思い切った金を、私は投資すべきだと思っているんですよね。 東京でロックダウン、都市封鎖が現実味を増しつつある。 東京のロックダウン、首都封鎖はありえるのでしょうか。

専門家は、潜伏から感染確認までの2週間ほどのタイムラグを、注視すべきだと指摘する。 2週間から3週間前の東京の広がり具合が、今になって出てきてますので、そのときはまだまだちゃんと自粛モードというか、そういうモードがあった中でのこの数値ですので、今後、先週末の気の緩みというか、そこの影響というのは、また2週間から3週間後にならないと分からないですね。 小池都知事が要請した不要不急の外出を控えるという意味合いについては。 小池都知事のメッセージは、若者に届いているのか。

今や感染拡大に歯止めがかからないヨーロッパ。 イタリアでは、感染者が増え続け、死者の数も中国の倍を超えた。 イタリアではすでに6200人を超える医療従事者が感染。 ヨーロッパではイタリアに次いで感染者の多いスペイン。 アメリカでは今週、感染者の数がついに中国を超え、世界で最も多い国になった。 感染拡大が深刻なニューヨーク市の市長は。 このうち18人の感染経路が分かっておらず、今後の爆発的感染に警戒すべきとしています。

禁止っていって、もちろん罰則までは今の日本の法律では科すことできないんですけれども、さっき、若者が言ってたように、本当に不要不急とか、控えてくださいということだと、じゃあ、その程度なのかなってやっぱり思ってしまうので、ある程度ことばの定義っていうのも、もうちょっと厳しく決めたほうがいいと思いますし、私、緊急事態宣言出すなら、もう早いほうがいいと思います。

中でも特に、重症者を見るエクモ、人工心肺と、人工呼吸器、あふれてくる可能性は十分考えられます。 どうですか、日本で人工呼吸器、あるいは血液を取り出して酸素と二酸化炭素を循環するような機械の数って足りてるんですか。 そしてあす日曜日は、関東の南で低気圧が発達する影響で、北風が強まり、関東甲信地方は真冬並みの寒さとあすはなるでしょう。 来週のポイントは、火曜日、水曜日あたり、前線や低気圧の影響で、中継です。