佐々木に DDSηのデータを渡すことってできるかな?ノーベル賞クラスのすごい薬なんだけどそのまま使うと正常な細胞にも影響して副作用が出るのね。 佐々木が妙子を治療してるだと?あいつが殺そうとしたんだぞ!そもそも佐々木はガイストの副作用を解消するためにで?協力できません 佐々木はガイストを実用化させるためにどうしてもDDSηが必要だった。 要は佐々木は聞き出すために治療してるだけで妙子を助ける意思はないの。 本当に バイオネオに妙子がいるなら妙子の存在自体佐々木を捕まえる決定打になって追い詰められるはずだ。
ただ 追い詰められた佐々木がガイストを処分したりしたら妙子は救えないよ。 まずは佐々木に協力してDDSηのデータを渡す。 僕に DDSηを使って佐々木の薬を投与しなかったか?DDSηって?いいか 俺は頼りにならん。
その証拠として妙子は あなたにも内緒である被験者にDDSηを使ってガイストを投与しています。 妙子は その点をすでに解決してデータにまとめていますどうでした?ガイストは もらえそうだけど妙子の治療は バイオネオの中でやることになった。 治療後 妙子を安全な場所まで移動させてDDSηに関する情報を渡すことになってる。 僕の血液が ガイストの毒性を無効化することに気付いていた。 問題は ガイストを投与する前に藤木君の血液を妙子に輸血しないといけないってこと。
研究ひと筋の妙子君らしくこの2年で個人的な来客は3人だけ。 妙子君とHLAは一致してるんだろうな? 輸血量は?同じ量を君にも補充しないと。 佐々木フェローはガイストのご用意を。 先輩!あぁ! あ~ 先輩!あ~佐々木! あぁ!佐々木 あ~!うっ!ハァ ハァ…!それ以上は やめてください!妙子… 妙子… 妙子!妙子 藤木がいるぞ。