世界陸上モスクワ Day3

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大会初日、福士選手があきらめない粘り強い走りで見事、銅メダル。 ボルト選手は、いつものように大舞台にものすごい強いですので、集中して1つ大きな記録を出してくれると期待しましょう。 》4年前の2008年、北京オリンピックのその舞台では、まるで人を食ったような表情で、この100mの直線を駆け抜けました。 》準決勝は非常にいい走りをしましたので、一番端っこのレーンですけど、メダル、絡んでくる選手ですね。

》そして400mハードルで今日は岸本選手が見事にデイセッションで準決勝進出を決めていますので。 為末さん、たびたびごめんなさい、岸本選手どうですか?》本人の中では大分納得いかなかったような表情だったんですけど、でもやはり準決勝に残ることはすばらしいことで、世界のトップ24に入ったわけですから、ぜひこれから準決勝でいいレースを見せてほしいなというのと、本人の中で中盤に不満な点があったみたいなんです。 そして男子棒高跳びの決勝、ここに山本選手が残っているんですね。 3選手出たうち山本選手が決勝へ進出しました。

山本選手にはぜひロンドンオリンピックの経験を今に生かしてもらって、今の練習調整の間に平常心、リラックスにつなげてもらいたいなと思います。 》特に誰が気になっていますか?》オカグバレ選手、昨日見事、女子走り幅跳びで銀メダルをとりました。 そして、ここで決勝、どんな戦いを見せるのかというのは、アドレナリン出まくりでしたが、多分、今ウォームアップエリアで出てきてると思うんですが社交辞令というか、談笑で足を止める機会は減っていますが淡々と走り、合間では携帯電話をいじりながらコーチ陣と笑顔で話したりしている。

》スタートの状態は、かなりいいように見えますね、朝原さん?》そこさえ決まれば、この選手は最後までいってしまう選手なので、決勝でバシッとスタートが決まればタイムも期待できるんじゃないですかね。 6レーン、ナイジェリアのオカグバレが登場してきます。 》ですから、ロンドンオリンピックが終わって翌年、まさに革命が起きる、そんな陸上界大会2日目、世界陸上モスクワ大会トラック・フィールド。 前回大会のチャンピオンが登場してきます。

大きな大会で、この選手は、オリンピックで走り幅跳びで銅メダルをとっているのであれなんですけれども、》シェリー−アンがいて、注目のガードナーですね。 》今、映っています、スタジアムにいる山本聖途選手です。 男子棒高跳び決勝が間もなく始まります。

高知県四万十市江川崎では、午後1時42分に41.0度の気温を観測。 岐阜県多治見の40.9度を超えた江川崎は連日猛暑が続いていて、東京・羽村市の公園で乗用車がプールの利用者の列に突っ込み、72歳の男性が死亡したほか、子どもを含む合わせて4人がケガをした。 午後3時前、羽村市にある羽村市水上公園で、乗用車が5歳の男の子が軽いケガをするなど、合わせて男女4人がケガをした。

》男子棒高跳び、練習跳躍を終えた山本聖途。 》となりますと、山本聖途は練習跳躍を行っていましたが、少し体が冷えるというのでしょうか、跳躍が終わった後に、始まるまで時間を待たされることになりますが、その辺りはどうなんでしょうか》ただ、山本君を見ていますと、自分の跳躍練習は終わっているんです。

》今回は3人で沢野選手、荻田選手と山本選手、1人決勝に残りました。 》ハードル界の歴史を変えた男、世界記録保持者、アリエス・メリット。 世界新記録保持者なんですが、今シーズンだけを見ると、世界ランキングがここにありますが、5位なんですね。 》今回予選で、各組の1位になったのが全部アメリカの選手だったんですが、非常にみんな自信にみちあふれ、ごつくて力強い選手が多かったですね。 フランスの選手ですかね?》あの髪型、ちょっと見て何か思いません?なぜか今シーズン、ドレッドヘアが多いですね。

落ち着いた表情でこの状況を待っているわけですが、バー以外の気象条件はどうですか?》女版カール・ルイス、注目のオカグバレ選手、ウォームアップを終えて招集所に向かいました。 》もう招集場へ呼ばれたんですか?》オカグバレ選手ですか?もうそっち出たんですね?パンパンとももを一つたたき、スピード練習を終えると、このようにのしのし歩きながら、まさに女版野獣のようですね。 まず世界記録保持者、アリエス・メリットが登場してきます。 世界記録保持者、7レーンに入ります、アリエス・メリット。

》今日準決勝、そして決勝の2レースです。 》メリット選手は悪いときはひざが、抜き足が下がってしまって足の先がひざよりも上がってしまうことがあるので、それが見られなければ調子がいいことになります。 》メリットのスタート、少しピクッとしながらフライングではないかというほど…。 》男子棒高跳びの決勝は13人で争われますが、その選手たちが並びました。 》そうしたアクシデントでスタートが遅れている男子棒高跳びの決勝。

》ロンドンオリンピック金メダリストのラビレニ。 2007大阪世界陸上チャンピオン。 》ロシア、地元セルゲイ・クチェリャヌ、28歳、初めての世界陸上決勝ですチェコはヤン・クドリカ。 ロンドンオリンピックも8位、ファイナリスト常連になりつつあります。 オリンピック、世界陸上通じて初めての決勝進出。 》対抗馬とすると、6レーンのウィルソン、アメリカでしょうか?》ウィルソン選手、今季世界ランキング4位ですね。 》6レーン、アメリカ、ライアン・ウィルソン、今年の全米チャンピオンです。

アメリカ勢は2人決勝進出。 第2組、デービッド・オリバー、そして、アメリカもう1人、ライアン・ウィルソン。 アメリカ勢が4人、決勝の舞台に立つかどうか。 ロシアのシュベンコフか、13秒18、向かい風0.3m。 それからウィルソンとシュベンコフが並んでいたんですが。 》オリバーとシュベンコフが並んでフィニッシュしました。 1着は手元の表示でロシアのシュベンコフが13秒17で決勝進出。 オリバー、1秒78、そしてウィルソンも順当に決勝進出。 そして女性版カール・ルイス、ナイジェリアのブレッシング・オカグバレ。

》ジーター選手も163cm、そしてシェリー−アン・フレーザーも160cmと割と小柄な選手が多いイメージだったのが、オカグバレ選手の登場でね。 》しかしオカグバレ選手は初日からずっと出突っ張りですよね。 ただ、去年のロンドンオリンピックで銀メダルに輝いています。 朝原さん、今夜、女子100mのチャンピオンが決まるわけですが、まず準決勝です。

特に朝原さん、このオカグバレかナイジェリアの選手としてメダルをとることになりますと、100mでは男女通じてアフリカでは初めての出来事になります。 》アフリカについに100m、メダルをもたらすかどうか、走り幅跳びとの二刀流、ブレッシング・オカグバレ。 》もちろんオカグバレ選手は余裕というか今大会の調子でいくと余裕で結構、体にダメージが残るんですけど、まあ超人ですから、オカグバレ選手は。 まだオカグバレには、かなり余裕があるように見える。

招集所内では一番後ろに陣取り長い足を前に投げ出して集中を高める室伏選手。 ディフェンディングチャンピオンのプライドを乗せてより遠くに投げてほしいと思います。 一番外側、9レーンにノルウェーのオクパラエボが入ります。 さて、朝原さん、今シーズン10秒台をマークしているのがイングリッシュ・ガードナー、4レーン、そして6レーンのアウレ、それから7レーンのジーターとなりますね。 》1回予選を走ってみて、自分で大丈夫と判断したのか、ジーター、アウレ、そしてガードナーは3着。

小さな、小さなグレナダを代表するキラニは》準決勝2組目まで終わって、通過条件は》ここまでプラス2名はガードナーの11秒00、それから第1組の3着に入りましたドイツのザイラーの11秒16という2人が今のところプラス2名となっています。 いよいよ最終の第3組にオリンピック連覇、もう40、50辺りからジョギングのような感じで走ってましたので、準決勝は10秒台は間違いないと思いますね。 》世界陸上、そしてオリンピックの決勝の常連、ジャマイカ、カーロン・スチュワート。

》さて、こちらのトラックには金丸祐三選手の姿が見えてきました。 》準決勝に残りましたからね、金丸選手は。 》日本の金丸祐三、これが5大会連続5回目の世界陸上です。 2大会連続の準決勝進出を決めました。 しかし、この準決勝、2年たってその成長した姿を見せたいという金丸祐三がこの後、1レーンを走る男子400m準決勝です。 世界陸上前回王者グレナダの英雄、去年のロンドンオリンピック、19歳でグレナダに初のメダルをもたらした若き超人だ。 世界陸上連覇を狙った前回大会でキラニに敗北。

マスラヒ選手、オカグバレ選手と同じジョン・スミスコーチなんですよね。 苅部さん、金丸祐三、タイムで拾われてそして準決勝進出、2大会連続となりました。 》前回大会は自分の力を出していれば、45秒中盤のタイムで決勝進出ができたわけですが?》今回も仕上がりは、そこそこ仕上がってると思いますね。 決勝進出を目指す金丸祐三。 》2013年ランキング3位、全米2位でこのモスクワに乗り込んできましたトニー・マックァイです。

》1着はマスラヒで44秒61はナショナルレコード、自己ベストをマークしてきました。 日本の金丸祐三はまだタイムが発表されていませんが、8着、間もなくタイムが発表されそうです。 日本の金丸祐三、今、タイムが発表されて46秒28というタイムでした。 今、見ていますと400mの準決勝のスタートの練習をする選手と交錯するような状況ですが、そういう状況でも、表情1つ変えずに自分のペースで跳躍できる、これは精神力も相当なものだと思います。

》一番外側、8レーン、7大会連続の世界陸上、400m準決勝に登場のクリス・ブラウンです。 》明日決勝が行われる男子400m昨日の予選で唯一44秒台をマーク、44秒92というタイムをマークしてきました。 》フランスのオリンピックチャンピオン、ルノー・ラビレニ、1回目の跳躍どうしましたか?》助走のスピードがつき過ぎて、うまく足が合わなかったですね。 この組を終えて、いよいよ決勝の8人が決まるという1レーンはコスタリカのブレネス、昨年の世界室内のチャンピオン。

いよいよ山本聖途が3回目の跳躍に入ります。 そして中京大学で室伏広治選手から世界で戦うならば、大きな体でなければということで体幹トレーニングを勧められ、肩周りと腰周りに筋肉をつけ、オリンピックから比べれば4kgは筋力アップしています。 そのオリンピックは、高校の修学旅行以来の海外ということで緊張しっぱなしでした。 今回は違います、自身を身について、体力もスピードも身につけて山本聖途が跳ぶ、越えた!5m65を3回目で成功!》本当に落ち着いていますね。

》室伏選手の友人たち、東日本大震災で被災しました石巻の中学校の皆さんたちも、このルジニキ・スタジアムに足を運んでいるんですね。 この言葉を胸に、みんなのために頑張るんだと室伏選手は言っていました。 ポーランドのジョルコフスキです、あのカナダ大会の金メダリスト、室伏を逆転しました。 》日本人初の投てきの金メダリスト室伏広治。 そしてイタリアから室伏を上回る9回目の世界陸上の出場となりました、ベテラン、ビッツォーニ。 》北京のオリンピックチャンピオンベルリンの世界陸上チャンピオン。

今、画面の方は切り替わるでしょうか、切り替わりませんか?ポーランドのジョルコフスキ、75m93cm、75mラインを越えてくる投てきを見せてきました。 そして3人目、ロシアのリトビノフモスクワオリンピック銀メダル、そしてソウルオリンピック、金メダルのセルゲイ・リトビノフの息子です。 》セルゲイ・リトビノフはジョルコフスキの投てきにあと3cmというところ、75m90cm、バーチャルでご覧いただいていますラインがありますけれども、これが現在トップのラインということで、75m90cmというリトビノフの投てきです。

続いては5人目、タジキスタンのデルショド・ナザロフです。 シーズンベストと自己ベストが同じということは今年自己ベストをマークしたということです。 》1投目、シーズンベストが出ました、78m3cmです。 室伏に続いては、イタリアのビッツォーニ。 室伏は8回目の世界陸上。 このビッツォーニは9回目の世界陸上。 このビッツォーニが初めて世界陸上に出たのがアテネ大会です。

》そのビッツォーニに続いては、ポーランドのパベル・ファイデクが出てきます。 トライアルでいい投げをしているのが、このファイデクですね。 》室伏選手は現在78m3cmで第3位です。 室伏選手の前に、今ファイデクとパルシュがいます。 上回ってくる可能性があるとすれば、このコズムスも当然名前が挙がるでしょう?この2人の80mスローで、室伏選手の心にどう火がついていくか。 1投目、ファイデクの81m、やっぱりトライアルから調子よかったですもんね。

室伏選手は現在第3位。 》しかし去年から23連勝しているというパルシュですから、あのファイデクの投てきでプレッシャーをかけられていますか。 》少し力みが出ていますか?》やっぱりローポイント、ハイポイントというのは、右足の前でローポイント、ハイポイントが左足の前、これをしっかり保っていかないと力が出ません。 》1投目でファイデクにあれだけの投てきを見せられています。 》24歳のファイデクは室伏から見ますと14歳年下です。 ファイデクの2投目は、間もなく結果が出る模様ですが80m92cmです。

》男子ハンマー投げ決勝は3投目に入っています。 自分の出番を待つ室伏広治。 》今、ルジニキ・スタジアムにジャマイカ国歌が鳴り響きました。 そのジャマイカ国歌を静かに聞いた室伏が、今、ハンマーを手にとりました。 ルジニキ・スタジアム、いよいよトラックは決勝種目が3種目始まります。 解説は法政大学陸上競技部監督、苅部さんでお伝えしていきます。

本当に疲れていればやめればいいということになりますけど、そんなことは言ってられないわけですから、ロンドンオリンピックは記録なしに終わりました。 ディフェンディングチャンピオンです。 連覇ということになりますと、97年のアテネ、準決勝も45ですからね、力が少し抜けている感はあると思いますが、》対抗馬となるのは、どの選手でしょうか?》準決勝を見る限りでは4レーンのオールグーが2012年6月25日、乳ガンと宣告されたんですが、8月のオリンピックにそのまま出場。

真ん中はオールグー選手とモンショー選手は、前半は自重していくと思いますが、そこからが勝負ですね。 》モンショー、内側のオールグー、2人とも世界チャンピオンを経験しています。 そして前回大会2011年のチャンピオンはモンショー。 》モンショーが勝ったか?最後、オールグーが追ってきた!》まだ2人ともその結果を待っている、握手をした。 》モンショー選手、体が少し立ってしまっているので、力が少し上にいってしまいましたね。

実に2005年のヘルシンキ大会以来8年ぶりにアメリカ勢が4人決勝に残った8レーンに世界記録保持者、アリエス・メリットが登場します。 メリットが世界陸上初めてのメダル、そして金メダルを目指していきます。 苅部さん、いよいよ男子110mハードル決勝、メリットが準決勝の結果によって8レーンに入ります。 》準決勝はトップのタイムで通過してきた、地元ロシアのシュベンコフです。 》ディフェンディングチャンピオンリチャードソン。 》世界記録保持者、世界陸上の金なるか、メリットです。

》オリンピックチャンピオンが3回目の跳躍でメダルの中に入れるかどうか。 普通、あの失敗で残り1回になると全部持っているものをはき出してやるんだみたいな形になるんですが、彼はちゃんとリズムをとってやっているんですよね、助走のところが、ここが世界チャンピオン、》室伏選手が、いよいよ投げるようです。 昨年のロンドンオリンピックで6位に入った実績がメリッチをひと回り大きくしました。 しかし、今銅メダルラインに位置しているのがメリッチ。

》アメリカ勢が私は準決勝のときには2人と申し上げましたが、3人とも決勝に行きましたので、一歩抜きん出ているなと思うのはフレーザー−プライス選手ですね。 》準決勝でちょっと重たそうだったんですが、》これが4大会連続決勝進出のカーロン・スチュワートです。 アフリカ勢がメダル獲得となればこの種目、世界陸上、オリンピックを通じて史上初の快挙です。 世界陸上では、男女通じてアフリカ勢がこの100m、スプリントでメダルをとったことはありません。

オリンピックチャンピオン、ラビレニ、モスクワ世界陸上で優勝ならず。 》その瞬間、ドイツ、ラファエル・ホルツデッペ、初めての世界陸上優勝!ロンドンオリンピックは、最後ラビレニに逆転されまして銅に泣いたホルツデッペ。 》世界陸上で初めて男子ハンマー投げのメダルをチェコ勢が獲得しまルーカス・メリッチ、最後はちょっと足下が泳いでしまいました。 残るはパルシュとファイデク、金メダルをめぐる攻防です。 》いや~、びっくりしました!》1投目に投げたファイデクの81m97がそのまま優勝。

そして、びっくりはアウレ選手がアフリカ勢初の銀メダリストになった、これは世界がまた変わりましたね。 》そして男子の棒高跳びなんですけど山本聖途選手が見事、6位入賞になりました。 その山本選手が今インタビューゾーンに来ているという話です。 オリンピック、世界陸上通じて自己最高成績6位、本当に見事だと思うんですけど、いかがでしたか、今回?》素直に、すごいうれしいです。 結局2007年の大阪大会から3大会、金メダルを獲得しておりますのでこれで4大会連続の金メダリストになりました。