恋愛ラボ ♯12

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それに相談が増え過ぎても大変だから新聞用の投書箱を作ろうと思うの。 もし学校側にバレたら最悪新聞部だけに罪を着せることだってできる。 えっ?大会事務局へ掛け合ってくれたでしょ?同好会でも夏の新聞コンクールに参加できるように。 もっともっと恋愛研究して記事にしてもらわないと!結論出てるじゃねぇか。 私走ってきます!なんで男子ウケする黒髪ストレートロングのなびかせ方の屋外練習ですわ~!ふぅ~。 恋愛研究がやっと形になるんです。

≪この意気地なし~!あっ!私も今日書類を届けに行くんです。 ≪このウルトラ意気地なし~!では私は書類を出してきますから。 ≪リコのうそをまったく疑ってないのかな≪ちょっと聞いてみるか≪あら?私…今密室に男子と二人っきり?あのさ…。 ひゃあ!なんと庶民的な触り心地!トレビア~ン!ううっううっううっ!≪すげぇかわいいけどすげぇ変な子だ!もしかして男子が苦手とか?はっ。 まあ面倒見がいいっていうか友達甲斐はあるよな。 雅臣さんこちら来週から来ることになった真木夏緒さん。

だから何?はっ!帰りま~す!≪何?この異常な敵意は体験していけば?えっ?このクラスはレベルが高いからいろいろ準備がいるだろうし。 ≪この人男子だから怖いんじゃなくて単に性格が悪い人だ!真木さんの家庭教師はどの辺りまで…。 悲しみで元から悪い性格に一層磨きがかかりその「私は分かってる」と言わんばかりの同情丸出しの顔はなんだ?若者の心の痛み大人は分かってくれないんですよね。 モ…モテモテ?倉橋が?なんだよそのガセ。 裏新聞の件ですが秘密裏に進めるためには臨時新聞を作ってもらおうと思うんです。