サワコの朝【千住明▽ドラマ名曲生む作曲家】

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この番組のまとめ

では早速ですけれども千住さんの今でも記憶に残っている一曲を選んでいただくとすると?これはね雪村いづみさんの「私は泣かない」っていう曲ですけど第1回東京音楽祭グランプリなんですよ。 でももう今や千住さんはほんとにたくさんの映画音楽コマーシャル音楽ドラマのテーマソング…つまり自分が作った曲をどこかに発表するっていうんじゃなくて依頼を受けて作るっていう。

大河の「風林火山」のときはもう「迷いのないのを1個持ってきて」って言われたんですよ。 僕はねオーケストラしか使わないっていうことをまず決めて特に「風林火山」ですから正統派の大河ドラマ戦国時代のね。 正統派の武田信玄ですからね。 「なんかドラマチックなものは感じるんだけど」って。 まあだからメロディーラインをねちょっといろいろなやっぱり…これは僕らメロディーをちょっといじったりもするんですけどその作業をやったんですよ。 メロディーの中って物理の法則が成り立っているんですよ。

日本画家である兄の博さんは世界的な美術展ヴェネツィア・ビエンナーレで賞を得るなど国際的に活躍しています。 ちょうど真理子がデビューしてから12歳でデビューしてからなんですけど25年間は僕も兄貴も「千住真理子のお兄さん」って言われ続けるんですね。 その千住真理子のお兄さんって言われているときっていうのは嫌ではなくて…。 嫌ではなかったんですか?むしろ僕ら三人で千住真理子だったんですよ。

だから自分の学校にない慶應義塾にない学部なら許しませんよっていう。 千住さんの作曲なさる音楽で僕これ癖だなって思うことってなんかあるんですか?いや~自分じゃ分からないですね。 メロディーラインっていうのはもちろんいちばん大切なものですけどもその土台作りにいちばん時間かけてますね僕は。 割とね音楽ってねだから目に見えないから随分ほんとに戦時中はプロパガンダで使われたりとか心理学的に拷問で使われたりとかね。 自分を…まあ真理子も博も自分のものを作ってるじゃないですか。