こちらのお方は江戸の深川で俳諧をやってらっしゃる有名人な松尾芭蕉というお方でしてこの度は東北の方をですねまわりつつ俳諧を広めていこうという旅をしているところなのでございます。 こちらのご主人もかなりの俳諧好きでございますゆえおそらく話したがるだろうと思います。 人間の心情?呼び捨て?ああ…松尾芭蕉様です。
私この家の主人桐谷伊右衛門と申します。 こちらが息子の伝兵衛です。 私は伝兵衛さんが好き!余計なことは言わなくてもいい!いやいやいやいやとてもすばらしいことですな。 ところで芭蕉殿我々はしばしば遊び半分で俳諧を楽しんでおりましてな。 そこで一度芭蕉殿のような立派な俳人にご指導願いたいなと。 芭蕉様にお手ほどきを受けて損なことはございません。 時に芭蕉殿この会は何を主題にしてまいりましょうか?それでは皆様今回は若葉を主題にお考えください。
芭蕉様さあさあこちらです。 松尾芭蕉パンチ大変お待たせいたしました。 伝兵衛さん今告白とかやめてよ。 どうぞ伝兵衛さん。 私の若い葉っぱが…食べたいのかい?芭蕉殿!私はそんな思い…そんな思いはしてないです。 私も伝兵衛に負けていられませんな。 三木助さんも出来てらっしゃるんですね。 三木助君どういう意味で?えっ?っていうことだよねっていうこと。 三木助さんは生命の誕生の根源を句にして詠まれた。 ぜひ皆様どうか松尾の一門にお入りください。