緊急生中継!さよなら国立競技場

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この番組のまとめ

56年間の長きにわたり、スポーツの名場面を見守ってきた東京国立競技場の歴史に幕が下りようとしています。 懐かしい思いとともに見上げる方、そして、この国立競技場と別れを惜しむたくさんの歴史を見守り続けてきたこの国立競技場、最後の聖火が消え、歴史に幕を下ろすその瞬間を国立の空に五輪を描いた壮絶な物語。 現在、国立競技場では栄光の名場面をその聖火が消える瞬間、刻一刻と迫ってきています。 1958年にでき上がった東京国立競技場。

1963年3月、アジアで初めて開催される東京オリンピックを翌年に控え、日本中が熱気に包まれていました。 オリンピックの年、1964年だけで米軍機10機、自衛隊機複数が墜落人口の密集する東京上空で、万が一トラブルが起きれば日本の威信をかけ、手探りの訓練が浜松で始まりました。 前代未聞のミッションを託された航空自衛隊ブルーインパルスの5人。 運命の1964年10月10日、東京オリンピック開会式当日。 そして各国選手団の入場行進が行われていた国立の上空に五輪を描き始めるよう指定された時間は15時10分20秒。

ところが、ブルーインパルスを待つ国立競技場では思わぬ事態が起きていました。 1964年10月10日、国立競技場では、選手宣誓が予定より3分遅れ15時11分に始まっていました。 国立競技場はこの瞬間、世界にその名を轟かせる世界の国立になったのです。 それから半世紀…国立競技場は、数え切れない感動を私たちに見せてくれました。 関根さん、今ご覧になられた国立競技場が起こした奇跡、たくさん印象的な場面がありましたけれども。 ただ、自分はこの国立競技場で抜かれて銅メダルになったんですよ。