御嶽山の噴火から間もなく丸2日となるわけですが今なお山頂付近では心肺停止と確認された人たちが取り残されている状況です。 自衛隊、県警は今朝から山頂付近で心肺停止状態となっている27人の救助活動を続けています。 今日はおよそ540人で救助活動に当たっていて地上から消防、自衛隊の救助隊が向かったほか、午前7時半頃には自衛隊のヘリコプターで御嶽山の山頂付近に隊員を下ろし心肺停止状態の人の救出活動を続けている。
役場によりますと、自衛隊のヘリで救出された登山者は木曽町にある松原スポーツ公園に降ろされた後、こちらの小学校まで陸路で運ばれてくるとのことです。 小学校に搬送された後は警察が検死を行い死亡が確認された後、遺体収容所として安否不明者の家族を呼ぶなどするということで警察が身元の確認を急いでいます。 救助活動は警察と消防、自衛隊の合わせて540人の態勢で今朝6時半から始まり、大型ヘリで山頂付近に隊員を送り込んだほか地上からも救助部隊が山頂に向かいました。
総理周辺によりますと状況が動いているため直近の状況を確認した上で安倍総理は午後の所信表明演説の冒頭で、御嶽山の噴火について何らかの発言をすることにしているとのことです。 政府は今回、御嶽山の噴火を受け危機管理センター内に情報連絡室を設置し、その後、徐々に人的被害の大きさが明らかになってくるのに合わせて鑑定連絡室、官邸対策室と組織を格上げしてきました。 損害保険大手の損害保険ジャパン日本興亜によりますと御嶽山に登山していた社員数名と連絡が取れていないということです。
御嶽山の火山活動、今後どうなるのか、火山の研究者らは今回と同じ程度の噴火が起こる可能性がありその際には大きな噴石に加え火砕流への警戒が必要だと指摘しています。 火山の研究者などで構成される火山噴火予知連絡会の臨時の会合は昨日夕方から気象庁で開かれた。 会合には藤井敏嗣会長ら20人が出席し、御嶽山の現在の火山活動や今後の見通しなどについて最新の観測データや現地に派遣した気象庁機動調査班の報告などをもとに検討を行った。
御嶽山上空、たった今、自衛隊の救助ヘリが到着しました。 北西の位置、平らなところになっていましてそこに今、自衛隊の救助ヘリが到着しました。 画面のちょうど中央には黄色い担架に乗せられた登山客、そして自衛隊、警察など救助部隊が下で待機しています。 そして画面左側には自衛隊の救助ヘリがもう間もなくこの付近に到着します。 山頂付近から少し北西に下がったところ平らな地形になっていましてそこに自衛隊の救助ヘリが今、到着します。 自衛隊、そして警察の救助部隊らが担架を運んでいきます。
自衛隊の隊員がヘリコプターから出てきました。 画面中央、救助ヘリが停まっていまして今、1つの担架が運び込まれました御嶽山山頂付近では懸命な救助作業が行われています。 グラウンドでは自衛隊員が手を挙げてヘリコプターに向かって合図をしています。 今、登山者らを乗せたと見られる自衛隊のヘリコプターがプロペラのすごい音が、こちらの方にも響いてきました。 間もなく登山者らを乗せた自衛隊のヘリコプターが着陸します。